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【DAO】3000倍以上続々!!DAOの稼ぎ方とWeb3.0の歩き方

DAO

いつもありがとうございます、太田です。
このブログでは過去に「DeFi」「NFT」「メタバース」と新しいテクノロジーの話をしてきましたが、いよいよ本丸…

DAO(ダオと発言します)の話に入ます。

まず、はじめに言っておきたいことがあります。それはDeFi、NFT、メタバースと違ってDAOは知らずには生きていけない存在です。

DeFiやNFTは稼ぎたい人だけやれば良かったです。そしてメタバースはどちらかというと楽しみたい人がやれば良かった。

でもDAOは今のインターネットに近いものがあって、知らずには生きていけないツールとなるでしょう。

30年前…インターネットなんてなくても生きていけました。でも今はどうでしょうか?ネットに繋がる環境をひとつも持っていない人はいないのではないでしょうか?

スマホ、パソコン、タブレット…何かしらのデバイスを持ち、インターネットに接続しています。そうしないと暮らしていけないからです。

家以外でもそうですよね。2021年の調査ではついにインターネットを使わない企業が0%になりました。学校にもノートパソコンやタブレットが導入されています。

日本でのインターネットカバー率は98%を越え、山間部などを除けば実質上100%となりました。

「衣食住」
昭和の時代は衣服と食べるものと住む場所があれば生きていけましたが平成に入って、これにネットがプラスになりました。「衣食住ネット」じゃないと人は生きていけなくなりました。

そして次の時代は「衣食住ネットDAO」となるのは間違いありません。ではDAOとは一体何なのか?どういったテクノロジーなのかを説明していきます。

これを知ることで、あなたはインターネットで先駆者利益を得た人達と同じくらい大きな利権を掴むことが出来ますので、ぜひこのページで理解を深めて頂ければと思います。

DAOを知るには、まずWeb3.0から。

DAOは「人類の次の一歩」、そう言われています。このDAOを知るには、まず「Web3.0」というワードに注目する必要があります。では「Web3.0」とはどういったものか?どんな定義があるのかを見ていきましょう。

Web1.0からWeb2.0までの歴史を振り返る

3.0というぐらいですから1.0と2.0もあったはずなのですが、これはご存じですか?まずは下記の表をご覧ください。

Web1.0
1990年から2004年
Web2.0
2005年から現在
デバイスパソコンスマホ
データテキスト画像・動画
処理サーバークラウド
意義閲覧情報交換

Web1.0というのは、もしかしたら今の20代の方は知らないかも知れませんが、インターネット黎明期から「掲示板2ちゃんねる」あたりまでを言います。

主なサービスとしてはYahooなどのポータルサイト、そして主に大企業が提供する自社のサービスサイトの閲覧でした。内容としてはニュース、天気、スポーツニュースなどが閲覧できるようになりました。

今の新聞をパソコンで見れるようになったものだと思って頂ければ分かりやすいと思います。このようにWeb1.0の意義としては「情報の閲覧」まででしたした。

今思えば、ただ企業のホームページを見るだけで心躍らされてたのを覚えています。これがWeb1.0の世界観です。

そして今から14年前…米アップル社から革新的なデバイスが発売になりました。それがご存じiPhoneです。

このデバイスの出現と共に人々はSNSに夢中になります。もうホームページにアクセスして情報を集める時代が終わり、情報はTwitter、Facebook、インスタグラム、そしてYouTubeで集めるようになりました。データもテキスト(文字)ベースから画像、動画に変わっていきます。

これがWeb2.0の世界観なのですが、このWeb2.0の世界観を支配してきたのが巨大テック企業5社のGAFAMです。

GAFAMこの5つの企業を一度も使ったことのない人はいないんじゃないでしょうか?ちなみに僕はノートパソコンはマイクロソフト、スマホはもちろんアップル、友達とのメッセージのやり取りはフェイスブック、仕事はGoogle、普段の買い物はamazon…とまさにGAFAMに魂を売った男です(笑)

ではWeb2.0では具体的に何が変わったのでしょうか?Web1.0の時は「情報の閲覧」が意義でした。主にYAHOOやGoogleなどを使って求めている情報を取りに行くまででした。

