トレード

トレードのきびしさからトレードで勝つポイントまで。この記事を読めばトレードのイメージが変わると思います。

トレード

もともと僕は単純にお金持ちになりたくて、家族に贅沢な暮らしをさせてあげたくてインターネットビジネスをはじめました。別に世の中を良くしたいとか、何か特別、やりたいことがあって起業したわけではなく、動機はお金でした。

だけど、僕の師匠はこう教えてくれたんです。

僕の師匠
僕の師匠
あっ無理無理!この国では事業じゃお金持ちにはなれないから

確かに元ZOZOの前澤さんのように、とんでもない資産を持つ実業家もいます。だけど、それはほんの一握りで、それこそ宝くじに当たるよりも低い確率かも知れない。

そうではなく、何かビジネスでお金持ちになろうとしても、ほぼ不可能。なぜなら、日本の税制度がお金持ちを出さないようにしているからです。

日本の税制度は・・・
・法人税30%
・個人所得税55%
(最高税率)

こうなっています。つまり、頑張って年収1億とっても、5,500万円は国に持っていかれ4,500万円しか残りません。はっきり言って狂ってます。借金の利息より高いっておかしいでしょ(笑)

日本では、やっても、やっても税金が増えるだけ。自分の収入は、まったくと言っていいほど増えないんです。それこそ前澤さんの如く、狂ったように稼がないと意味がありません。

確かにヨーロッパなどでは、もっと税率の高い国もいくつかあります。だけど、そういう国と日本の決定的な違いは、国民に還元されているってことです。

社会福祉がしっかりしていたり教育が無償化されていたり…だから税率が高くても、みんな満足しているんです。でも、日本で増税されても、官僚たちのマッサージチェアが増えて政治家の晩ご飯が豪華になるだけ。

僕達、庶民には一切還元されません。そのこともコロナで顕在化しました。戦後最大の未曾有の事態で国民に配られた給付金はたったの10万円です。一方、政治家や官僚はいつも通りのボーナスを満額頂いています。そんな状態がもう2年も続いているんです。

まあ、でも文句を言っても仕方ない。そこで、この状況からお金持ちになる方法を見出さないといけないわけですが方法は3つしかありません。

日本でお金持ちになるたった3つの方法

まず、一つ目が日本を出ていくってこと。現に僕の友人も数名、すでにシンガポールや
マレーシアや香港へ移住しました。

二つ目が税制度を自分で変えるということ。自分が政治家になって、政権をとり、仕組みそのものを変えてしまう。一番ハードルが高いですが、まあ、無理じゃありませんよね。

そして三つ目!
僕が舵をきったのは、ここです。当時は日本を出る勇気もなかったし、ましてや政治家になろうなんて思うはずもなかった。だけど、ここなら「できる!」と思ったんです。そう、それが投資を行うこと。

投資の収入は一般の累進課税とは異なり分離課税なので一律で20%と決められています。だからどれだけ稼いでも20%まで。(正確には20.315%)

欧米での成功者は、必ずみんな逆算思考を持っています。出口から、物事を考えるってことです。僕はその思考法を師匠から徹底的に叩き込まれた。何をするのしても、まず出口から考える。

自分の所得を考えた時、出口は「税金」です。稼いだ分から税金を引いた額が収入になります。そう考えた時、55%引かれる事業を行うのか?それとも20%引かれる投資を行うのか?どっちがお得かというと小学生でも分かると思います。これが僕がトレーダーになろうと思った瞬間です。

トレーダーの一番の利点は「身軽」だということ。

いま、世の中は激動の時を迎えています。その主役は何といってもコロナとAIだと思いますが、コロナはいったんおいといて…よく囁かれているのはAIに仕事が奪われるとか。

AIに仕事は奪われ、年金は崩壊、僕たち世代の年金額は月5万円ほどになるとも言われていますし、掛け金以上に貰えない可能性さえあります。

格差はどんどん広がり、これから外国人労働者が入ってくる。一体、自分の収入はどうなってしまうんだろう…これが多くの人の得体の知れない不安要因だと思います。

一方で、あの堀江貴文さんなんかは、AIにより僕達はもう働かなくてよくなる、そう言っています。

生活のためだけの仕事はロボットがしてくるようになるので僕達はこれから好きなことをして暮らせばいいと。

一体、どっちを信じればいいのか?働かなくてよくなるなら、わざわざ収入を上げるための努力はしなくていい。でも、それって本当だろうか?もし、そうじゃなかったら大変なことになるんじゃないだろうか…

