メンタル/マインド

合理的な人間になれたらすべてが上手くいく。お金も恋愛もすべてね。

合理的

今日はお金の話。好きですよね?お金(笑)
ぶっちゃけ、ここを理解しただけでも稼ぐ力は相当に上がると思います。

多くの人は「稼ぐ」ということをイマイチ理解していません。稼ぐのはお金です。
お金には、いくつかの性質があり、まず大前提に、もっとも多くの人が間違えていることをここでお伝えしておきます。

合理的判断と感情論。あなたのマネーライフはどっち?

まず人間は合理的な判断を求められる場と感情的な判断が求められる場があります。感情的な判断が求められる場として代表的なのが恋愛の場や教育、育児の場です。

人と人。相手の感情次第で結果が大きく左右されるような場では感情第一優先で判断をしなければいけません。

例えば恋愛は、どれだけ合理的に考えようとも、その人に恋愛感情がなければ付き合うことも結婚もできないですよね。ここを無理やり、合理的に考えてしまうと、のちに離婚などの失敗に繋がります。

教育の場もそうですが、なんでもかんでも合理的な判断を教えていたら感情のないロボット人間が育ってしまいます。

一方、「お金」には一切の感情を持ち込まず、合理的に判断するのが鉄則です。貧乏人の、ほぼ100%は感情でお金を失っています。

代表的なものが「酒」「たばこ」「家」「宝くじ」
日本では給料日には飲みに行くという信じられない風習があります。

「給料日ぐらい仲間と騒ぎたい」という感情により数時間後には尿になるものに年間で数十万円も使う。合理的に考えれば、これほど無駄なものはありません。騒ぎたい、ストレスを発散したいのなら、もっと合理的な方法があるはずです。

タバコもそう。
タバコを吸って良いことは何一つないと分かっているけど吸いたい感情を抑えられない人は年間数万円を出して不健康を買っています。これも、とても合理的とは言えません。

気付いていないかも知れないがマイホームもそうです。
30代40代になれば、みんなマイホームを買っているので自分もと考える人もいますが、合理的に考えれば、マイホームほど無駄なものはありません。

日本では人口が減っていくのは確実だからです。いま、土地や家を持っている7割は高齢者。彼らはあと20年もすればお亡くなりになります。つまり、あと20年もすれば、誰かが相続しなければいけない家や土地が山ほど出てくるのです。

人が減って、土地や家が余る。需要と供給のバランスで土地の価格は暴落することは確実です。経済評論家の上念司氏などは「死んでも家だけは買うな」と言っている。

しかし、多くの人は合理的判断を忘れ感情で判断し家を買ってしまいます。合理的に判断すれば、将来マイホームがあなたの経済状況を圧迫することは目に見えているのにです。

ちなみに、合理的な判断が出来る人は「家が大きいことによるメリットは何もない」と考える。掃除は大変だし、固定資産税も払わなければいけないと。

「宝くじ」は言うまでもなく感情論で動く人の専売特許です。
「買わなければ当たらない」とか「夢を買う」とかいって平気でお金を失う。

なぜ、宝くじがダメなのかというと、胴元の取り分、いわゆるテラ銭が52%だから。
競馬で約30%、カジノで約5%と言われるテラ銭…52%ってハッキリ言って詐欺の領域です。買った瞬間に損が確定しているようなもんです。

ここまでは生活の中での、お金の使い方に感情を持ち込むと損をする、ほんの一例をお話ししたが、問題はここから!お金を稼ぐ場面で、感情がもっとも顕著に表れるのが「相場」です。

感情論でお金を失う人のいい例。

感情で突発的に大きなお金を賭けたり、やけくそになって、有り金すべてを突っ込んだり…
みるみる落ちていく相場を見て恐怖のあまりロスカットしたり…相場に感情を持ちこむと2000%上手くいきません。

今年のはじめ、仮想通貨ビットコインが700万円近くまで上昇しその後、400万円まで落ちた時、僕のところにこんなメールがきました。

「保険を解約してビットコインに掛けます!これで人生を大逆転させようと思う!」

僕は何度もメルマガで止めた方がいいと言ったけど無駄でした。これは感情に支配されている人の典型的な例。

700万円から見ると400万円は、だいぶ下がっているように見える。
いま買えば、必ず儲かると思ったのでしょう。しかし、これは論理的ではありません。

論理的に考えれば、逆のパターンも想定して、そうなっても損をしなように資金管理をして組み立てます。「必ず儲かる」とか「いまはツイてる」など非論理的なことは、すべて負けや損失に繋がると思った方がいいでしょう。

