トレード

円安はどこまで続くか?答えは「分からない」ですが…

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最近、ホントに多いこの質問。

読者さま
読者さま
円安はどこまで進みますか?

日本はゴールデンウイークですが世界の市場は今日も動いています。もちろん僕も朝からトレーディングでした。

「円安はどこまで行くかな…」
と考えながらね(笑)

今日はこの質問に答えます。まず大前提として僕達のような情報発信者はこの手の質問に対して

「分からない」

ということをはっきり言うべきだと思います。円安がどこまで進むか?株価はどうなるか?米株は一体どこまで上がるか?仮想通貨はどうなるか?

こうした誰にも分からない未来の数字をズバリ言っちゃう人は詐欺師だと思ってください。何か商品やサービスを売りたいのか、フォロワーを増やしたいのか、またはカッコつけているのか…のいずれかです。

将来の価格は誰にも分からない。これは神でもAIでも同じことです。誰にも絶対に分からない。これをスタートラインとしなければいけません。

そのうえで、じゃあ僕達トレーダーは何を見て売り買いを判断しているのか?一つは様々なテクニカル指標です。そして、もう一つは過去の価格です。まずドル円の週足を見ると、8週連続でスラストが発生しています。

スラストとは今週の終値が前週の最高値を上回って確定することを言います。このスラストが3週続けて発生すると、かなり強いトレンド発生と僕は判断しています。それが今回は8週連続です。相当に強い上昇トレンド(円安)と言えるでしょう。

じゃあ、これがどこまで続くか?大前提は「分からない」です。ですが、いくつか目安はあります。

まずは2002年2月につけた135円。ここは必ず意識されるので当面はここを目指してくるのだと思います。仮にそこも抜けたら…1998年につけた147円、そしてキリに良い数字150円です。もしかしたらここを目指すかも知れません。

この先はもうデータがないので分かりません(笑)まあ歴史を辿ればすぐに分かりますが、そんなことする意味もないので、まずはこのあたりの数字を知っておけばいいでしょう。

ただ、この数字を聞いてじゃあ、135円、147円、150円まで上がるからドル円を買っておこう!はやめてくださいね(笑)

ストレートにこの値段まで上がるわけではないので。130円⇒125円⇒130円⇒135円・・・といったように上がったり下がったりを繰り返し最終的には上がっていくといった感じです。

そもそも、「分からない」が大前提ですから。あくまでも過去のデータから導いたひとつの目安というだけです。

それよりも、もっと大事なのはこの上昇トレンド(円安)が終わる目安です。こっちは比較的わかりやすいと思います。高値も安値も切り下げるとトレンドの終わりが見えてきます。

現在の高値は131円ですから、これを越えられない、なおかつ、直近の安値は127円、121円近辺ですから、下落した時に、ここを更新してきたら上昇トレンドの終わりが見えてきます。

どちらにしても、為替相場というのは一度発生したトレンドはなかなか終わらない、という特徴を持っていますので、しばらくは円安が続くと思っていいでしょう。

ちなみに前回の円安トレンドは3年、前回の円高は5年も継続しています。

今回はどこまで続くか?答えは「分からない」ですが、3年、5年続く可能性は十分にあるということ。そして、それを想定したおいた方がいいってことですね。

参考にしてください。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!