5分足トレードと聞いて、あなたは、どんなイメージをお持ちでしょうか？
「なんだか難しそう」
「大きく勝つのは無理そう」
きっとこんなイメージだと思います。これはハッキリ言って先入観でしかありません。まず「難しそう」という考え。難しいとか簡単というのは、個々の捉え方の問題なので、それをここで議論しても仕方ないと思います。
ですので「優位性」という言葉に置き換えて、ここでは話してみようと思います。例えばデイトレードとスイングトレード。どちらが優位性が高いかというと、間違いなくデイトレードです。
トレードというのは一寸先は闇です。未来は誰にも分からない…ということは出来るだけポジションを持っている時間が少ない方がリスクは少ないですよね。
5分ポジションを持っているよりも3日間ポジションを持っている方が、よりリスクが高いということは理解できると思います。
落とし穴がある真っ暗闇を想像するとイメージできるかと思います。そうした場所にあなたが放り込まれて前へ進まなきゃいけなくなった時、5分歩くのと、3日歩くのとでは、どっちが穴に落ちる可能性が高いでしょうか。当然3日という答えになると思います。
トレードもまったく同じ。一寸先は闇なのですから当然、できるだけ早く、そのゲームを終わらせた方が良いに決まってます。
エントリーして順調に含み益を伸ばしたけど翌朝にはマイナスになっていた…というのはよく聞く話です。
これはポジションを長く持ち続け、リスクを抱え過ぎた結果と言えるでしょう。
でも5分足だったら、ある程度、含み益が出た時点で、スパッとやめることが出来ます。雰囲気的には「逃げ勝ち」みたいな感じです。
これがデイトレードの最大の優位性。じゃあ、スイングトレードや長期トレードの優位性はどこにあるのか？
スイングトレードは基本的に、4時間足や日足をみて行うので、エントリーの数はそんなの多くはなりません。
なので、まずはエントリーの度に取られるスプレッドが安く済みます。これが優位性になるでしょう。
しかし、スプレッドは今や0.2円程度です。これを優位性というのならそうかも知れませんが、ハッキリ言って、こんな金額どうでもいいでしょう笑。
またエントリーの数が多くないということはそれだけリスクが少ないとも言えます。でもどうでしょうか、、、
「4時間や日足を見て行うから
エントリーチャンスが少ない。よってリスクも少ない。」
本来、これはその通りです。間違いはありません。ただし、ルール通り出来るなら！という話です。
日足を見てルール通りエントリーできた。でも、わずか数分で損切にあってしまった。マイナス2万円。ここでトレードがやめられるなら、です。
しかし多くの人は負けたことでアツくなり、その損失を取り戻すために、またエントリーポイントを探します。しかし、そもそも日足でトレードを行っていたらエントリーポイントはそう多くはありません。
エントリーポイントの見つからないあなたは、勝手に自己都合でルールを作り…
「これは抵抗帯っぽいからここでエントリーしよう」
「これってダブルトップだよね！よしエントリー」
「ここまで落ちればさすがに上がってくるだろう」
みたいなことを自分に言い聞かせ、何とかエントリーポイント見つけ、失った2万円を早めに取り返そうとする。しかし、相場はあなたの自己都合なんてお構いなしに、思惑とは逆の方向へ動いていく。
そうして、またルールを無視したエントリーを行い気が付けば1日に5回も6回もエントリーしていた…こうなれば、もう優位性もクソもありませんよね（笑）
だからデイトレードでできるだけ短期で勝負を決する、スパスパと利益を抜いてポジションを持たない時間を増やす。これがデイトレードの優位性です。
そこであなたの言いたいことは分かります。
「大きく勝つのは無理では？」という疑問。
まったく問題ありません。なぜかというと「複利」が味方するから。例えば1日10pips取れると一年後どうなるか？資金10万円からはじめてみましょう。
FXの実働は月約20日間です。資金10万円だと1ロットしか買えないので一日1000円の利益になります。20日間で2万円です。確かにあまり魅力がありませんね。。。
しかし…2ヵ月後には資金が19万円になりますので3ロットでトレードができるようになります。すると月間の利益は6万円になります。
3ヵ月後は資金が25万円になっているので、5ロットでトレードができ月間利益は10万円に。
4ヵ月後は月間利益が14万円に。
5ヵ月後は月間利益が20万円に。
6ヵ月後は月間利益が28万円に。
7ヵ月後は月間利益が40万円に。
8ヵ月後は月間利益が56万円に。
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このように得た利益を資金にまわしロット数を増やしていくことで複利が利きます。これを繰り返していくと、一年後には資産が540万円になり、一日10pipsを取れると月間利益が200万円を超えてきます。
これが「少ない」と言われると僕は何も教えられないのですが、少なくてもデイトレードではこれだけ稼げるということです。
デイトレードという優位性を生かさず、トレードの世界から去っていった人が山ほどいます。初心者はデイトレード、それも5分足で出来るだけポジション保有時間を短くする。
僕は「ここ」に気付いてから年間ベースはもちろんですが月ベースでも負けたことはありません。
