コラム

この世で一番恐ろしい確証バイアス

僕が仕事でもトレードでも情報収集でも、
私生活でも常に意識していることがあります。
(※特にトレードと情報収集の場面で)

それが、
「確証バイアス」です。

確証バイアスとは、
自分の考えや先入観を裏付ける情報ばかりを探し、
反対の証拠を無視してしまう「心理的な偏り」のことです。

例えば、欲しい商品の購入を検討する際、
ポジティブなレビューだけを見て
「やっぱり良い商品だ」
と確信する場合があります。

自分の欲しい商品が、
良いものだと信じたい気持ちが、
ネガティブなレビューを見ないようにさせるのです。

こんな例もよく見かける。
例えば、あなたは自民党を支持している。
すると、自民党の良いところだけを見ようとして、
裏金問題などのネガティブな部分は、
「大した問題じゃない」と思うようになる。
これも確証バイアス。

逆もある。
あなたは自民党が嫌い。
すると、これまで自民党がやってきた
成果を見ようとせず、
裏金問題など、ネガティブな部分だけ
クローズアップするようになる。

この人間が持つ特性が、
様々な場面で障害になることが多い。

投資やトレードの際は特に注意が必要。
ある銘柄の上昇を予測している場合、
自分に都合の良いニュースや
ポジティブな情報だけを重視し、
ネガティブな要因を無視しがちになる。

このため、冷静な判断を欠き、
リスクを過小評価してしまうことが多々ある。

トレードで、よくありがちなのが、
大きな含み損を抱えた時だ。

あなたはドル円を買った。
しかし、思惑に反して相場がどんどん下落。

本来であれば、
損切をしなければいけない場面でも、
「一時的に下がっているだけ」
「また上がるに違いない」
と思い込み、
自分のポジションを
正当化する情報ばかりを集めたり、
都合のいい様にテクニカルを解釈するようになる。

そして、損切りのタイミングを逃し、
結果的に大きな損失に繋がる。

トレードにおいて確証バイアスは
冷静な判断を妨げ、
リスク管理を難しくするため、
常に意識的に中立的な視点を持つことが重要です。

確証バイアスは、
時に命を落とすこともある。
例えば健康診断や検査で異常が見つかっても、
「自分は健康だから問題ない」
と確信し、検査結果を軽視してしまうケースもあります。

がんの早期発見が可能だったとしても、
確証バイアスにより
「これは何かの間違いだ」
と考え再検査や治療をしないまま
放置してしまうこともあるのです。

こんな例もよく聞く。
あるサプリメントや健康食品に
興味を持ったときに、
「この成分は健康に良い」
と信じていると、サプリメントの
ポジティブな効果ばかりを示す情報に
目が行きます。

逆に、その成分の効果が
科学的に証明されていないことや、
副作用のリスクについての情報は見落としがちです。
(見て見ないふり)

その結果、別の治療を怠ってしまったり、
効果がないものに大金をつぎ込んでしまうわけです。

確証バイアスにより
失敗している人は本当に多い。

失敗しないためには、
常に俯瞰して物事をみて客観的な判断をすること。

・反対意見や批判的な情報も積極的に取り入れる。
・第三者の意見や視点を取り入れる。
・データや事実に基づいて判断する。
・過去の成功体験にとらわれない。

こうしたことが重要になります。
あとは、物事を是々非々で判断することも重要。

・自民党は支持するけど裏金問題はダメ。
・松本人志は好きなだけど今回の件はダメ。

このように「支持と判断」を
別けて考えることも重要なポイントになります。

確証バイアスは、
大きな損失を被るだけではなく、
時に争いを生むことにもつながり、
最悪は命を落とす結果にもなりうる。

人生において誤った判断をしないために
確証バイアスはできる限り取り除くことが大切。

思い込みの強い人と
信念の強い人は似て非なるもの。

確証バイアスは、
単なる思い込みの強い人にしかならない。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!