まずトレードで勝つには、その市場の特徴を知るということが大切ですが、これを意識している人は意外と少ないものです。
例えば僕は、もうあまりやらなくなりましたが、ゴルフをやるのであればコースの特徴を知っておくべきですよね。
コースの距離、ピンまでの距離、グリーンの早さ、また雨風のコンディションも大切になってきます。これを知った上でどう攻めるのかを決めます。
場合によってはドライバーを使わない、という選択をする場面もありますよね。つまり、そのコースの特徴に応じた攻め方をしなければいけません。
トレードの世界もまったく同じ。トレードと一言でいっても、株式市場、FX、先物と色々あります。それぞれに、ルールと戦略があります。じゃあ、僕が主戦場としているFXの
最大の特徴は何か?
それは、トレンドが発生しやすいということ。そして、一度発生したトレンドが継続しやすいということです。
これに適した戦略を考えなければいけません。そこで、最適な戦略は「トレンドフォロー」ということになります。
トレードの戦略には他にも逆張りなどがありますが、トレンドが発生しやすいFX市場には不向きではないでしょうか。ちなみに海外の優秀なトレーダーの9割がトレンドフォローです。
世界三大投資家のひとりジョージ・ソロス氏も
“Trend is friend”(トレンド イズ フレンド)
という言葉を残しているほどです。海外だけではなく、日本国内でも、莫大な富を築いている方のほとんどがトレンドフォローです。
主婦がFXで1億5000万円稼いだとか、サラリーマンが5億円を稼いだとか…このような話は山のようにあります。
このように世界中に大きな富をもたらしているという事実、それがトレンドフォローです。これを徹底的にマスターするのが、お金持ちになる最短ルートではないでしょうか。
しかし、このトレンドフォローですが、多くの人が間違った使い方をしています。これは僕も今まで行ってきて、感じたことですが、勝てない理由がここにあると思います。
トレンドフォローとは、その名の通り、トレンドを追従するという意味です。つまり、上昇トレンドでは買い、下落トレンドでは売るというシンプルのもの。
しかし、シンプルであるがゆえに、簡単に考えてしまう方が多いのですが、実は、かなり奥が深いのです。下記の画像は実際のドル円のチャートです。

Aが日足チャートなのですが、これを見る限り、ゆったりした上昇トレンドなので「買い」エントリーしたくなりますよね。実際にここで買いでエントリーした人もいるでしょう。
けど、まったく同時刻のBのチャートを見ると、こっちでは、下落トレンドになっています。実は、Bのチャートは週足チャートです。
つまり、日足を見て上昇トレンドだと思っていたものは、実は下落トレンドの単なる調整局面だったと判断できるわけです。
あくまでも傾向なので、実際にはどうなるか分かりませんが、日足メインのドル円でトレンドフォローを行うのであれば、いまは「売り」ということになります。
日足だけを見れば判断は「買い」、しかし、それだと高値掴みさせられる可能性が高い。実際に、ドル円の日足だけを見て、上昇トレンドに乗り遅れたくないと慌てて昨日エントリーした方は高値掴みさせられるかも知れませんね。
やはり、ひとつ上位クラスの足も見て、全体的に判断していく必要があります。
ちなみに、こういった分析を、
「マルチタイムフレーム分析」と言います。
“木を見て森を見ず”
やはり大局を見なければ、莫大な利益をあげることは出来ません。