それがWeb2.0では情報の閲覧に加え「情報の交換」が可能になったのです。ここがWeb2.0の本質の部分です。

Web1.0では限られた人しか情報発信が出来ませんでした。この時代を知っている人なら分かると思いますが、自分の情報を発信しようと思えばホームページを立ち上げたりブログを作ったりしなければいけませんでした。

これが自分でやろうと思ったら大変で業者に依頼すると100万円以上のお金が掛りました。だから情報を発信する人は極々一部の人のみでした。

それがスマホとSNSの登場で誰もが簡単に一瞬で情報を発信できるようになりました。そしてその情報にコメントを残したり問題提議したり、つまりは情報の交換ができるようになったのです。

こうした時代背景からWeb2.0は“一億総メディア時代”とも言われました。

SNS

Web1.0とWeb2.0でのビジネスは?

これがWeb1.0~Web2.0までの流れです。Web1.0では情報の閲覧、Web2.0では情報の交換がインターネットの中で出来るようになりました。

では、これらの時代ではどんなビジネスが流行り、どれだけ稼げていたのか?それを知ることでWeb3.0での稼ぎ方のヒントになりますので早速見ていきましょう。

まずWeb1.0の時代。この時代にはどういったビジネスがあったか?もっとも初期の段階で言えば「ホームページ制作業」です。ホームページ一つ300万円と言われていた時代ですのでホームページを作れるスキルを持った人はボロ儲けできたわけです。

2ちゃんねる創業者のひろゆき氏、時代の寵児と言われた堀江貴文氏などが代表的な人物です。

またWeb1.0の後半にはアフィリエイトが登場し、ブログやメルマガを使って荒稼ぎした起業家も現れました。

その後、情報ビジネス、ドロップシッピングなども登場し個人でも比較的簡単に数百万から数千万円を稼げるようになりました。ちなみに僕がネットビジネスに参入したのはこの頃です。

またWeb1.0では、どんなビジネスを行うにしても検索エンジン攻略が鍵となるためSEO(検索エンジン対策)業者も流行りの業種となりました。

次にWeb2.0ではどういったビジネスが流行ったかというと、なんと言ってもユーチューバーでしょう。YouTube初期から参加していた人は未だに月に300~500万円を稼ぐ人が大勢いますし、トップユーチューバーともなると年収は数億円にもなります。

他にもインスタグラムを使って自社商品を宣伝したり、Fecebook広告を使って稼ぐ人がいました(今もいます)

どちらにしても、それまで一方通行だったネットが「情報の交換」ができるようになり成約率が劇的に上がったのがWeb2.0の世界です。

またYouTubeなどが代表的ですが、ほとんど資金を掛けないで稼げるようになったという点にも注目すべきだと思います。

ここで最大のポイントはWeb1.0でもWeb2.0でも大成功している人達は「次何が来るか?」を先読みして誰よりも早く動き出した人達です。そこでWeb3.0では何が来るか?それをいよいよお話していきましょう。

Web3.0とは、どういった世界なのか?

約15年振りの新しい時代ですから、ワクワクしますよね!そんなWeb3.0とは一体どんな時代なのか?

一言でいうなら「GAFAMの次の時代」と言えるでしょう。GAFAMが永遠に続くと思っているあなた、次の時代に乗り遅れます。

まずはデバイスから変わる。

Web3.0では、まずデバイスから変わります。これはもう確定的なことで、スマートグラス(仮名)が登場するでしょう。

スマートグラス出典:raxium

「まさかスマホがなくなるなんて…」と思うかも知れませんが、ほぼ確実になくなります。かつてガラケーが無くなったように、もうすぐスマホは過去の産物となります。

なぜ、そう言い切れるのかというと各社ともすでに開発中だから。GAFAMもWeb3.0時代の生き残りをかけスマートグラスを開発中。

まずはGoogle。Googleは2022年5月、スマートグラスに欠かせないマイクロLEDを開発したRaxiumを買収したと発表。これによりスマートグラス戦線で一歩リードしました。

アップルも負けてはいません。アップルはすでに2020年の時点で「Apple Glass」の特許文章を公表。GAFAMの中ではもっとも早い動きをしています。

今年5月に行われたイベントで「Apple Glass」の発表があるのでは?と噂されるほど開発は進んでいます。結局発表はありませんでしたが9月のイベントでは、さらに期待が高まってくるでしょう。

