トレード

僕がトレーダーを目指した理由は世界一、身軽な職業だからです。

トレード

いま、世の中は激動の時を迎えています。その主役は何といってもAIだと思いますが、よく囁かれているのはAIに仕事が奪われるとか。

AIに仕事は奪われ、年金は崩壊、僕たち世代の年金額は月5万円ほどになるとも言われていますし、掛け金以上に貰えないのは、ほぼ確定的。

格差はどんどん広がり、これから外国人労働者が入ってくる。一体、自分の収入はどうなってしまうんだろう…これが多くの人の得体の知れない不安要因だと思います。

一方で、あの堀江貴文さんなんかは、AIにより僕達はもう働かなくてよくなる、そう言っています。生活のためだけの仕事はロボットがしてくるようになるので僕達はこれから好きなことをして暮らせばいいと。

一体、どっちを信じればいいのか?働かなくてよくなるなら、わざわざ収入を上げるための努力はしなくていい。でも、それって本当だろうか?もし、そうじゃなかったら大変なことになるんじゃないだろうか…

そんなふうに考え出すと、ますます闇は深まるばかり…

そこで僕はこう思います。そんなことを考えたり悩んでいても、ほとんど意味はない。だって、未来のことなんか誰にも分からないから(笑)

でも、たった一つだけ言えることがあります。僕は、これが限りなく正解に近いと思っています。それは…

できるだけ身軽にしておくということ。

身軽

どんな時代が来ても、それに対応できるように身軽にしていく。意味が分かりませんか?じゃあ、ハッキリ言っておきます。資本主義社会において身軽にしておくというのは、負債を背負わないということです。

早い話、借金をしない。もし、借金があるのなら今のうちになくしておく。これが、この激動の時代を生き抜く、最善策だと僕は思います。

例えばあなたの今の仕事をAIに奪われたとしましょう。堀江さんの言う、遊んで暮らせる時代までは、まだしばらく掛かりそうだと。

すると、その間、やっぱり働かなきゃいけません。ここで借金があると、その借金の額に収入(仕事)を合わせなければいけません。

そうなると、選択肢は一気に狭くなるし、基本的に同じ条件で雇ってくれるところはありません。

ひとつのモデルとして、住宅ローンに月10万円、ボーナス払い20万円、その他に車のローンは5万円なんて家庭があったとしましょう。

おそらく、これぐらいの借金がある家庭は月収で40万円以上なきゃいけませんよね。けど、中途採用でこれだけの金額をくれる会社が今どき、あるでしょうか?ボーナスにいきなり20万円くれる会社があるでしょうか?おそらくないでしょう。

でも、借金がなければ仮にリストラにあったとしても、20万円もあれば、とりあえず生活できるわけだから、仕事は選び放題ですし、なんならアルバイトでもいいわけです。

借金があると、ほとんど身動きが取れない。会社を辞めたくても辞められない理由のナンバー1も借金です。

僕がトレーダーになろうと思った、最大の理由はここにあるんです。トレーダーは世界一、身軽な職業。事業と違って稼ぐのに必要なものは何一つない。事業であれば、事務所を借りて、従業員を雇わなければいけないし、それ以外にも色々必要になってくる。

これ、ぜんぶ借金なんです。事務所の家賃は一時的に借りて返済義務があるので借金と同じ。従業員は労働力を一時的に借りて給料という形で返さなければいけない。返済義務があるので、これも借金と同じこと。

会社を持つ、事業をするということは、思ったよりも重荷になります。また借金とは違いますが、「義務」を減らしておくことも大切だと思います。

「これをしなければいけない」ということがあれば、これも借金と同じで身動きが取れなくなる。ビジネスにはこれが多いんです。あれもしなきゃならない、これもしなきゃならない…こうなると変化の激しい激動の時代を乗り切るのは極めて難しくなります。

身軽

出来るだけ身軽に。20年前は色々背負っても良かったんです。10年、20年変わらない確約のようなものがあったから。だから借りれるだけ借金しろ!なんて教えもあったわけです。

けど、もう時代が違う。来月、どうなっているか分からない時代です。そんな時代に借金や義務があるだけで、命取りになる場合がある。だから、出来るだけ身軽になっておくことが大切だと考えています。そして、そんな時代にピッタリなのが、トレーダーという生き方です。

トレーダーが絶対にやらなければいけないのは、毎年3月の確定申告だけ。義務はこれだけです。世界一、身軽な職業です。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!