お金の知識

お金は使えば無くなる。この当たり前のことを理解できない人達。

お金

最近、老若男女問わず大人気のひろゆきさん。彼の本当の凄さってあなたは知っていますか?世の中的には論破王とか歯に衣着せぬコメントが凄いとか、そこばっかり注目されていますが、僕はちょっと違う視点で彼を見ています。

彼って絶対にブレないいくつかの軸を持ってると思うんです。例えば先日のネット番組で
高校生数人と対談する場面があったんです。彼はきっと45歳ぐらいかな。相手は全員、高校生です。

でも、彼は高校生に対しての全てのコメントが敬語なんです。高校生に対してアドバイスはしてるんですが、そのアドバイスは全て敬語。もっと言えば決して上から目線じゃない。これもおそらく彼の一つの軸だと思うんです。「友達以外の人には敬語」みたいな自分ルール的なものを持っているんだと思います。

そんな彼は倹約家でも知られています。
「お金を出して水を買う人はバカ」とか。
「外食は相手に奢ってもらう」とか笑。

とにかくお金に関してはかなりシビア。価値のないモノには一切お金を使いません。これもきっと自分ルール的なものだと思います。で、本題に入るのですが・・・

「お金というのは使えば無くなります」

当たり前です。っていうか、これのどこが大事な話なんだ!って感じがしますよね。でもね…お金に困る人のほぼ全員が、ここを理解していないんです。お金は使えば無くなる。当たり前で単純な話です。

でも、世の中のお金の流れはそう単純じゃない。だから、お金は使えば無くなるということに気付いていない人がほとんどなんです。

どういうことか?これは会社経理に置き換えると少し分かりやすくなります。会社は大きくなればなるほどお金の出入りが多くなり、経理は複雑化していきます。

月末締めの翌々月入金の売上げだったり。現金ではなく小切手で払う会社があったり。年間契約で一年間の契約金を4月に払う企業もあります。

出ていくお金も同じです。企業と企業の取引は基本的に、何か商品を仕入れたり買ったりしても、その場でお金を払うことはありません。

月末や翌月にまとめて払います。その払い方も銀行振込であったり、手形で払ったり様々です。こうしてお金の出入りが複雑化してくると、「お金は使えば無くなる」という感覚がマヒしてきます。

これは一般家庭に置き換えても同じ。いま何かを買って、いまお金を払えばいいのですが現代社会ではカードで買ったり、Paidyのような後払いシステムを使ったり、ローンやリボ払いを使う人もいるでしょう。

その結果、どうなるか?その場では1円も払わず最新のスマホが手に入ったりします。契約書一枚書くだけで翌週には車が届きます。本来スマホの値段は10万円。でも1円もお金は払わず最新のスマホが手に入る…

「やったー!!!」

んなわけないでしょ笑。しっかりと10万円はどこかで回収されます。あなたが気が付かないうちにね。お金は使えば無くなります。必ず。絶対に。

現代社会では、そんな当たり前のことを見えなくする仕組みが、あらゆるところにあるわけです。この仕組みに勝とうと思っても無理です。なぜなら、この仕組みを作っているのは、僕達より何倍も頭の良い人達だから。

だから対策は一つ。ひろゆきさんのように、価値のないモノは絶対に買わない、という自分ルールを設けることです。つまり倹約家に努めるってことです。もう一度言いますが、お金は使えば無くなります。

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takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!