成功率はどれぐらいか?という無意味な質問。
投資やトレードの話をすると必ず、こう言ってくる人が1人や2人います。
「勝てる確率は何パーセントありますか?」
「どれぐらいの確率で資産が増えますか?」
僕は、どんな些細な質問にも答えるようにしていますが、この類の質問にだけは、完全スルーと決めています。
投資やトレードで結果を出している人には、なぜスルーするのか分かりますよね!?なぜなら、確率は己しだいだから。
そもそも成功するかしないか、資産を増やせるか、増やせないかを他人に委ねているようじゃダメなんです。あくまでもやるのは自分。あなた自身です。
何としてでも資産を作りたい!
将来の不安を何が何でも消したい!
夢のために最後まであきらめないんだ!
それが、大前提です。そう言うのであれば、このブログもきっと、いや必ずお役に立てると思います。
だけど、確率を聞いてくるということは成功するか、しないかを僕に委ねていると。自分のやる気や覚悟は関係ないと思ってる。そんな奴には何を教えたって無駄です。そんな人は銀行やファンドにお金を預ければいいんですよ。間違いなく、資産を減らしますから。
投資は本来めちゃくちゃ簡単。簡単だけど長期戦になるので、それ相応の覚悟とヤル気は必要です。
アフリカに必ず(100%)雨を降らせる民族がいるって知ってますか?この民族が、ある踊りをすれば、必ず雨が降るというのです。
一体どんな踊りか?
お分かりになりますか?僕はこの話を聞いた時、すぐに、そのカラクリに気が付きました。踊りじゃないと。覚悟とヤル気だと。ようは雨が降るまで踊り続けるということ。
クダラナ話のようですが、これは、本質をついた深い話ですよね。この話が理解できる人は結果を出せますし、バカバカしいと思う人は何をやっても、きっとダメ。
どんなに時代が変わっても、技術や情報革新が起きても、この本質的な部分だけは変わりません。
雨が降るまで踊り続けろ!
資産が増えるまでやり続けろ!
そして、成功するまで、絶対にあきらめないということです。
投資はヤル気と覚悟がすべて。これは精神論を言ってるんじゃありません。投資は、最後までやり通せば、ほぼ100%資産は増えます。だけど、途中であきらめると、ほぼ100%資産は減ります。
ここもトレードとの大きな違い。トレードは技術です。技術でお金を増やします。だけど、投資は違う。投資はヤル気と覚悟と根性。昭和のメンタルが意外と役立つんです。
やっぱり重要!ライフプランの重要性。
「絶対にあきらめない」そのうえでまず投資の前段階として、「ライフプランの作成」「意識の変化」です。これは過去記事でも散々書いてきたことですが、とっても重要なフェーズ。(ライフプランに関しては下記の記事も読んでください)


ライフプランはとっても重要なフェーズですが軽視されがちでした。そんなことより早く投資がしたい!その気持ちは分かりますが、ここを無視して実践に入った人は、ほぼ全員失敗しています。
なぜなら、プランのない投資は、当てのない旅、設計図のない建物と一緒だからです。当てのない旅は途中で引き返すしかありません。設計図のない建物は早かれ遅かれ壊れます。
これと同じでプランのない投資は、途中で解約したり売ったりしてしまいます。すると、保険の途中解約と同じで元本割れする。そんなオチで終わってしまうのです。だから、プランが重要なんです。
ただ、年金が崩壊した今…比較的、プランは立てやすいかと思います。なぜなら、もうみんなコロナで忘れちゃったかも知れませんが政府が明言してくれましたよね!最低でも2000万円は必要だと。
この2000万円をボーダーライン(最低金額)としてプランを立てると良いかと思います。
そして意識の変化。ここでは消費家意識から投資家意識へパラダイムシフトをおこす必要があります。

それには根付いた消費家意識を、まずはすぐに強制的に変えるちゃう方法、そして慢性化した意識を少しづつ変える方法、このふたつで変えていく必要があります。ここまで来てようやく本番(投資)です。本番はステージ1~4まであります。
ステージ1:支出を減らす
まずステージ1では「支出の削減」
これを行わないと、はじまりません。僕も投資を行う時には師匠に同じことを言われました。
「まずは生活レベルを極限まで下げること」
こう聞くと嫌なことのように聞こえますが、実は、そうではありません。僕も最近ようやく知ったのですが、これは、「本当に楽しいこと」への気付きでした。
多くの人はお金を使うことばかりに意識が向いている。買い物をしたり、美味しいものを食べたり…まあ、それはそれでいいんですが、実は…お金を使わない楽しいことは山ほどある。そして、こっちの方が断然楽しかったりする。
だから、本物のお金持ちや投資家は巨万の富を得ても、ほとんどお金を使わなかったりします。なぜか?お金を使わなくても楽しいからです。これを見て、一般庶民は「ケチだな」と言う。だけど、もうそんな次元の話じゃないんです。
本当に楽しいことにお金は掛かりません。そこに気付けば支出が減り、投資に回るお金が増えるので、どんどん資産が増えていくってわけです。
ステージ2:公的制度を使う。
そしてステージ2ではいよいよ投資に入ります。まずステージ2では公的制度を使います。
なぜなら、税制優遇が受けられるから。投資に限らず、お金儲けの出口には、必ず税金があります。これは絶対に避けては通れないコストです。
しかし、例外があって、「iDeCo」だけはこのコストが掛かりません。これを使わずに投資をやろうなんて、バカな話はありません。なぜならコストが掛からないんですからね。
まずiDeCoでしょ?それから、様々な投資商品です。この順序は絶対に間違ってはいけません。iDeCoは、どのようにポートフォリオを組むか?それがすべてです。
そしてステージ3、ステージ4へ。ここからが、投資本番と言ってもいいでしょう。