今回は金融の本質について。例えば家を買えば家が手に入ります。車を買えば車が手に入ります。家電を買えば家電が手に入ります。
じゃあ聞きます。金融商品を買えば何が手に入ります?実は何も手に入らないのです。もう少し分かりやすく言いますね。家はなぜ5000万円もするのでしょうか?
木材、鉄筋、コンクリート、ガラス…様々な材料を使い、それを職人が組み立てます。材料費、人件費などがあり最終的には企業の利益が20%ほどオンされて価格が決まります。ですので、まあ5000万円は適正価格。
車も一緒です。部品代、人件費などが掛かり企業の利益もオンされ300万円とか500万円と決まります。これも適正価格と言えるでしょう。
じゃあ、金融はどうか?例えば銀行で投資信託を買ったとしましょう。材料費は?人件費は?一切必要ないはずです。
もう一度言いますよ。銀行で投資信託を買っても経費の類は一切掛からないはずです。そもそも、その投資信託、原価はいくらなのか?って考えたことありますか?
原価は分かりませんが、買った瞬間に損が確定するのが投資信託。なぜか?様々なコストがオンされているからです。
営業マンの報酬、その会社がビルを建てる費用、その会社の接待費やマッサージチェア、イメージアップのために使われる女優のCM代…
先ほど言いました。投資信託を買っても本来、経費は掛からないはず。それなのに彼らが贅沢な暮らしをするための様々なコストがオンされているのが金融です。
それでも、これまでは金融機関を使うしかなかった。銀行、証券会社、保険会社、仮想通貨取引所などなど。
投資で儲けを出すためにはこうした金融機関を使うしかなかったんです。彼らの贅沢な暮らしを手助けしてでも。そんな圧倒的不利な状況でも何とか知恵を出し儲けを出していたのが投資家と呼ばれる人達です。もっともっと分かりやすく言えば…
投資家が投資で100万円利益を出したとします。投資家に還元されるのは20万円程度、金融機関の取り分は80万円。おかしいでしょ。だって元本は投資家のお金ですからね。
でも、これが当たり前とされてきたのがこれまでの金融と僕達の関係。金融機関はまったく悪いとも思ってない。そして、僕達は利益が出た時に感謝さえしているという異常さ。
こうした文言、よく聞きますよね。「投資にはリスクがあります、自己責任で投資を行ってください」みたいな。金融機関は必ず言ってます。
でも、金融機関にリスクなんてありませんよ。利益の8割取ってるんですから、リスクなんてあるはずがありません。リスクはすべて投資家へ。そして、大きな利益は金融が取る。
これがこれまでの金融の本質。そして、この“いびつな関係”を正すのがDeFiです。金融、本来の儲けを投資家へ還元する。そのために全てのコストを排除した仕組み。僕はDeFiをそのように理解しています。
