あなたは知っていますか?来年(2022年度)から高校で「お金の授業」が必修になることを。正確には家庭科で「資産形成」の授業を行うそうです。
日本の金融リテラシーは先進国の中では断トツの最下位。全世界でもおそらく下から数えた方が早いほどです。
だから「ウソでしょ?」というほどバカげた詐欺に簡単に騙されてしまうんです。「お金振り込むので手付金ください」とか。「かあさん、おれおれ!お金貸して」だの。なんで、そんな詐欺に引っ掛かるの?というものに簡単に騙されてしまう。
先日も古い友人から相談されました。
「ねー、これって詐欺かな?」
彼に見せられた案件は
・月利200%も可能!
・資金は3万円から出来ます!
・絶対に損をすることはありません!
こうした文言な並んでいたのですが僕に言わせれば、未だにこういったものに引っかかる大人がいるのかと…(しかも僕の友人に笑)
人に相談するまでもなく、これは詐欺ですよね。基本的な知識がある人ならそれが判断できるはずなんです。なぜかというと、例えば月利200%と言えば1万円からはじめた投資が2年で1000億を越える計算になるからです(笑)あり得ないでしょ!
また「絶対に損をすることはない」というセールスレターは違法になります。投資商品を扱う場合には必ず起こりうるリスクを明記しなければいけませんし、そもそも登録業者でなければ金融商品を扱ってはいけません。こうした基本的なことさえ分かっていれば、それが詐欺かどうかは簡単に見抜けるはずです。
ここに面白いデータがあるのですが、
「詐欺に騙される方と騙す方、どっちが悪いですか?」
という質問にアメリカ人は86%が騙された方が悪い、と答えるそうです。
一方、日本人は?82%が騙す方が悪いと答えたそうです(笑)
常識や知識、考え方が違えば真逆の答えになる。
そろそろ日本人も「騙される方が悪い」という、意識を持つ必要があるかも知れませんね。これは倫理観の問題じゃないんです。「騙される方が悪い」と考えることによって、自己防衛になるわけです。アメリカ人らしい考えですよね。
日本人は学ぶことがめんどくさい。だから「騙す方が悪い」と学ばない自分を正当化し学ぶことを放棄してきた。だから、ここでどうしても世界基準の金融リテラシーを持つことが重要なのです。
その第一歩が今回の高校での「お金の授業」ってわけです。どうせなら高校ではなく小学校の方がいいと個人的には思うんですが。
なぜかというと、今回教えるのは資産形成なわけですよね!?資産を作るには「時間」が最大の武器ですから。高校から資産形成を始めるのと、小学校から始めるのでは雲泥の差、もう勝負がついています。小学校から始めた方が断然優位なわけです。まあ。これを決めたのが誰か知りませんが、だいたい想像が付きます。
そろそろ年金払えないぞ
↓
じゃあ自分たちで老後資金を作ってもらおう
↓
どうやって?
↓
学校で教えればいいんじゃない
↓
でも教育委員会がうるさいよ
↓
じゃあ高校で教えよう←いまここ。
ってな感じの安易な考えだと思います。そしてもう一つ!ここで最大の疑問が!おそらくみんな同じことを思っていると思います(笑)
「一体、誰が教えるのかね?」
お金の知識というのは何を学ぶかより、誰から学ぶかが最も重要です。なぜなら、その教える人の価値観が学ぶ側のお金の常識になっちゃうから。
お金というのは教える人によって、まったく意味が変わってきます。例えばホリエモンは貯金なんてするな!有り金は全部使えと言っています。
でも、投資家の多くは、最低でも2年分の生活費は貯金して、余った分を投資に回しなさいと言っています。さて、どっちが正解でしょうか?
どっちも正解です。
正確にはどっちも間違ってはいません。お金というのはその人のライフプランで使い方が変わってくるからです。
将来、何をしたいのか?その夢は何歳までに達成したいのか?そのためには、いくら必要なのか?
この答えは個々でバラバラでしょ。そして答えによって投資手法も変わってきます。極端な話。
「明日死んでもいい!今日だけ全力で生きる!」という人にはホリエモンが言うように
貯金なんていらないわけですよ。だから僕はいつも言います。「まずはライフプラン!
ライフプランを立てないとスタートできない」と。
このように教える人によってまったく違うのが「お金の知識」なんです。もし仮に僕が先生だとしたら。。。
ライフプランを立てよう!と教えるのと同時に、まずは少額でトレードを行おう!と教えますね。
なぜか?学生にトレードなんてできるのか?できるできないの問題じゃなく、トレードを行うと嫌でも経済に詳しくなるから。日々、自分のお金が増えたり減ったりしますので、その要因が何なのかを探すようになります。
すると・・・
「こういう世界情勢で相場が動くのか」
「なるほどー、円安だから株価が高くなるんだ」
「あれ?なんで今日は米国株が上がってるんだ?」
と、実践に基づいた本物のファイナンシャルリテラシー、つまり、インテリジェンスが手に入ります。学校の先生がそこまで教えられるか?というと少々心配です。
黒板使って教室で教える授業は投資の世界では机上の空論に近いです。絶対に教えた通り、教わった通りにはならない。
だからこそ、自分で実践し経験を積んでいくことでしか身に付かない、ということを生徒にしっかり理解してもらうことが重要だと思います。そこがカギだと思います。
「先生の言った通りやったら損した」(怒)
そんな生徒が出ないことを祈ります。
少し話は変わりますが、ここから先の世の中、「めんどくさい」「よく分からん」と言っている人はどんどん損をする時代になります。お金の勉強もそうですが、それ以外でも…
例えばスマホ料金。
例えば保険。
例えばコロナ補助金。
タイムリーな話としてコロナ関連。いま日本中でお金に困っている人がいるけど、間違っても金融機関からお金は借りないでください。銀行やクレジットに手を出す前に必ず厚生労働省のページを見ましょう。
100万円ぐらいであれば、総合支援資金という制度で借りられます。無利息、無担保は当たり前ですし、返済は一年後からでOKです。返済期間も10年となっています。さらに、場合によっては返済を全額免除されます。
詳しくはご自身で調べて欲しいのですが、ここで「めんどくさい」とか「ページを見たけどよく分からん」と言っていると、このスーパーおいしい制度を逃してしまうことになるのです。
日本政府は、こういうところは意外と優しい。だけど、「政府はズルい」という先入観が
国民の中にあるので、なかなか伝わらない。しかも、こういう制度は役人が作っているので
ありがたい制度ではあるのですが、めちゃくちゃ分かりにくいのです。
こういう時は、電話も一つの手段です。ネットで調べるのではなくて、電話で直接聞く。100%理解できるまで何度も聞くといいです。
おそらくこの先、こういうことが沢山出てきます。この春からスマホ料金も劇的に安くなりりましたよね。でも各キャリアがすでに発表している通り、受付はすべてネットで行うそうです。
ここでまた日本人の悪い癖…「めんどくさい」「よくわからん」が出てくると損をしちゃいます。
基本、どこの業界もどこの会社もそうなのですが、既存のお客に今までより安いものは紹介しません。今より安いもの、便利なものは新規客を取るためのもの。
だから、自分で調べて情報を取りにいかないとずっと損をすることになるのです。その代表的なものが生命保険でしょ!だから僕は保険が嫌いなんです(笑)
とにかくこれからの時代は、「めんどくさい」「よく分からん」と言わず、何でも自分で調べる癖をつけないと、どんどん損をします。