そんなふうに考え出すと、ますます闇は深まるばかり…

そこで僕はこう思います。そんなことを考えたり悩んでいても、ほとんど意味はない。だって、未来のことなんか誰にも分からないから(笑)でも、たった一つだけ言えることがあります。僕は、これが限りなく正解に近いと思っています。

それは、、、
できるだけ身軽にしておくということ。

どんな時代が来ても、それに対応できるように身軽にしていく。意味が分かりませんか?じゃあ、ハッキリ言っておきます。資本主義社会において身軽にしておくというのは、負債を背負わないということです。

早い話、借金をしない。もし、借金があるのなら今のうちになくしておく。これが、この激動の時代を生き抜く、最善策だと僕は思います。

例えばあなたの今の仕事をAIに奪われたとしましょう。堀江さんの言う、遊んで暮らせる時代までは、まだしばらく掛かりそうだと。すると、その間、やっぱり働かなきゃいけません。

ここで借金があると、その借金の額に収入(仕事)を合わせなければいけません。そうなると、選択肢は一気に狭くなるし、基本的に同じ条件で雇ってくれるところはありません。

ひとつのモデルとして、住宅ローンに月10万円、ボーナス払い20万円、その他に車のローンは5万円なんて家庭があったとしましょう。おそらく、これぐらいの借金がある家庭は
月収で40万円以上なきゃいけませんよね。

けど、中途採用でこれだけの金額をくれる会社が今どき、あるでしょうか?ボーナスにいきなり20万円くれる会社があるでしょうか?おそらくないでしょう。

でも、借金がなければ・・・

仮にリストラにあったとしても、20万円もあれば、とりあえず生活できるわけだから、仕事は選び放題ですし、なんならアルバイトでもいいわけです。

借金があると、ほとんど身動きが取れない。会社を辞めたくても辞められない理由のナンバー1も借金です。僕がトレーダーになろうと思った、最大の理由はここにあるんです。

トレーダーは世界一、身軽な職業。

事業と違って稼ぐのに必要なものは何一つない。事業であれば、事務所を借りて、従業員を雇わなければいけないし、それ以外にも色々必要になってくる。これ、ぜんぶ借金なんです。

事務所の家賃は一時的に借りて返済義務があるので借金と同じ。従業員は労働力を一時的に借りて給料という形で返さなければいけない。返済義務があるので、これも借金と同じこと。

会社を持つ、事業をするということは、思ったよりも重荷になります。また借金とは違いますが、「義務」を減らしておくことも大切だと思います。

「これをしなければいけない」

ということがあれば、これも借金と同じで身動きが取れなくなる。ビジネスにはこれが多いんです。あれもしなきゃならない、これもしなきゃならない…こうなると変化の激しい激動の時代を乗り切るのは極めて難しくなります。

出来るだけ身軽に。

20年前は色々背負っても良かったんです。10年、20年変わらない確約のようなものがあったから。だから借りれるだけ借金しろ!なんて教えもあったわけです。

だけど、もう時代が違う。来月、どうなっているか分からない時代です。そんな時代に借金や義務があるだけで、命取りになる場合がある。

だから、出来るだけ身軽になっておくことが大切だと考えています。そして、そんな時代にピッタリなのが、トレーダーという生き方です。

トレーダーが絶対にやらなければいけないのは、毎年3月の確定申告だけ。義務はこれだけです。世界一、身軽な職業です。

トレーダーの良いところばかり見てはいませんか?

トレーダーの良いところを挙げるとキリがありません。他にも沢山あります。経費がまったく掛からないとか、時間に追われることがないとか。スマホだけでも出来るとか。
まあ、だいたいが世間一般で言われることかも知れませんが。

そして、あなたも、そんな言葉“だけ”を信じてトレーダーという職業に夢を抱く。スマホひとつで旅をしながら時には海辺で、時には布団の中で、サクッとボタン一つで何百万も稼ぐ。ストレスは一切なく、わずらわしい人間関係に縛られず、自由な毎日を過ごしている…そんなイメージ。違いますか?

