コラム

米シリコンバレーバンク破綻から見る5年後の日本。

シリコンバレー銀行破綻。

危ないぞ、と言われ出してからわずか48時間後に破綻するという急転直下の展開。僕もまったく知らなかったので金曜日深夜のドル円暴落はちょっと焦りました。

たまたま深夜まで起きていたのでレート急変アラートがなって、ポジションを手仕舞いしましたが、寝ていたら、ポジションを保有したまま週を越していたところです。

改めて痛感しましたが、ポジションの週越えは相当なリスクがあります。崖っぷちで寝るようなもんですね笑。

FXをやっている人はポジ保有したまま、週を超えるのはできる限り避けるようにした方がいいと思います。

僕も以前はそうしていたんですが、これも平和ボケでしょうか。最近は何事もなかったのでポジ持越しをしていました。反省ですね。。。

さてシリコンバレーバンクはなぜ破綻したのか、というのは、専門家が色々書いていますので僕はちょっと違った視点の話をします。

一週間ぐらい前でしょうか。中田敦彦のYouTube大学を見ていました。

 

その内容が、「いよいよ銀行は潰れる」といった内容でした。だから僕はシリコンバレーバンクの件を聞いた時、あまりにもタイムリーな話で驚きました。

じゃあ、なぜ銀行が潰れるのかというと、それがデジタル化による崩壊です。デジタル化により書店がなくなりました。紙の新聞もなくなりつつあります。手紙出す人、もうほとんどいません。テレビを見る人も急激に減りました。

このようにデジタル化によりなくなるものが多数あるわけです。その一つが銀行。僕も思い返してみたんです。最後に銀行の窓口へ行ったのはいつだったかなと。もう記憶にないぐらい行ってません。おそらく4、5年行ってないと思います。

もう間違いなく窓口と店舗は必要ないですよね。必要ないものは早かれ遅かれ無くなります。

よく例に出されますが、改札の切符切りのおじさんとか、104(番号案内)のおばさんとか。

テクノロジーの進化で必要なくなる職業というのは残念ながら確実にあります。銀行はその代表的なものなんです。まず近い将来に店舗と窓口がなくなります。

そして、そう遠くない未来には「銀行」という存在そのものがなくなるでしょう。

なぜか?やっぱり必要ないからなんです。

銀行がなくなると、お金のやり取りはどうなるのか?それがこのブログでも散々やってきた仮想通貨やDefiという仕組みです。「非中央集権型」というワードを嫌というほど聞いてきましたよね。

お金のやり取りでは、もう銀行のような中央集権型である必要がなくなりました。それを可能としたのがブロックチェーンでしたよね。中央集権型では、高い手数料、個人情報の流出、そして大規模な破綻というのがリスクでした。

非中央集権型ではそれがない。ネット上にウォレットという自分の財布をもって相手とやり取りするだけ。

例えば僕があなたに1万円送ろうと思えば僕の財布からあなたの財布へ直接送ることができる。

今までは僕とあなたの間に銀行が介入してました。そして、そこで手数料が発生していたわけです。でも、もうそんな必要はない。

テクノロジーの進化で僕とあなたが安全安心に安く直接やり取りができるようになった。だから必要なくなった銀行はいよいよ潰れるということです。

これは銀行だけではありません。例えば証券会社や保険会社も同じです。特に保険会社なんて払っている金額の3割以上が手数料ですからね。もしかしたら銀行よりも早く無くなるかも知れません。

そして、これは他人事ではありません。デジタル化によってこの先、何がなくなるのか?ここは想像力を働かせてあなたの今の職業を冷静に分析してみて下さい。

「自分の仕事は大丈夫」
というバイアスをかけずに。

僕は結構なヤバい人多いと思いますよ。例えば、飲食店の接客業はなくなるでしょうね。あとは、よく言われているコンビニの店員。他にもネイルサロンとか建築会社とか。こうしたところは結構ヤバいと思います。

ちなみに僕の職業はトレードとライターなのですがライターはチャットGPTにより確実になくなります。それもきっとどの職業よりも早くね!笑。

少しでもヤバいなと思ったら即行動です!

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!