先日「保険なんていらない」という記事を書いたところある機関からおしかりを受けまして…何やら全国保険業組合?とか。調べてみたけどそんな組織ないんだよね笑

で、どんな内容かというと、僕の記事は間違っていると。新たに記事を書き直し前文撤回しなさいってことでした。
どこが間違えていて、どこを訂正すればいいのか聞いてみると先方が言うにはデーター認識が間違っていると。
ガンは頻繁に起きる病気だし、今では国民の2人に1人がなる病気だと、だから、しっかりした保険に入って備える必要があるんだと。
完全に保険屋の人間だなと思いました(笑)そこで彼が示してきたデータがこちら。例えば僕と同じ40代の方のデータです。
■40代男性の癌罹患率
(※ガンになる確率でガンで死ぬ確率ではありません)
・10年後:1.5%
・20年後:6.8%
・30年後:20.3%
・40年後:41.5%
・生涯:69.3%
40歳の男性が50歳になるまでにガンになる確率は1.5%なので100人に2人の割合です。60歳になるまでにガンなる確率は6.8%で100人に7人。50代60代もだいたい変わらない数字だそうです。
分かりやすい数字ですよね。でも、この数字を見るとなおさら僕の考えは変わらないです。彼は僕が間違えていると言いましたが、これは解釈の問題で正解なんてないですよね。
例えば僕が70歳になるまでにガンになる確率は約20%です。この数字が高いか、低いか。それは分からない。だって本人の努力次第ではこの数字は変えられるから。だからこの数字が自分に当てはまるかどうかがまず謎です。
でも、こう考えてみてはどうだろうか。例えば、がん保険の類に毎月1万円払っていたとする。仮に30年後、ガンになったとしよう。毎月1万円なので360万円払ったことになる。
それで受けられる保証は?入院費と一時金500万円程度かな。その辺は色々あると思いますが一応プラスにはなると思います。
でも、これはあくまでもガンになったら!が大前提です。ならない可能性も80%あるってことに着目しなければいけません。
360万円の資産が倍になる確率20%、360万円の資産がゼロになる確率80%、この勝負をあなたはしますか?って話です。

トレーダーなら分かると思いますが、こんな期待値の低い相場、絶対にやりませんよね笑。
ほぼギャンブルです。そう、保険は自分の体を使ったギャンブルです。
ではこうは考えられないでしょうか。毎月保険に入ったと思って1万円を積み立てる。30年後、ガンにならなければ360万円貰えます。30年後、ガンになっても360万円貰えます。この相場、ゼロになることは絶対にありません。
僕が言ってるのはこういうことです。保険は医療にしか使えないけど現金は何にでも使えます。ガンになれば医療に使えばいいし、ガンにならなければ車を買ってもいいし旅行へ行ってもいい。
ある程度のラインまで、やっぱり現金は強いです。僕の感覚で言えば500万円まで。500万円までは現金で持っていたほうがいいかも。そうすれば、いざという時何にでも使えます。
「いや、そんなお金ないから保険に入るのでは?」
そうです。でも、考え方は逆です。みんな保険に入っているからお金がない。違いますか?
いまの保険屋はやりすぎ。所得に対する保険の割合が大きすぎるのです。貯金なんて出来るわけないほど保険にお金を払ってる。
あの手この手で高額な保険契約を結ぼうとします。
「先進医療を受けられますよ!」
「あの芸能人も若くして亡くなりました…」
「明日にでもガンになる可能性はあります」などなど…
ありとあらゆるトークで不安を煽り、そして解決策を提案してきます。
「おぉお!先進医療が受けられるなら多少保険料が高くてもいいな!」みたいな。

でも、ここも考えてみて下さい。なぜ、先進医療なのに保険適用外なのでしょう?効果があるかも知れないし、ないかも知れない。そんな不確実なものに税金は投入できない、って考え方があるからです。日本の場合、確実に効果がある薬に関しては保険適用になってます。
だからまずは10万円。日本に場合、10万円あればスタンダードな治療は受けられます。スタンダードと言っても世界最高レベルです。
10万円貯金が出来た時点で保険はやめる。そして、今まで保険に使っていた分を貯蓄に回す。そうすれば、割と早く500万円ぐらいは作れると思います。
このように保険とは単なる数学を通した資金管理です。保険は医療の一部という人もいますが、単なる金融機関ですからね。
多くの人からお金を集めてそれを運用し利益を得ている営利団体です。それ以上でもそれ以下でもありません。
というわけで。どこの誰か知らないけど僕に前文撤回を求めてきた人。申し訳ないけど僕の考えは変わりません。