その通りではあるのだけど、トレードの裏の部分を多くの人は見ていない。万物には必ず表と裏があり、良い部分もあれば悪い部分も必ずある。

トレードというものをひっくり返して裏をみようとする人は少ない。僕が尊敬して止まない世界一のトレーダー、ラリー・ウィリアムズ氏は著書の中でこう言っている。

「私は70才を過ぎた今も、忌々しい市場の魅力から離れられないでいる」

この一行に、トレーダーという生き方のすべてが凝縮されていると僕は感じた。“忌々しい”の意味を辞書で引くと次のように書いてある。

不吉なものや、けがれを避けて慎む意味。そのままほうっておくと、とんでもない結果を引き起こすことになる。非常に腹立たしく感じる。しゃくにさわる。

トレードとは、まさにこの言葉通り。そして、ラリーが言うように、この状態から離れられなくなる、悪魔のような金儲けなのです。

まさにギャンブル依存症に近いのですが、ギャンブル依存症と違うのは、ギャンブルの場合、多くの人は、そこから抜け出す方法を考える。

何とかしてギャンブルをやめようと考える。しかし、トレーダーは、やめようとは一切考えない。やめるのではなく、打ち勝つ方法を模索する。これがトレーダーの裏の顔。

これを聞くと、だいぶイメージが変わってくるのではないだろうか。だから僕はいつも言うんだけど甘い世界じゃないよと。

ちょっとやってやめる人とか、自分の失敗を人のせいにする人とか、そういう人は絶対にトレーダーにはなれません。

そうじゃなく、何が何でも絶対にトレーダーになりたい!トレーダーの裏の部分を知ってでもなりたい!全身全霊を掛けて打ち込みたい!そういう人“だけ”が先に進める世界。

やっぱりこれぐいじゃないとなれないから。何事もそうだけど、真剣じゃないと無理ですよ…ちょっとやって成功するとか、片手間で結果を得るとか、あり得ないと思う。

何かを手にしたいなら、そのことだけを考える。普段の仕事と寝てるとき以外は、そのことに集中する。熱意をもって努力すれば、返ってくるものは、どんな金儲けよりも大きい。

人生は自分がやっただけのことしか返ってこない。

短期集中!一気にやってしまうと成功率は上がる。

トレーダーになるのは、はっきり言って厳しいです。甘々な意識では、すぐに挫折するでしょう。

でも僕はこう思います。ビジネスにしても普段の仕事にしても何をするにしてもですが…真面目に真剣に熱意をもって取り組まないと結果は得られません。

だったら・・・

どうせ、真剣に取り組むのなら、どうせ、本気で人生を掛けるのなら…もっともリターンの大きいことへチャレンジしてみませんか?と。

トレーダーになるという目標は、確かにハンパじゃありません。いっときは、これだけに集中しなきゃいけません。だけど、それで得られるギフトも最大級。自由な時間、自由なお金、自由な人生が贈られてきます。

下記の言葉は先ほども使わせて頂きましたが偉大なるトレーダー、ラリー・ウィリアムズ氏が父親から頂いた言葉だそうです。僕はホント、その通りだと思ったので僕も自分の息子に同じ言葉を送りました。

“人生は自分がやっただけのことしか返ってこない”

当たり前でシンプルで間違いのない言葉。だけど、現代人はどこか忘れてやしないだろうか?だから多くの人は、「簡単に」とか、「すぐに」とか、そういう類のものに飛び付く。そんなことで得られるものは、魚のエサにもならないというのに。

僕は最近、ホントに思うんだけど、人生なんて一ヶ月もあれば簡単に変えられると。でも、ここで言う「簡単に」というのは多くの人が想像するような魔法のツールではない。

一ヶ月、短期集中でそのことだけに取り組んでみる。全身全霊をかけ、24時間、そのことだけを考える。これで突破できないことはない。トレードも同じで、短期集中で一気に学んでしまった方が絶対に成功率は高いと断言できる。

ダイエットもお金稼ぎも、無理しない程度にゆっくりと…なんて言っている奴に限って上手くいかない。

なぜなら、長期になれば、それだけヤル気も失せるから。モチベーションを長い間たもつ方が難しいから。だから、やろうと思った時に、短期集中でやってしまう。これが、最大の秘訣

