コラム

【2021年以降版】将来なくなる可能性の高い職業、仕事、業種。

占い師

コロナ禍で流行った言葉が沢山あります。例えば「3密」は流行語大賞にもなりました。他にも「濃厚接触」とか「夜の街」とか。

小池都知事は横文字ばかり使って批判も受けました。「オーバーシュート」とか「ロックダウン」とか。「クラスター」も今ではみんな普通に使ってるけど、はじめの頃は何のことだからよく理解していませんでした。

僕は個人的にもっとも社会に影響を与えた言葉がこれだと思ってます。

「それってエビデンスあるんですか?」

“エビデンス”ですね。この言葉は今後の社会経済活動さえも変えてしまう言葉だと思ってます。

エビデンス(evidence)
証拠、科学的根拠、裏付けという意味があります。

本来、医学的に使う言葉だと思うのですが、この言葉の流行により人々が様々なことにエビデンスを求めるようになりました。(この先、もっとそうなると思います)

こうなると成立しない仕事、すなわち“なくなる仕事”があります。感情に訴えかける仕事です。例えば、代表的なものが「占い師」です。これは、もう完全に誰も信じなくなるでしょう。

今月のあなたの運勢は最悪です…おそらく恋人と喧嘩をするでしょう。

「それって何かエビデンスあるんですか?」と言えば、占い師は返す言葉がなくなります(笑)だから占い師が生き残るためには、どうしたってエビデンスが必要になります。

僕は占いことはよく分かりませんが例えば一昔前の六星占術とか。あれの発祥は統計学だと聞いたことがあります。(間違っていたらごめんなさい)

だから今後の占いとしては…「統計学によると、今月のあなたの運勢は…」となるでしょう。それであれば逆に説得力が出てきますよね。

つまり、これまでのように「感覚的」「非科学的」のようなものは通用しなくなる。それはすなわち、昭和ビジネスの終焉を迎えることになると予想しています。

占いの他にも例えば生命保険。僕がメルマガで何度も言ってるように、日本に住んでいたら生命保険の類は一切必要ありません。それは科学的にそして統計学に基づけば、すぐに理解できるはずです。

病気になる確率、病気になった時に掛かるお金、自分が若くして死ぬ確率、そうなった時に必要になるお金、こうしたものをすべて数字に落とし込み、見える化することで保険はいらなくなります。

少し主旨は変わるかも知れませんが、これからは販売員という仕事もなくなるでしょう。なぜなら、モノの値段に、その人の人件費もONされているから。

これを見える化すると、果たしてONされた分の価値がその従業員にあるか?という視点を持つようになります。すると、全員じゃないけど商品知識もない無能な販売員はいらなくなります。

先日、友人宅へ遊びに行ったら、65インチの大型テレビがおいてありました。めちゃくちゃ大きくて、めちゃくちゃ綺麗な画質のテレビ。僕は値段を聞いてびっくりしましたね。なんと、10万円を切るんですよね。

テレビ

で、さらに驚いたのは中の液晶の技術は国産一流メーカーと同じだというのです。その国産一流メーカーで同じものを買うと軽く20万円はオーバーするとか。なぜこんな現象が生じてるのかというと、CMコスト、販売員コストがすべて商品にONされているからです。

エビデンス。
それは「見える化」にも繋がると思います。

これから先の時代、多くの人が「なぜ?」を求めるようになる。そして、その「なぜ?」に気が付いた時、僕は多くの職業が消えてなくなると思います。

今日は占い師、保険屋、販売員を例に出しましたが今のあなたの職業は大丈夫でしょうか?自分の職業が将来どうなるか?それをエビデンスに基づいて検証してみるのもイイかも知れませんね。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!