例えば、ここに二人の投資家がいます。AさんとBさんとしましょう。この二人に…
「今年中に1億円稼いでください」
とお願いしたとする。Aさんは頑張ったのですが残念ながら9,950万円しか稼ぐことが出来ずわずかに1億円には届かなかった。
一方、Bさんは1億の目標に対して、なんと2億円も稼いできたのです。
この両者…あなたはどちらを評価しますか?もしくは、どちらの投資家に自分のお金を運用してもらいたいと思いますか?
もちろんBさんですよね!
目標の倍もの金額を稼いできたんですから。
ですが、投資家として評価されるのはAさんです。なぜなら、目標には届かなかったが
“ほぼ計画通り”だからです。
Bさんは何の計画もなしに、ただがむしゃらにやっただけ。一見、美談のように見えますが
視点を変えると“無計画”だということ。今回はたまたま2億円稼ぐことが出来ましたが、次は2億円損するかも知れない。
こういった人を「バブル型」と呼ぶ。バブルはいずれ必ず弾けます。もしこれがヘッジファンドであればBさんはむしろ、ペナルティを受けていたかも知れない。そこでもう一度、考え直してみよう。
ライフプラン…
これがないと何もはじまらないし、ライフプランがないことはリスクでもある。つまり、ライフプランとは…人生の設計図です。あなたはこれを真剣に考えたことがありますか?真剣に真剣にホントに真剣に!です。
ぼんや~り将来こうなりたいなぁとか、できればこんな暮らしがしたいなぁとか、おそらくそんな感じじゃないですか?これはあなただけじゃなく日本人の多くはライフプランを持っていません。
僕のところにもよくこんな相談が来ます。
「投資に興味があるんです!どんな投資をやればいいですか?」
これだけじゃ、答えようがないですよね。
何目的の投資なのか?いつまでにいくら欲しいのか?そのための原資はいくらあるのか?こういったプランがないと何も提案ができないというのが正直なところです。
だからよく投資信託や銀行の営業マンなんかがこう言うんです。
「いま、すごくいい投資案件があります!あなたに絶対おススメです!!」と…
不思議ですね…
なぜ僕のライフプランも知らずに僕におススメだと分かるのでしょ?
もし、あなたのもとへ、こういう営業マンが来たらこう言ってあげてください。
「へー、そんなにいい案件ならまずあなたの家族を幸せにしてあげてください」と笑
もうね、銀行マンとか保険屋さんとか、彼らの言うことを聞いて幸せになった人は一人もいないんです。僕は勝手に彼らのことを金融商人と呼んでいます。
彼らはあなたのお金を増やすことが目的ではありません。あなたの幸せなど1ミリも考えていません。彼らの目的は手数料です。それしか考えていません。
と、話が脱線しましたが…
まずはライフプランの重要性をお話しします。
ここであなたにひとつ質問をしたいと思います。
●質問
「あなたはなぜ、お金持ちになりたいのですか?お金持ちになって何がしたいのですか?」
なぜですか??
即答できますか??
「自分はこれがやりたいんだ!!そのために“いくらの”お金が必要だ!!」
そう答えられる人は、そもそもこのページすら見ていないと思います。なぜなら、目の前のことに必死だから。目標を達成するために、もうやるべきことが見えているからです。
お金持ちになって何がしたいのか?やりたいことのためには、いくら必要なのか?これを事細かに立てるのがライフプランです。これがない人は、そもそも稼ぐ必要がないんです。
必要がないからお金が入ってこないというだけ。これは「お金の哲学」と言ってもいいでしょう。
では、なぜあなたに限らず多くの日本人に明確なライフプランがないのでしょうか?それは国が作ってくれていたからです。
一生懸命勉強していい大学に入り、いい企業に就職して税金と年金をいっぱい納めなさいと。すると、老後も国と会社が保証してくれますよ!安心して暮らせますよと。
この国が決めたプランに乗っていれば、とりあえず「平凡な幸せ」は得られたのです。だけど、こんなプランであなたは満足でしょうか?
「うん、俺はそれでいいよ」
と、もしかしたらあなたは言うかも知れない。しかし、この国が作った「最低限のライフプラン」さえも今崩れようとしている。いや、もうすでに音を立てて崩れはじめています。そのことに気づいていない人が多すぎです。
来週は大型連休の人も多いでしょう。こういった時にしか出来ないと思います。ほんの少しでいいので、時間を作って自分の「ライフプラン」を作ってみましょう。それだけで人生はガラッと変わります。