また、お金を稼ぐ場面に美学や正義感を持ち出す人も多いがこれも感情論ですね。
「お金は汗水たらして稼ぐもの」
「お客様は神様」
「とにかく努力しなさい」などなど。

「お金を稼ぐ」ということは、自分のやろうとしていることが合理的であるかどうか、これがすべてです。ここで美学だとか正義感(っぽいもの)だとか常識とか出てくる人は3000%稼げません。

確かに美学や正義感はカッコイイ。
だけど、お金稼ぎの場面で、それはクソの役にも立ちません。そして、いつまでもそれを口にする人は一生貧乏なままです。

いつまでもカッコつけてお金が無い人と、合理的で嫌われるかも知れないけど稼げる人。あなたはどちらを選ぶか?言うまでもなく後者でしょう。

仕事やお金稼ぎの場に感情を持ち込みカッコつけるのは稼いだ後に行えばいい。そもそも、お金が無い奴の綺麗ごとは寝言でしかない。

合理的8に対して感情的2がちょうどいい。

お金以外の場面でも、日本人はもう少し合理的になるべきだと僕は思います。先ほども言ったように感情で判断すべき場面もあるが、それはそんなに多くないはずです。

僕が知っている限り、お金に限らず人生に失敗している人の9割は感情に支配されたために失敗しています。

例えば官僚がセクハラしたり、酒に酔ったタレントが、わいせつな行為をしたり、最近よく聞く不祥事はすべて感情に支配された人間のすることです。

あなたも他人事ではないはずです。
物事を合理的に判断できない人は、自分もいつそうなるか分からないのです。

例えばtwitterやフェイスブックなどに感情により突発的に書き込んだり、車の運転中、頭にきて煽ったり。感情で物事を判断する人は、いつそういうことをするか分かりません。なぜなら、感情のコントロールは非常に難しく、時に抑えることが出来なくなるからです。

何か事件を起こした人に対して身近な人にインタビューをすると必ずこう言います。
「普段はそういうことする人じゃないのに」と。
このように感情は、時に自分の意に反して動く時があるのです。それこそ、運気や体調などにも左右されるでしょう。

しかし合理的な判断を普段から心掛けていると、常に客観的な視点で…「これは自分にとってプラスかマイナスか」が判断材料になるのでバカな選択はしなくなる。分かっているのに感情に流されてやってしまう…これが「バカの定義」ですからね。

頭にくる奴がいたとしても、
「こいつと争うことが自分にとってプラスになるかマイナスになるか」ここが判断材料となるので、早々に負けを認めて、そんな奴からは自ら離れいく。

SNSへの書き込みに関しても同じ。
自分のSNSに悪口を書かれてカッとなったとしても、「これに反論したところで自分に利益はあるだろうか」と考え、利益にならないことは、合理的じゃないと判断し構うのをやめる。構ったところで、どんどんエスカレートし最悪な事件に巻き込まれる可能性もあると咄嗟の判断が出来るようになるのです。

少々、余談になりますが、合理的な生き方をしていると人間力も増し異性から人気が出る場合もあります。マンガなどで人気のあるキャラクターは、いつの時代もこういったキャラクターです。

例えばちょっと古いけど「スラムダンク」というバスケットボールのマンガ。この漫画の中に「流川楓」という人物がいますが、彼は何事も合理的な判断をするクールな男。しかし、そんな彼も、時に感情的になる場面があります。

ここぞという勝負の時や決勝の舞台など。そういう大事な場面ではアツくなる姿に、普段はクールな彼が…とこのギャップに惹かれる人も多いのです。

余談ではあるが、そういった側面もあるので人は合理的8に対して感情的2ぐらいがちょうどいいと思います。しかし、いま多くの人がこの真逆…9割感情論で動いているのが現状です。

それが、お金が無いということに直接繋がっているということを理解できているんだろうか。もし、あなたが純粋にお金持ちになりたいのであれば、合理的に生きていくことです。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!