リーマンショックで巨万の富を得た男、ジョン・ポールソン。ウソような本当の話として映画化もされました。
その映画の一幕に注目すべきセリフがある。もともとリーマンショックはなぜ起きたかというと、サブプライムローンというリスクの高い債券を投資家に買ってもらうため優良な債権と抱き合わせで販売していたのです。中身が分からないように…
日本でいう福袋みたいなもんです。あれって、不良在庫を処分するためのイベントでしょ。個人的には詐欺に近いと思ってます。
その福袋を債券でやったのがサブプライムローンです。
ジョンポールソンはそのウソを見抜いた。そして映画の中で次のように言っています。
(実話に基づいた言葉です)
アメリカはウソにまみれている。
それは金融に限らない。
政府も教育も宗教も食べ物も
スポーツの世界までウソにまみれています。私がウソを許せないのは、
それが人を苦しめるからでも卑劣だからでもありません。許せないのは、この1万5000年の間、
ウソつきや愚か者が物事を成功させたためしがないからです。結局、ウソをついたものは失敗に終わるのです。
みんなそれを忘れてる。
深い言葉です。人間はピンチを迎えるとどうにかして、それを乗り越えようとします。でも、解決法が見つからない時、最悪はウソをついたり人を騙して解決しようする。
この世は資本主義。お金で世の中が回っている。だから企業も人もお金がないとピンチになる。
そして追い詰められると、ウソをついたり人を騙して解決しようとする。でも、それは結局上手くいかないというのがこの世の真理。リーマンショックでそれを学んだはずなのにアメリカはまた同じあやまちを犯そうとしている。というか、すでに犯している。
あなたも報道ベースで知っていると思います。
「アメリカ債務上限・デフォルト問題」
米国の債務は、過去10年間増え続けています。現在は31.7兆ドルとなっています。アメリカでは政府債務に上限額が設けられています。現状は31.4兆ドルですでに越えています。
そこで、債務上限を引き上げる必要がありますがが、政治的対立でそのメドが立っていないのです。それをなんとか特例措置でしのいでいるのが現状。
しかし、その効果も尽きて、アメリカ政府が資金不足に陥ってしまうと騒いでいるのです。これに対してバイデン大統領は次のように言っている。
「アメリカ国債がデフォルトに陥ることはない」
と改めて強調しました。さらに…
「アメリカは借金を踏み倒す国ではありません。これまでも、これからもデフォルトには陥りません」と言っている。
「ほー。根拠は?」
とツッコみたくなる会見でしたが(笑)
アメリカは以前、2011年に一時的に債務不履行に陥ったことがあります。この時、株式市場は大暴落。世界中のマーケットが混乱しました。
あれから12年。ジョンポールソンの言葉を思い出します。
「結局、ウソをついたものは失敗に終わるのです。」
国民にウソをつき問題を先送りしてきただけのアメリカが今度こそXデーを迎える可能性はかなり高いです。
そうなると市場はどうなるのか?株価は?為替は?これを儲けのチャンスにするのはどうしたらいいのか?
答えはここにあります。