トレードの世界は戦場そのもの。

トレーダーはどこまで行っても自己責任が大原則。これを絶対に忘れちゃいけない。「あの人が言っていたから…この意見は間違いない!」ではなく、あの人はなぜこう言っていたのか?を自分なりに情報を精査し検証し決断して実行する。

トレードはどこまでいっても、このプロセスの繰り返しです。つまり、これが出来ない人は
早かれ遅かれどこかで退場となります。例えば最近また盛り上がってきた仮想通貨市場。

未だに、あちらこちらで著名な方が仮想通貨の将来的な価格予想を発信している。有名どころで言えば、あるIT企業の社長さんはBTCが600万円の時、「BTCは軽く1000万円をこえてくる」とtwitterで発言した。これにより多くの人が、BTCを600万円近辺で買ってしまった。そして結果、大暴落…

が、彼は1%も悪くない。

悪いのは彼の本当の真意を読み取ろうともせず、うわべだけの発言を聞いて購入した本人。もっと言えば、他人の意見に判断を委ねるという投資に対する姿勢そのものが悪いと言えます。

納得がいかないのなら、彼を提訴してみてください。世界中、どこの裁判所で何回裁判を行っても絶対に勝ち目はありません。トレードとはそういうもんだから。2000%自己責任の世界だから。それはトレード、投資というものの、本当の意味を考えればすぐに分かります。

投資とは、価値の先送りです。いまある資産の価値を減らさず将来へ先送りすること。しかし、ここでいう「将来」に定義はありません。1秒後かも知れないし、20年後かも知れない。

もし、仮に僕が…「ドル円は上がる」と言ったとして、それを信じて買った人が大損したとします。

だけど、僕の言い分はこうです。
「僕が言った1秒後には上がっていたよ!」
「いや、100年後には上がってる!」

他人の意見に判断を委ねるということは自分の将来を他人に委ねるということです。バフェットはずっとビットコインに否定的でした。何も生み出さないと言っていました。

これを信じてビットコインを買うのをやめたとします。しかし20年後、ビットコインは100倍になったとします。誰が責任を取るのか??きっとバフェットはもう生きてません(笑)

トレードは2000%自己責任。これが理解できない人が増えていますが、これは僕たちにとって、こんな嬉しいことはありません。

なぜなら、トレードとは究極の個人戦だから。自分の行動に責任も取れない人が増えれば、こんな楽な戦いありません。あなたがトレードの世界へ足を踏み入れるということは明日から僕とは敵同士です。

「そんなこと言わずに助けてくださいよ」

と言うかも知れませんが、その甘さは一体どこから来るのでしょうか?相変わらず、メールやLINEでタダで質問をしてくる人が大勢います。

一応、僕もアドバイスはします。だけど、そのアドバイスを信じるのでしょうか?敵かも知れない僕のアドバイスを真に受けるなんてどうかしてます。

助けて欲しいのならお金を払ってください。お金を払ってくれた人は大切な仲間として僕も色々教えます。冷たいようですが、これが現実です。タダで教えてもらおうとか、助けてもらおうとか。その甘ったれた姿勢でいるうちは投資の世界で勝つことは絶対に出来ません。

トレードの世界は戦場ですよ。ヘッジファンドや機関投資家があなたの財布を狙っている戦場です。そんな戦場で他人の意見を真に受けているとカモられておしまいです。だって、みんな敵ですからね!当たり前の話です。戦場で敵か味方か分からない人に…

「僕はどっちへ行けばいいですか?右ですか左ですか?」

なんて聞くバカはいないでしょ(笑)だけど、いま日本では、みんなそれをやってるんです。はっきり言ってバカでしょ…

だから海外の投資家はみんなこう言ってます。
「出口は日本にしよう」と。

なめられてるんです、日本人は。バカにされているんですよ、日本人は。FXの世界では、夕方17時から夜23時ぐらいまで道端に財布が落ちていると言われています。

その意味、分かりますか?

