「トレードで勝ってる人と負けている人では圧倒的に違う点が一つだけある。」
圧倒的に違う点…なんだかお分かりになりますか??これは負けている人の勘違いと言ってもいいでしょうか。圧倒的に違う点、それは・・
練習量です。
僕はトレードを野球などのスポーツに例える場合が多い。なぜならトレードはスポーツそのものだから。どういうことかというと、野球などのスポーツは試合に勝つために毎日毎日何時間も練習します。スポーツを職業としている人なら、なおさら練習は欠かせません。
FXや株などのトレードも実は全く同じなんです。ひとつのトレードに勝つために、その裏では何度も何度も練習を重ねる。デモトレードであったり、トレンドラインを引いたり、メンタルトレーニングであったり、
「うーん…勝てない」
と言っている人に限って、これらを一切やっていないんです。僕に言わせれば勝てるはずがない。僕も未だに毎日トレンドラインを20~30本は引いています。
先日もトレードの師匠と居酒屋に行ったんですが、彼お酒飲みながらトレードしてるんです。
「酔っ払ってやって大丈夫ですか?」
と僕が聞くと師匠は…
「これデモだから」
とのこと。話を聞くと師匠ほどの人でも未だにデモトレードで検証と、トレーニングを重ねているんです。もう相場の世界に何年もいる師匠が、いまだにトレーニングをしているのに、昨日今日のひよっこがトレーニングもせずに勝てるほど、甘い世界ではありません。
トレーダーになるにはトレーニングが必要不可欠
トレードもスポーツも勝てる理論だけを言えばとっても簡単です。例えば僕は何年も野球をやってきましたが、バッティングというのは理論で言えば簡単。
体の力を抜いて、腰から始動しグリップを返すように振る。ボールは上から叩くような感覚で打つ。
理論で言えばこれだけです。じゃあ、これだけを聞いて理論通りできるか?というと、まず出来ない。できるようになるには、何度も何度も何度も練習を重ねて出来るようになる。プロ野球選手だって、年俸1億円以上になった今でも練習を欠かせない。
トレードだってまったく同じ。理論だけを言えばとっても簡単。なんだったら僕のエントリーポイントを教えたっていいぐらい。だけど、そんなの聞いてもなんの意味もない。なぜなら、その通り出来ないから。
野球と同じように何度も何度も練習してようやくできるようになるのです。あなたのやっていることは、バットの振り方だけ教わって野球の試合に出るようなもの。ゴルフのクラブの振り方だけを聞いて、コースに出るようなものです。そりゃ、痛い目にあいますよ(笑)
残念ながら僕はあなたに理論しか教えられない。それを自分のものにするかどうかは、あなたの練習に掛かっている。
今の投資教育で一番の問題はここです。理論だけ教えている人がほとんどで、肝心なトレーニング方法を教えていない。そもそもトレードにトレーニングが必要だということすら教えていない。それじゃ、絶対にトレーダーは育たない。
努力を努力と思わないためには?
ある天才トレーダーは、あるインタビューの中でこう語っていた。
「死ぬほど努力してはじめてスタート地点に立てる」
いかにトレードの世界が厳しいか…そのことを凝縮した一行ですよね。じゃあ、死ぬほどって具体的にどれほどの努力なのか?
それは普段の仕事以外、24時間トレードのことを考えるということ。
以前にソフトバンク孫さんのお話をしたのを覚えていますか?

彼は自分以上に努力した人間はいない!そう言い切りました。なぜ、努力という抽象的で具体的な単位のないものの中で自分以上にいないと言い切れたのか?
当時の孫さんは睡眠は最低限。それ以外のすべての時間をコンピューターの勉強に充てていた。つまり“物理的”に自分以上の努力は無理だということ。これが「死ぬほど努力」の具体的な例だと思う。
しかし、ここに一つの矛盾がある。僕も死ぬほど努力した者の一人だと自負している。今現在も「死ぬほど努力」しているかも知れない。僕の周りでもそういう人は多い。結果を出している人はほぼ全員、この「死ぬほど努力」をした人達なのは間違いないが、不思議なことに本人は「死ぬほど努力」した覚えはないんです。
あとから考えると、確かにあの時は「死ぬほど努力」したと気が付く。これはなぜだろうか。
答えは簡単。努力を努力と思っていなかったから。子供のころを思い出して欲しい。学校が終わると近所の公園で友達と日が沈むまで遊んでいた。僕の世代だと、野球をやったりサッカーをやったり。
またもう少し大きくなって中学生ぐらいになっても基本は変わらない。今度はゲームに夢中になり、友達より少しでも早くクリアしたいと朝までドラクエをやっていた。このままの感覚で大人になったのが成功者だと僕は思う。
朝までドラクエをやることを努力だとは思わないでしょ。日が沈むまで友達と遊ぶことを
努力だと思わないでしょ。
「大人が本気で遊べばそれは仕事になる」
僕にとってトレードとはこの感覚なんです。だからいくら儲かったとか月利何%とかにはあまり興味がない。
それよりも、「上手になった」「自分のシナリオ通り!」こっちのほうが嬉しくてそのためにやってだけ。スポーツ選手の感覚に近いと思う。
「好きこそ物の上手なれ」
まさにすべてはこれ。好きなことを見つけた人が勝つ。
よく「今の仕事を好きになれ」なんていう人もいますが、それは無理ですよ(笑)
好きとか嫌いというのは思考ではなくて感情の問題だから。思考は変えられるけど、感情はなかなか変えることができない。どうしても嫌いな奴を好きになれ!って言われても無理ですよね。
嫌いな奴を好きになるより好きな人を探した方が早いと思います。仕事も一緒です。だから僕はもしあなたが今の仕事に遣り甲斐を感じてないなら、一度はトレードをやってみてもらいたい。
なぜなら好きか嫌いかだけは、やってみないと分からないから。
「僕にも出来るでしょうか?」
「初心者でも大丈夫ですか?」
この質問がまったく無意味だと分かっただろうか。問題はそこじゃない。好きか嫌いかです。そればっかりは…やってみないとわからない。