このようにスマートグラスはすでに未来ではなく現在進行形のプロジェクトになっています。

では、そもそもスマートグラスとは何ぞやと?色々と定義はありますが、スマートグラスとはメガネのようにかけてインターネット空間を演出するデバイスです。

スマートグラス

パソコンもスマホも20インチや5インチなど、基本は2D画面の中だけの空間でした。しかしスマートグラスを使うことにより画面はもうありません。メガネをかけている間は360度すべてがインターネット空間になります。

要はVR(バーチャルリアリティー)ということです。またAR(拡張現実)としても使うことが出来ます。

これを可能とするのがスマートグラスですが、ここで鋭い人ならピンと来るはず。そうですね、今も存在しますよね!ヘッドマウントディスプレイが。。。

ヘッドマウントディスプレイ出典:Meta

これはMeta社(旧fecebook社)のデバイスですが、これを見て、「未来を感じることが出来ない…」と思った人も多いはず(笑)

なぜかというと単純にカッコ悪いし面倒くさいから。。でも、僕より上の世代なら分かるはず。革新的な商品はいつもデカいところから始まると笑。

1985年、はじめてNTTから発売された携帯電話は上の画像のような肩掛けの巨大電話でした。ダサいでしょ笑。

でも、そこから何度も何度も改良が加えられ最終的には2000年代のガラケーの形になり国民のほぼ全員が持つようになります。

歴史は繰り返すと言いますが、今回も同じようなプロセスでデバイスが変化していくものと思われます。

ヘッドマウントディスプレイ⇒スマートグラス⇒おしゃれなサングラスタイプ⇒ハイブランドとのコラボ品…そして最終的にはコンタクトレンズのようになっていくでしょう。

スマートグラスがもたらす未来とは?

では、スマートグラスが今のスマホのように普及するとどうなるか?ズバリ…

リアルよりバーチャル

いま僕達の世界観のベースにあるのはリアルライフがあって時々バーチャルですよね。バーチャルはあくまでもリアルライフのサポート的存在でした。

例えばリアルで暇が出来たから動画を見よう!ゲームをしよう!とか。リアルで行きたい場所があるからネット(バーチャル)で調べてみようとか。あくまでもリアルが主軸。バーチャルはサブでした。

この逆転現象が起きるのがスマートグラスがもたらすWeb3.0の世界観。つまり…

バーチャルにいる時間の方が長い

ということになります。「バーチャル時々リアル」ということです。時間もお金もリアルではほとんど使わなくなり、バーチャル空間で使うようになるのです。

バーチャル空間で働き、バーチャル空間で友達を作り、バーチャル空間で恋愛をする、バーチャル空間でオシャレをして、バーチャル空間で欲しい車を買う。

そして一日の最後にスマートグラスを外してようやくリアルに戻り寝るだけ。翌朝には、また元気にスマートグラスをかける。そんな世界観がWeb3.0です。

では先ほどの表をもう一度見てみましょう。そこにWeb3.0が加わります。

Web1.0
Web2.0Web3.0
デバイスパソコンスマホスマートグラス
データテキスト画像・動画3DCG
処理サーバークラウドブロックチェーン
意義閲覧情報交換???

まずWeb3.0のデバイスは説明したようにスマートグラスになります。次にデータはどうなるか?Web1.0ではテキスト、そしてWeb2.0では画像・動画が中心でした。

Web3.0では「3DCG」が使われます。ここがリアルよりバーチャル、バーチャルにいる時間の方が長くなるという理由です。

まずはこちらをご覧ください。


これは海外の3DCGクリエイターが作った作品です。もう現実と見分けがつかないほどリアルになっていますよね。現時点でこれです。

もう一度言いますが、現時点でこれ。ここからさらに進化することを考えると恐ろしい世界観がやってきます。

ではもう一つ、今度はこちらをご覧ください。

これはサイバーエージェントが開発した3DCGで分身を作るサービス「デジタルツインレーベル」です。その第一号としてモデルの冨永愛さんの3DCGが発表されました。もうどっちが本物か分かりませんし、若干怖さも感じます(笑)

これがWeb3.0没入感の最大の理由でありリアルよりバーチャルという証明にもなります 。

リアルと同じ世界観をWeb3.0の中に作ることが出来ます。そしてWeb3.0の世界では、なりたい自分になることが出来る。仕事も地位もあなたの望むまま。行きたいところへ一瞬で行けるし、憧れの芸能人や昔から片思いだったあの人と付き合うことだって出来るのです。

Web3.0の意義は??

