コラム

怒鳴る、怒る、暴力をふるう人は訴えた方がいいですよ。スグに。

最近ようやくブログのアクセスも増え始め、それに比例して様々なご質問も頂くようになりました。ブログはやっぱり客層が違うのか、これまではビジネスやトレードの質問が、ほとんどでしたが、最近はホント多方面の質問が多いです。そんな中で昨日頂いた質問がこれ。

質問

うちの小学6年生の子供が先生から頻繁に怒鳴れているようです。
息子も悪いのですが学校にクレームを出した方がいいでしょうか?

以下太田の返答

訴えた方がいいですよ。民事訴訟です(笑)
まず大前提に、子供が悪いことをした時、怒った方がいいのか?という議論が未だにあります。こんな周回遅れな議論をしているのは世界では日本だけで海外ではすでに「怒らない教育」へシフトしています。

なぜかというと、成長過程にある子供を怒ると子供の脳が委縮するということが分かっているからです。(興味ある方はご自身で調べてください)

一方、まったく怒られないで育った子というのはワガママな大人になる可能性は捨てきれません。

つまりリスクとしては、ワガママな大人になるか、頭の悪い子になるか?という話なのですが、大前提として、これを決めるのは親でもなければ、ましてや学校の先生でもありません。お子さん自身です。

大人は分かっていません。
「子供を怒る」ということが、子供にどれだけのダメージを与えるかということが。

ここでよく聞かれるのが「俺たちの時代はこうだった」という意見。これを言い出したら老害です。

自分たちはこうだったんだから、今の若い者もこうすべき!という論調は最悪…価値観の押し付け以外の何ものでもありません。

我が家の近所にもうちの子供たちを怒鳴る老害がいたんです。
僕はすぐに法的手段を取りました。なぜそこまでするの?と思われるかも知れませんが、他人が子供の脳にダメージを与えてるんですよ?ある意味、傷害罪だと思うんです。ほっておく方が異常だと思いますけどね僕は。

まして今回の相談者様は学校の先生。自分の行為は正しいと思ってやっている可能性が高い。そういう人には基本、何を言っても無駄です。正義と正義の戦いになっちゃうから。

だから裁判所や調停委員など、第三者からデータに基づいた客観的な判断をしてもらわないと相手は絶対に自分の正義を貫こうとします。

だいたい僕は怒る人というのは動物と同等な生き物だと思っています。感情のまま、感情を押さえられずに生きてるってことだから。

そんな人を変えようと思うのは無理なんです。だから、とっとと訴えた方がいいです。話して分かり合おうなんて思わない方がいい。

時代は変わりました。こうした価値観もアップデートしていかなければいけません。昔は「訴える」なんていうのはドラマの中だけの話でしたが、これからは普通です。

弁護士費用がもったいないのであれば本人訴訟も出来ます。っていうかそれで十分です。訴えるというのは僕達国民に与えられた正当な権利。自分や家族を守るためにはどんどん利用すべきだと思う。

訴えずに他の手段で何とかしようとする方が逆に自分の方が悪くなっちゃう場合もありますからね。自分や家族を守るために、訴訟をするというのは何も悪いことではありません。普通だし、それが解決法としては一番いい方法です。

すぐ怒る人への対処法。

もう少し書きます。
まず「怒る」という行為。これは自分にとっても相手にとっても社会にとってもメリットは1ミリもありません。

自分には後悔が残りますし、相手は嫌な気分になりますし、社会は不穏な空気になります。それでも怒る人がいるということは何らかの要因があるはずなんです。

一番多いのが、自分の感情を抑えられないということです。おそらく、これが半数以上だと思います。

次に多いのは勘違いしてる奴ですね。自分は偉いんだとか、キレて相手を黙らせるのがカッコいいとか…知能が中学生から成長していない人です。

僕も少し前に、大型バイクの免許を取りに行ったのですが教官が偉そうにしてるんですよ。20年前に中型免許を取りに行った時と何も変わってない。教習所はホント思考が止まっています。

たいていがこのどちらかだと思いますが、厄介なのは勘違いタイプです。これは価値観の相違なので話し合っても無駄です。だから僕は訴えた方がいいですよと言いました。

僕が遭遇したのもこのタイプ。うちの子供に対して怒鳴るおじさんがいたんです。そして、その横で妻がウットリした目で見てるんです。

「怒ってる旦那が頼もしい」みたいな。

こんな異次元な価値観や思考を持った人達と話し合っても無駄だと思ったから僕は訴えました。

先ほどの教習所の件も同じ。この件はさすがに訴えるまでしていませんが、自分は教官だから偉いんだという勘違い。

いやいや。あなた教官の前に単なるサービス業ですから。自分の技術をお金で買ってもらうというサービス業でしょ。なんでそんなに偉そうなのと。これも勘違いですよね。

僕が訴えたにのにはもう一つ理由があって、怒鳴る人というの決まって相手を見て怒鳴っています。

「コイツなら怒鳴っても大丈夫だな」と。

無意識なのか意識的なのかは分かりませんが、相手を選んで怒鳴っているんです。だから僕は子供に怒鳴るのって最低だなと思ったんです。子供は逆らえないということを分かっていて怒鳴っている。

学校の先生も同じです。校長には怒鳴らないけど生徒には怒鳴るでしょ。それは、怒鳴っても自分に被害が及ばないところを選んで怒鳴っているということです。

ある意味、なめられてるんです。だから僕は前にも言いましたが、訴える時は、徹底的に。もう二度と逆らえないぐらい。「こいつに手を出したらヤバいな…」と思わせるぐらい、そこまでやる必要があると思っています。