日本のサラリーマンや主婦が、活発にトレードする時間帯だからです。この時間帯にトレードを行えば、楽勝で勝てると思われているんです。日本人の財布を海外投資家が奪い合っている。そんな状況です。

強さは「守り」に比例します。

FXやCFDに限らずトレードの世界は弱肉強食。まさに“金融サバンナ”の世界です。百獣の王ライオンがいます。トレードの世界で言えば機関投資家ですね。

一見、かわいく見えて、実はライオンも恐れるというキリンもいます。トレードの世界で言えば、何とかファンドかも知れません。

その他にも、ヒョウにカバにじっくり敵を待ち構えるワニとか、玉砕覚悟で突進してくるバイソンとか…とにかく強敵ぞろい。

あなたは、そんな中で生き残り、そして利益をあげていかなければいけません。そう考えた時、まず何を考えればいいか?ライオンを一発で仕留める方法ですか?それとも、キリンの首を狩る方法ですか?

それよりもまず、自分の身を守る方法を考えませんか?

トレードもまったく一緒なんです。トレードで失敗する人のほとんどは、儲けることしか考えていません。サバンナで言えば、ライオンを仕留めたりキリンやトラを一発でやっつけようとします。

でも、彼らはあなたの何倍も経験があります。サバンナを知り尽くしています。仲間も沢山いるでしょう。そこにいきなり立ち向かっていっても結果は見えていませんか?はっきり言って無謀です。いや、頭がイカれています。

だけど、いま日本の投資教育というか、トレード手法は、こんなことばっかり教えてるんです。だから、日本人は世界中からカモにされているんです。

でも、これって悪いのはどっちでしょ?日本人を狙う世界中のトレーダーですか?それとも、イカれた日本人ですか?

悪いのは、何の装備もせずに、のこのこサバンナに現れた日本人の方です。なぜなら、儲けようと思って来ているのだから。儲けようと思ってきたのなら、最低限、自分の身を守る方法を考えましょう。

具体的に言えば、資金管理です。リスクマネージメントです。これを学ばず勝つトレーダーは、ひとりもいません。そう断言できます。

これは資金量によりますが、僕の場合、一回のトレードで、負けても、せいぜい数万円から10万円程度。かすり傷程度です。かすり傷をいくら負っても致命傷にはならない。ちょっと栄養のあるもん食べればすぐに治っちゃう(笑)

だけど、儲けることしか考えてない人は、一回の負けが致命傷になります。スポーツでも仕事でも何でも一緒ですが、強い人やチームや会社は「守り」がしっかりしてます。

多くの人は守備より攻撃に魅力を感じます。守りが強いというのは地味ですから。けど、勝つには「守り」です。こっちが100倍重要です。

動機がない人は、そもそも稼ぐ必要がない。

こうしてトレードの記事を書いていると、やっぱり僕は師匠とのことを想い出す。はじめに彼に会った時、僕はこう言われました。

「ところで君は何のために稼ぎたいの?」

これがスタートでした。当時僕は、そんな答えどうでもいいから、早く技を教えてくれ!と思ったんです。だけど、今なら彼がなぜ、これを聞いてきたか明確に分かります。

トレードはここまで書いてきたように非常に厳しい世界。何度も何度も何度も挫折を味わいます。これを突破するには、幾度となく繰り返される挫折を乗り越えるだけの「動機」が必要だったのです。当時の僕もそう。もしかしたら今のあなたもそうかも知れない。僕達に足りなかったのは…

「私はこのために、いくら稼ぎたい!」

という動機でありモチベーションです。いくら稼ぎたいのか?それを何に使うのか?これがない人は、そもそも稼ぐ必要がありません。

だから、トレードという厳しい世界において、ちょっとの壁にぶつかると、すぐにやめてしまう。稼ぐ理由も必要もないのですから当たり前ですよね。

“富は健全なる精神に宿る”

「なんでもいいから、とにかく稼ぎたい!」という人は、その通りになっているはず。アフィリエイトが稼げると聞けばアフィリに行き、仮想通貨が儲かると聞けば仮想通貨へ行く。

でも、明確な目的もいくら稼ぎたいかの目標もないから、少し上手くいかなくなると簡単にあきらめてしまう。そしてまた次を探す・・・これの繰り返しで今日まで来たはず。結局、一円も稼げていない。