では、データの処理はどのように行われるのか?ここがWeb3.0の根管になってきますが、データの処理には…

ブロックチェーン

が使われます。ブロックチェーンと言えば仮想通貨?と思う方がほとんどだと思いますが、正確には仮想通貨をも可能としたのがブロックチェーンということです。

どういうことか?ブロックチェーンは、そもそも仮想通貨のために出来たわけではなく、はじめにブロックチェーンがあって、その技術をたまたま仮想通貨が一番はじめに使ったというだけです。

つまり、ブロックチェーンの技術というのは様々な分野に使えて、いまブロックチェーンを使ったイノベーションがどんどん増えているのです。

ではブロックチェーンで具体的に何ができるようになっているのか?ここが最後の「???」の部分、意義になるのですが…

価値の交換

ができるようになったのです。どういうことか?仮想通貨でインターネット上でお金の交換が出来るようになったのはご存じですよね。次にNFTを勉強した人なら分かると思いますが、所有権やその契約を移動できるようになりました。

こうしたあらゆる価値の交換が簡単に、そして不正なしにできるようになったのです。これにより…

インターネットの中で経済活動ができるようになったのです。

価値の交換でネットの中に住めるようになった。

これまでのWeb2.0ではコミュニケーションまででした。そして経済活動を行うのは、ほんの一部の層だけでした。

でも、これからは違います。全員ができるようになる。全員がやらなければいけなくなるとも言えます。だから言うんです。11秒でも早く参入し先駆者としてのアドバンテージを受けた方がいいと。

これまでのインターネットはWeb1.0もWeb2.0も基本はエンタメまででした。動画を見たり買い物をしたりコミュニケーションを取ったり…。この延長線上にビジネスがあっただけです。でもそれ以外の本格的な経済活動は出来ませんでした。

お金のやり取りや契約、価値あるモノをインターネット上での移動が出来なかったんですよね。だからネット上で“人の生活”までは成り立たなかった。

だからバーチャルよりもリアルがメインでした。なんだかんだ言ってもバーチャルでは出来なかったことが多かったのです。

しかし、ブロックチェーンの技術がバーチャルの中での生活を可能にしたのです。まず生活には欠かせないお金、これが仮想通貨になりインターネット上でもお金のやり取りができるようになりました。

そして金融サービス。以前にこのブログでも特集しましたDeFi(ディファイ)、もう従来の銀行や証券会社を介入させなくてもお金の移動ができるようになりました。

さらに所有権。これもこのブログでやりました。ネットの中ではコンテンツや所有物が簡単にコピーされるため、これは自分のモノという証明が難しかった。それを解決したのがNFTでした。NFTにより「このアバターは私」という確固たる証明ができるようになりました。

そして…

生活には欠かせない最後のパーツ。それが会社です。中でも株式会社。これをバーチャルの中で可能としたのが今回のテーマ…

DAO(ダオと読みます)

ようやく出来てきましたね(笑)随分と前置きが長くなりましたが、ここまで理解できたなら、DAOのとてつもない可能性にスグに気が付くはずです。では早速本題へ入りましょう。

お金 ⇒ 仮想通貨
金融サービス ⇒ DeFi
所有権 ⇒ NFT
株式会社 ⇒ DAO
すべてブロックチェーンにより置き換わった

DAOがもたらす待ちに待った未来!!

では、いよいよDAOの説明に入ります。

DAO(Decentralized Autonomous Organization)は日本語にすると「分散型自律組織」となります。日本語にしてもよくわからん…という人も安心してください。

このページを最後まで読んだ時には、しっかり理解しDAOのとてつもない可能性を受け入れていると思います。

DAOは先ほども言ったようにインターネット上で作る株式会社です。そしてこれは誰もが簡単に作ることが出来ます。それをこれから説明していきます。

まず従来の株式会社を作ろうと思った時、最低でも1000万円を集める必要があります。そのため自己資金で会社を作る人は資金集めに何年も掛かります。もしくは資金を出してくれる人を自力で探すしかありません。

そうして資金が出来たら今度は約款を作ったり登記したり…とにかく手続きが大変です。ぶっちゃけ自分一人では無理だと思います。

そして、ようやく会社が出来上がり売上を伸ばし、ほんの一部の会社だけが株式を上場させ広く資金調達を呼びかけることが出来ます。これが今までの会社設立から上場までの簡単な流れです。これが…

DAOだと一瞬で出来ます!

