儲けの法則のひとつは、種をまくということ。近い将来、何が起きるのかを読み取って、そこへ投資したり準備したり。つまりは「それ」が来る前に種をまく。これが、儲けの絶対的な法則になります。
株をイメージするのが一番わかりやすいです。株は上がってから買っても、もう遅いわけです。上がる前に、仕込んでおけば大きな利益になります。すべては、この原理です。
ところが、この「先を見る」ということが出来ない。できないから、「それ」が来てから慌てて飛び乗る。けど、そこはもう大衆と同じ行動になるので、優位性はゼロかマイナスに等しいわけです。
おいしいレストランを思い浮かべてみてください。たまたま、あなたが見つけたおいしいレストラン。今は、まだ誰も知らないので、行列が出来ることもありません。まだ人気もないので値段も安いです。
あなたは、誰よりも早くこのレストランを見つけたので「並ばない」「安い」という優位性を持つことができる。
ところが、あるメディアがこの店に目をつけ雑誌やテレビで特集をしてしまった。それで、この店は大人気に。大衆がこの店に並び、店側も欲を出して値上げしてきた。
でも、あなたは、もう十分にこの店を味わっているので、こうなってから行く必要はないわけです。優位性を十分に味わったあなたは、また違う店を探しに行きます。
まあ、よくある話ですよね(笑)
じゃあ、どのようにして、こういった、おいしくて優位性のある店を見つけるか?実は、今の世の中、まったくもって真新しいものってそうはありません。
ほとんどは、これまであったモノのスペックが良くなたっか、もしくは、ちょっと視点を変えたか、これまであったものを掛け合わせたか、のいずれかだと思います。
飲食店でいえば、有名店で働いていたスタッフが独立したとか、ラーメンのスープにエビを使ってみたとか、超高級な食パンを作ってみたとか。どれも、まったく新しいモノではないわけです。
ちょっとアレンジしたか、視点を変えたか、スペックを良くしたか、掛け合わせたか、いずれかで、大ヒットを生むわけです。
パンケーキがいい例で、あれって単に、ホットケーキに生クリーム乗っけただけでしょ?笑(違っていたらすみません)僕には、いまだに違いが分からないけど、ものすごく流行りましたよね。
ビジネスでいえば例えばAmazon、あれは「本屋」と「ネット」の融合です。どっちも、まったく新しいサービスではありません。
ジェフ・ベゾスは本屋をネットと掛け合わせることでリアル店舗には絶対に負けないという自信がありました。その根拠は「在庫」です。リアルの本屋はスペースが限られているので
売れる本、新刊などしか置くことができません。
でも、ネットの本屋であれば、在庫は無制限に持つことができます。だから昔に流行った本やちょっとマニアックな本、そういったすべてのユーザーを取り込むことができた。
いま、みんなが当たり前のように使っている、「スマホ」もそうですよね。携帯電話とパソコンの単なる融合。これが平成のモンスターアイテムになったわけです。もっと先を言えば携帯電話もそう。もともとあった電話を持ち歩けるようにしただけ。
じゃあ、「5G」はどうか?これもそうですよね!今まであった移動通信回線を進化させたに過ぎません。まったく、新しいモノではないわけです。
そこで、これで何ができるか?そこが分かれば儲けに繋がるわけですが、これも、今までの話とまったく同じです。
5Gの特性を知り、それと従来あったモノを掛け合わせれば、未来が見えてくる。そして、そこへ投資していけばいいわけです。
僕は超低遅延でチャットができるサービス、これが来る!そう思ってます。電話では、なかなか自分の思いを伝えられない、そういう場面もあるかと思います。でも、メールやLINEではタイムラグがあり実際に会話しているのとは程遠い。
そこで、超低遅延を使ったチャット。電話とメールを融合したようなサービスです。これが、絶対に来ると思っていたらすでに、あるベンチャーが開発していました(笑)
ここには、絶対に投資でしょ!
未来を見る方法が何となく分かりましたか?これができれば、資本主義では最強です。