コラム

16時間ダイエット(断食)は本当に痩せるのか?

ダイエット

やっぱり人生はトライ&エラー。巷で言われていることを鵜呑みにせず、自分自身で体験してみないと分からない。

・・・ということを、体感したという今日のお話です。

ずっと体調が悪かったんです。どこがってわけではないのですが、なんか体調が優れなくて、ずっと9割みたいな。体調万全な日がない感じだったんです。

眠い、だるい、疲れやすい。「俺ももう年だな」と思っていたのですが、2ヵ月ほど前から、それプラス動悸がするようになってきました。

いよいよ、年齢のせいじゃないと思い、かかりつけの病院へ行きました。すると先生がそろそろ健康診断の時期でしょと。いい機会なので全部調べましょうってことになりました。

血液検査(徹底的に)心電図、胃カメラ、大腸カメラ、CT、全部やりました。結果は異常なし!30代前半のカラダって言われました。じゃあ、この体調の悪さは何だと。まさか…

「先生、おれコロナなんじゃ??」
「うん、体調悪い人はみんなそう言うんだよ」

と軽く返されました(笑)そして、別な病院を紹介されたんです。その病院は心療内科…ウソでしょ…って思いました。ノンストレスで生きてきた俺が心療内科?って思ったのですが、先生が言うには自律神経失調症の疑いがあると。

僕の人生において、まったく予期しないワードでした。このワードを検索したこともありませんでした。だから知識もゼロ、ど素人の状態で新たな病院へ。

そこで先生へ今の症状をすべてお話したのです。
・ひどい動悸
・疲れ
・だるさ
・不眠もあるかな。
・残尿感
・風邪でもないのに痰が出る

すると典型的な自律神経失調症の症状だと。次に僕の生活リズムをお話しました。早寝早起き適度な運動にタバコはやめたしお酒もたまにしか飲まないので問題はないと。次に食生活のお話に。僕は鼻高々に自分の食生活を話しました。

「ボク16時間断食やってるんですよ!!」

メンタリストDaiGoさんや人気ユーチューバーの中田敦彦さんも実践しているので、知っている人も多いかと思います。

もともとは一冊の本から始まった「16時間ダイエット」、「空腹こそ最高のクスリ」という本で紹介されていた手法で、ざっくり簡単に言えば、16時間の空腹時間を作りましょうってもの。

DaiGoさんや中田敦彦さんも絶賛していた方法なので取り組んでいる方も多いかと思います。言うなれば令和の新健康法みたいな感じです。

僕の場合は、この16時間ダイエットをちょっとアレンジして一日一食を実践していました。ようは16時間計算するの面倒なので夜ごはんだけ食べることにしていたのです。それを先生に話すと…(ここからは一語一句先生の言葉をそのまま書きます)

「原因はそれです。医者の立場から言えば、16時間ダイエットを全否定はしません。しかし、朝食を抜くことは全否定ですね。結論から言えば朝食を抜いて健康になった人はいません。

自律神経の観点で言えば、朝食は極めて大事ですし、自律神経の乱れの多くはストレスと睡眠と朝食です。

太田さんの場合は間違いなく朝食でしょう。もし16時間ダイエットをするのなら、朝食を取ることを大前提にそこから考えてください」

というアドバイス頂きました、僕の場合は、原因もハッキリしているし、そこまで重い症状でもないので投薬はなしと。まずは朝食をしっかりとって様子を見ようということになりました。

で、今日でちょうど一ヵ月ぐらい経ちます。見事にすべての症状が改善されました。動悸もなくなったしダルさもない。夜もぐっすり眠れるようになりました。

僕の新たな食生活はこんな感じ。
朝:野菜とヨーグルト
昼:なし(もしくはプロテイン)
夜:好きなもん食べる

僕は色々やってみて、これが一番自分に合っていると思いました。16時間ダイエットもDaiGoさんや中田敦彦さんを否定するつもりは1ミリもありません。そもそも本を読むと朝食を抜けなんて一言も書いてないんですよね。

ただ僕の間違ったやり方は、夜ご飯を中心に考えていたので普通に夜ご飯を食べると朝を抜くしかなかったんです。

でも、それじゃ調子が悪くなる。だから、色々工夫して先ほど書いた食事に行き着きました。

ダイエット、ビジネス、投資…何でも同じですが、万人に共通した方法なんてありません。そんな必殺技みたいなものあるわけがないんです。

だから誰かが言っていることを鵜呑みにするのではなく、それは参考程度にして、あとは自分で手探りしていくしかない。

教わり、取り入れ、改善していく。一発で上手くいくことなんて絶対にありません。トライ&エラーの連続でようやく自分だけのやり方が見えてくるのだと思います。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!