「どうやって!?」というあなたの疑問にお答えします。DAOでは独自トークンを配布することにより資金調達をスピーディとしました。

まず、あなたが「こんなことをやりたい!」とアイデアを出しそのアイデアに賛同(協力)してくれる人を募集します。賛同者にはこのプロジェクト独自のトークン(仮想通貨)を発行します。

トークンを受け取った人は同時に投票権を持ち、このプロジェクトに意思表明ができるようになります。

「もっとこうした方がいいと思います!」
「資金の使い道はこうするべきです!」

といったようにですね。あなたのアイデアからはじまったプロジェクトですが、こうしてみんなでプロジェクトを育て成功へ導きます。

プロジェクトが成功し得られた報酬はブロックチェーンを使い不正なく賛同者へ平等に配分されるという仕組みです。

逆もアリです。他の誰かが考えたプロジェクトを応援したいと思ったら、そこに賛同したあなたは少額から投資します。

投資のリターンとしてあなたは「トークン」と「投票権」を受け取ります。そして、あなたはこのプロジェクトへ意見を言うことも出来ますし、プロジェクトが成功した時には大量のトークンを受けとることが出来ます。

投資家になって稼ぐか?起業家になって稼ぐか?どちらも可能だということです。まさに100%健全で従来の株式会社より100倍スピーディなインターネットの中の株式会社…それがDAOです。

DAO

こうしてみると株式会社の仕組みそのものだということが分かります。その通りなのですが、株式会社というのは先ほども述べたように設立するのが本当に大変でした。

しかしDAOなら一瞬!スマホでポン、タップひとつで出来上がり!といった感じです。もちろん出資する方も一瞬で簡単に出来てしまいます。

DAOを乱立させて様々なプロジェクトを同時多発的に進めていくというやり方もアリだと思います。

 

あなた
あなた
でも、それって未来の話ですよね??

いいえ。もうすでに始まっています。一例として一番有名なところを紹介しておきます。ご存じ元ZOZOの宇宙おじさん前澤氏の今年5月のツイートです。

会話をすべて読んで頂ければ分かるように、前澤氏がDAOをはじめた瞬間でもあります。さすがに行動が早いというか情報が早いというか、どちらにしてもDAOはすでに動き出しているということです。

 本当の意義は何のか?

さて、ここまでWeb3.0とDAOについての基本的な知識を説明してきました。ここからはもう一歩踏み込んだお話をしていこうと思います。

ここに気が付いた時…あなたはきっと新たな価値観と新たな世界観に目覚めることでしょう。

Web3.0の本当の意義とは?DAOの本当の意義とは?一体何だと思いますか?それを紐解くには根幹にあるブロックチェーンの仕組みに立ち返る必要があります。

そもそもブロックチェーンとは何だったか?これは分散型取引台帳のことでした。管理者を持たず、みんなで監視する仕組みで取引の不正や改ざんは、ほぼ100%出来ないと言われています。

分かりやすい例でいうと、例えば政治家が何か不正を行ったとしましょう。この不正を証明する内部文書が存在した時、今までだと政府が管理していたので、彼らにとって都合の悪いところは黒塗りしたりシュレッターに掛けて破棄したりするかも知れません(ありましたよね?そんなことが笑)

しかし、これをブロックチェーンで管理していたら…内部文書は世界中のいくつものコンピューターに台帳として記録されているので改ざんも消すことも、ほぼ不可能となります。

仮に見えるところにある証拠だけを消すと、他の多くのコンピューターに記録されているものと異なるので、すぐに不正がバレてしまいます。

これがブロックチェーンの仕組みですが、この仕組みをお金に使ったのが仮想通貨、金融サービスに使ったのがDeFi、所有権に使ったのがNFT、そして株式会社に使ったのがDAOでした。

では、こうしたものの先にある未来は何なのか?と考えた時、ある一つのキーワードが浮かんできます。それは・・・

民主化です。

いま僕達は民主国家である日本に住んでいます。主権は国民にあります。その権限を駆使し僕達は、より住みやすい国を自分たちで作ることが出来ます。

しかし本当の意味で民主化を感じ取っている人がどれだけいるだろうか?この国を自分たちで作っているという意識を持っている人がどれだけいるだろうか?