極論を言えば、動機さえあれば、僕は何をやっても上手くいくと思ってます。

「これのために、何が何でも稼ぐ!」

という人は、何をやっても上手くいく。なぜなら、絶対にあきらめないから。じゃあ、なぜ僕がトレードを勧めるのかというと、トレードには上限がないからです。

目標が1億でも100億でも1000億でも可能。目的さえあれば!の話ですけどね。これを「富保有意識」という。どこに自分の富の意識をおくか…「これのために」と。

だからビルゲイツとかウォーレンバフェットとかあれだけの、お金持ちになっても歩みを止めない。彼らは本気で世界中の子供たちを救いたいと思っているから。

だから師匠ははじめに僕にこう聞いた。
「ところで君は何のために稼ぎたいの?」

これがすべてだったんです。さすがにこの部分は僕が教えることは出来ない。「動機」だけは自分で見つけて欲しい。

莫大な富はやっぱりトレンドフォロー。

では、最後にテクニカル的な話を少ししておきます。まずトレードで勝つには、その市場の特徴を知るということが大切ですが、これを意識している人は意外と少ないものです。

例えば僕は、もうあまりやらなくなりましたが、ゴルフをやるのであればコースの特徴を
知っておくべきですよね。コースの距離、ピンまでの距離、グリーンの早さ、また雨風のコンディションも大切になってきます。

これを知った上でどう攻めるのかを決めます。場合によってはドライバーを使わない、という選択をする場面もあります。つまり、そのコースの特徴に応じた攻め方をしなければいけません。

トレードの世界もまったく同じ。トレードと一言でいっても、株式市場、FX、先物と色々あります。それぞれに、ルールと戦略があります。じゃあ、僕が主戦場としているFXの
最大の特徴は何か?

それは、トレンドが発生しやすいということ。そして、一度発生したトレンドが継続しやすいということです。

これに適した戦略を考えなければいけません。そこで、最適な戦略は「トレンドフォロー」ということになります。

トレードの戦略には他にも逆張りなどがありますが、トレンドが発生しやすいFX市場には不向きではないでしょうか。ちなみに海外の優秀なトレーダーの9割がトレンドフォローです。

世界三大投資家のひとりジョージ・ソロス氏も“Trend is friend”(トレンド イズ フレンド)という言葉を残しているほどです。

海外だけではなく、日本国内でも、莫大な富を築いている方のほとんどがトレンドフォローです。

主婦がFXで1億5000万円稼いだとか、サラリーマンが5億円を稼いだとか、このような話は山のようにあります。

このように世界中に大きな富をもたらしているという事実、それがトレンドフォローです。これを徹底的にマスターするのが、お金持ちになる最短ルートではないでしょうか。

しかし、このトレンドフォローですが、多くの人が間違った使い方をしています。トレンドフォローとは、その名の通り、トレンドを追従するという意味です。つまり、上昇トレンドでは買い、下落トレンドでは売るというシンプルのもの。

しかし、シンプルであるがゆえに、簡単に考えてしまう方が多いのですが、実は、かなり奥が深いのです。

下記の画像は実際に今日現在のドル円のチャートです。

チャートAが日足チャートなのですが、これを見る限り、ゆったりした上昇トレンドなので「買い」でエントリーしたくなりますよね。実際に昨日、今日で買いでエントリーした人もいるでしょう。

だけど、まったく同時刻のBのチャートを見ると、こっちでは、下落トレンドになっています。実は、Bのチャートは週足チャートです。

つまり、日足を見て上昇トレンドだと思っていたものは、実は下落トレンドの単なる調整局面だったと判断できるわけです。

あくまでも傾向なので、実際にはどうなるか分かりませんが、日足メインのドル円でトレンドフォローを行うのであれば、いまは「売り」ということになります。

日足だけを見れば判断は「買い」
しかし、それだと高値掴みさせられる可能性が高い。

実際に、ドル円の日足だけを見て、上昇トレンドに乗り遅れたくないと慌てて昨日エントリーした方は高値掴みさせられるかも知れませんね。

やはり、ひとつ上位クラスの足も見て、全体的に判断していく必要があります。ちなみに、こういった分析を、「マルチタイムフレーム分析」と言います。

“木を見て森を見ず”

やはり大局を見なければ、莫大な利益をあげることは出来ません。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!