金融サバンナでまず考えるべきことは?
今日はトレードにおいて、極めて大事なお話を致します。これを知らないと絶対に生き残れない…そんな話になります。
FXに限らずトレードの世界は弱肉強食。まさに“金融サバンナ”の世界です。百獣の王ライオンがいます。トレードの世界で言えば機関投資家ですね。一見、かわいく見えて、実はライオンも恐れるというキリンもいます。トレードの世界で言えば、何とかファンドかも知れません。
その他にも、ヒョウにカバにじっくり敵を待ち構えるワニとか、玉砕覚悟で突進してくるバイソンとか…とにかく強敵ぞろい。
あなたは、そんな中で生き残り、そして利益をあげていかなければいけません。そう考えた時、まず何を考えればいいか?
ライオンを一発で仕留める方法ですか?
それとも、キリンの首を狩る方法ですか?
それよりもまず、自分の身を守る方法を考えませんか?
コロナウイルスに対しても考え方は同じで、世界中の研究者、誰一人としてコロナを攻めて戦おうとはしていません。マスクやソーシャルディスタンスや消毒などまずは守りをしっかり固めるところから対策は始まります。
トレードもまったく一緒なんです。トレードで失敗する人のほとんどは、儲けることしか考えていません。サバンナで言えば、ライオンを仕留めたりキリンやトラを一発でやっつけようとします。
でも、彼らはあなたの何倍も経験があります。サバンナを知り尽くしています。仲間も沢山いるでしょう。そこにいきなり立ち向かっていっても結果は見えていませんか?
はっきり言って無謀です。
いや、頭がイカれています。
だけど、いま日本の投資教育というか、トレード手法は、こんなことばっかり教えてるんです。だから、前回も言いましたが、日本人は世界中からカモにされているんです。
でも、これって悪いのはどっちでしょ?日本人を狙う世界中のトレーダーですか?それとも、イカれた日本人ですか?
悪いのは、何の装備もせずに、のこのこサバンナに現れた日本人の方です。なぜなら、儲けようと思って来ているのだから。儲けようと思ってきたのなら、最低限、自分の身を守る方法を考えましょう。
強いチームの共通しているのは「まもり」です。
では身を守る方法とは?具体的に言えば、資金管理です。リスクマネージメントです。これを学ばず勝つトレーダーは、ひとりもいません。そう断言できます。
これは資金量によりますが、僕の場合、一回のトレードで、負けても、せいぜい数万円から10万円程度。かすり傷程度です。かすり傷をいくら負っても致命傷にはならない。ちょっと栄養のあるもん食べればすぐに治っちゃう(笑)
けど、儲けることしか考えてない人は、一回の負けが致命傷になります。スポーツでも経済でも何でも一緒ですが、強い人やチームや会社は「守り」がしっかりしてます。
多くの人は守備より攻撃に魅力を感じます。守りが強いというのは地味ですから。けど、勝つには「守り」です。こっちが100倍重要です。そのうえで次のステップとしてテクニカルです。勝つ方法です。
ジョンヘンリーからのヒント
トレードで結果を出すことのできない人、そういった方達の9割に…「認識のズレ」があります。
どういうことか?簡単な話、トレードというものをよく理解していないということです。初心者の方にトレードで勝つためにはどうしたらいいのか?と聞くとこんな返答が返ってきます。
「安値で買って高値で売る!」
「上がるか、下がるかを予想する!」

まあ、間違えではありません。間違えではありませんが、これが出来ればみんな億万長者です(笑)
じゃあ、一体どうやって勝つのか?というと、偉大なる一人の投資家が実に分かりやすいヒントをくれています。彼の名は、ジョン・ヘンリー氏。
ヘンリー氏はアメリカの農場の家に生まれた、野球好きな、ごく普通の少年。家が農場ということもあったのでしょうか。大学を卒業後に、穀物の先物取引に興味を持ったのです。
そこで独学でトレードを学び、後に投資会社を立ち上げるまでになるのですが、当時の運用資産は、わずか16,000ドル。
それから、わずか数年の間に、運用資産を約30億ドルまでに伸ばし、子供の頃からの夢だったのでしょうか…メジャーリーグの球団を持つまでになったのです。
(ボストン・レッドソックスのオーナー)
日本円に換算すると、160万円が3000億円になった計算ですから、とにかく、すごい運用率だということが分かります。
ここで注目すべき点、それは、あらゆる投資に精通し、最も難しいとされる、穀物の先物トレードで成功した彼の手法です。実は彼も“トレンドフォロー”だったのです。そして、彼は僕達にこんなヒントを与えてくれています。
私だけではなく誰にも出来ない
つまり、トレンドフォローというのは、安値で買うことでも、上がるか下がるかを予想することでもないということ。
トレンドの定義を知る
そんなことをしなくても、巨万の富は得られるということを教えてくれていたのです。じゃあ、トレンドフォローとは一体、どういった手法なのでしょうか?
これが答えられる人は、一定の成果をあげているはずです。しかし9割の人は言葉は知っていても、それをどうトレードに生かすかを知りません。
トレンドフォローとは字の如く、トレンドを追従することなのですが、まずトレンドが発生する時には、ひとつの、ある条件があります。
上昇トレンド時には、高値が切り上がり、なおかつ安値も切り上がる。
下落トレンド時には、高値が切り下がり、なおかつ安値も切り下がる。
こうなって、はじめてトレンド発生と言えます。ここまで書くとセンスの良い方はピンときます。お分かりですか?
トレンドフォローでは多くの人が望むように最安値で買ったり、最高値で売ったりは出来ないということになります。
例えば分かりやすく、ある日のドル円が100円だとしましょう。次の日、ドル円は105円まで上昇した。翌日は103円でした。
ここではじめて、100円を起点として、高値は105円まで切り上がり底値も103円まで切り上がったことになりますので、買えたとしても103円からとなります。これがトレンドの第一波となり、はじめて、追従することが出来るのです。
このように、トレードとは最安値で買うことでもなく、上がるのか下がるのかを予想することでもない。
トレンドが発生したかどうかを見極めて、発生したなら、それを追従することだったのです。ここまで理解できれば、もう7割は勝ち組トレーダーです。

日足、週足ベースで綺麗にトレンドに乗った時、あなたに莫大な富をもたらしてくれるでしょう。不確実な相場において「絶対」と言えることがいくつかありますが、トレンドはどこかで絶対に発生してきます。