実際は自分たちの関係ないところで大事なことが勝手に決められ、僕達はただ不満を持ちながらそれに従って生きているだけかも知れない。

それは国家だけではなく地方時自体、そして会社もそうですよね。会社組織は特に民主化されておらず、権限は社長や役員達に集約されています。社員たちは、ただ奴隷のように従っているだけ。

昨今、ロシアや中国などの社会主義国が世界的に問題になっています。しかし日本に彼らを批判する権利があるでしょうか?

もっとも悪いのは中途半端な民主主義。もっと言えば民主主義の顔をした社会主義で今の日本はそうなっています。(アメリカもそうかも知れません)

民主主義が社会にとって良いのはどの国も認めています。しかし民主主義なんて綺麗ごとで無理だよねっていうスタンスをとっているのがロシアであり中国です。だから民主主義と社会主義での対立が起きるのです。

しかし「完璧な民主主義」があればどうでしょうか?100%不正も改ざんも出来ない状態で透明性を担保して多数決を行う。これが完璧な民主主義です。そんな仕組みが出来た時、ようやく世界は一つのまとまるのではないか。

民主主義

ブロックチェーンの未来にはそんな思想があります。そしてそんな思想を世界という大きな枠ではなく会社というもう少し小さな枠に活用したのがDAOです。つまりDAOとは…

会社を完全民主化

するための仕組みです。素晴らしいと思いませんか?リアルの会社が不正やパワハラや不平等になればなるほどDAOは光り輝くのです。

なぜ不正が起きるのか?なぜ不公平が起きるのか?それはトップの気質もありますが、それ以前にシステムに問題があるからです。

権力を一手に握ってしまうと多かれ少なかれ不正や不公平は起きます。でも完全に民主化してみんなで組織を管理すれば、絶対に不公平や不正は起きません。これがこれからの組織の形です。

DAO

DAOの可能性に感じたら即GO!

僕はWeb1.0もWeb2.0も経験して感じたことがあります。それは「早く動き出すことがいかに大切か」ということです。

Web1.0でもWeb2.0でも僕の周りには大成功者が何人もいますが、彼らは凄い才能の持ち主だったかというと、必ずしもそうでもありません。

また努力家かと言われたら確かに多少の努力はしていますが、とんでもない努力をしているわけでもないのです。

ただ人よりも早く始めただけ。

やはり、どんな世界も黎明期や導入期というのは“ある意味仕事が雑”です笑。それはなぜかというと雑でも売れるからです。

一つ例を出すとアフィリエイト。アフィリエイト黎明期というのは5分ほどでテキトーに書いた記事でも商品がばんばん売れていました。今では考えられませんよね。

なぜ、こんな状態だったか?理由は簡単でライバルがいなかったからです。どんな商売でも同じですが独占状態であれば嫌でもそこから買うしかありません。

これが先駆者利益というもの。

ライバルがいないので、欲しい人はそこから買うしかないのです。でも時が経ちライバルが増えてくると、今度はクオリティで競ったり価格競争に陥ったりして、企業努力なしでは売れなくなってきます。

この状態が成熟期から衰退期。この状態にある時に僕達のような個人がはじめても、もう敵わないわけです。でも、多くの人はこのタイミングでビジネスをはじめてしまう。だから売れないし、売れたとしても物凄い努力を必要としてきました。

だから「可能性を感じたら即GO」というのはよく言われる話ですが、あなたが想像しているよりもずっと大切なことなんです。

今回のDAOに置き換えて言うと、黎明期や導入期では、テキトーに考えたプロジェクトでも必ず賛同者はたくさん集まります。逆にあなたが賛同者になって出資しても沢山のトークンを得られたり強い発言権を持つことが出来ます。

すべてはタイミングです。

今はDAOをはじめる絶好のタイミング。もう一度言います。ここまで読んでDAOの可能性に気が付いたなら迷わずGOです。僕達がDAOの始め方から攻略法まで、またWeb3.0の歩き方まですべてお教えいたします。

DAO
ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!