徹底的に。もう二度と関わらないように叩きのめす。

じゃあ、そこまで徹底的にやるには、どうしたらいいのかというと、メンタリストDaiGoさんがヒントをくれています。DaiGoさんはある動画の中でこう言っています。

DaiGo
DaiGo
慰謝料もいりません。謝罪もいりません。ただ僕はあなたの銀行口座がゼロになるのを見たいだけです

めちゃくちゃ怖いでしょ(笑)
これが徹底的にやるってことです。具体的にどうやってやるかというと、まず民事で訴えます。そして、その裁判を出来るだけ長引かせるということです。すると、相手は弁護士を雇いますので弁護士費用で勝手に潰れていきます。

「めんどくさい奴に手を出してしまった…」

と思わせて、もう二度と関わらせないためです。今の世の中、理不尽なことだらけです。100%相手が悪いのに泣き寝入りしている人が山ほどいます。そういった方達に僕は少しでも勇気を与えたくて今回の記事を書きました。

ネットで誹謗中傷されたり。子供がいじめにあっていたり。仕事で言えば、パワハラを受けたり。こういうのは相手が100%悪いです。こういうことに、もう泣き寝入りしないで欲しいです。

個人的には特に子供の問題。いじめであったり大人からの虐待であったり。親は絶対に戦ってください。泣き寝入りや見て見ぬふりは絶対にダメ。こういう理不尽な奴には裁判で戦う。勝つか負けるかは関係ありません。

今日の記事に書いたように、訴えられた時点で相手は大損害です。こっちは本人訴訟でやればお金はほとんど掛かりませんから。戦い方はあります。弁護士に頼んでもダメです。彼らは報酬のことしか考えていませんから。頼るべきは自分の知識だけ、自分に知識を付ければ費用を掛けずに戦えます。

日ハム中田選手の暴力事件について。

「日ハム中田選手暴力事件で出場停止へ」
僕個人的には最近の風潮からして、もう復帰は無理だと思っています。なぜなら世の中が絶対に許さないものの一つに「暴力」があるからです。

島田紳助さんを思い出してください。暴力団と知り合いだったというだけで、芸能界から追放されました。

あのあたりから日本の風潮も変わってきて、暴力、暴言、パワハラの類はどんな理由でも絶対にNGで一発アウトとされてきました。

だから僕は中田選手の復帰は相当に難しいと思うし、日ハムの処分の速さはさすがだなと思いました。

では、なぜ中田選手が暴力をふるってしまったのか?可能性としては二つあると思ってます。ひとつは感情のコントロールが出来ていなかった。

突発的に暴力をふるったり暴言を吐いたり怒鳴ったりする人は沢山います。僕も身近にそういう人がいて前述した通り法的手段を取りました。こういう人にはある特徴があって、暴力や暴言をすべて他人のせいにします。

「相手が悪いから殴った!」

と自分の行為を正当化します。ホント、最悪で単に人間として未熟なだけです。そこに気付いていないから、こういう人は何度も同じことを繰り返します。

僕も人のことは言えません。昔はよく子供のことを怒鳴っていました。そこである人に相談したことがあったんです。

「子育てはホント難しいです…ついつい怒鳴ってしまうんですよね…何かいい子育ての方法はありませんか?」と。

するとその人は、こうアドバイスしてくれたんです。

「それは子育ての問題ではなく、太田さんの人間性の問題だよ。太田さんが人間的に未熟なだけ。それを子育ては難しいと子育てのせいにしちゃいけないよ」

たぶん人生で一番心に響いた言葉でした。僕が未熟なだけ…確かにそうだった。当時はまだ会社をやっていて部下にも怒鳴っていた。

相手が自分の思い通りにならなければ怒鳴って従わせればいいという最も安易な方法を取っていただけ。相手がどう思うかとか、相手がどれだけ傷つくかとか考えもせず。

そして、未熟さ以上に、自分は弱い人間だということにも気が付いた。結局、暴力をふるったり怒鳴ったりする人間は、虚勢を張ってるだけなんだよね。

自分の弱い部分を隠すために強がってるだけ。だから本当に強い人って絶対に暴力は振るわないし怒鳴ったり暴言を吐いたりもしない。

ホント恥ずかしい話…
僕は結構、大人になってからそのことに気が付いた。

だから中田選手もそうだけど、まずは自分が未熟で弱い人間だと受け入れることが大切だと思います。

暴力や暴言を吐く理由は、もう一つ僕はあると思っていて、それは先ほども話したけど時代の流れを読めていないってこと。

今回の中田選手の記事を読んでいたらある記者がこんなことを書いていた。

「最近はやんちゃな選手がいなくなった。中田選手のような昭和のノリで野球をやる選手が減ってきているのが残念だ」

未だにこういうことを書くライターがいるのかと驚きましたが、若い人にとっては昭和のノリってなんだよって感じですよね。

確かに僕達の時代にはいわゆる「昭和のノリ」みたいなことは存在した。きびしい上下関係であったり、ウケを狙ったイジリであったり、教育という名の暴力行為だったり、いわゆる“体育会系のノリ”です。

でも今はもう令和です。昭和のノリを知らない世代の方が多いし、知らない世代にとって“あれ”は暴力やパワハラでしかない。

“昭和”の人は“あれ”を冗談と思ってやっていても今の人にはそうじゃない。また“あれ”を未だに教育の一環だと思っているアホもいる。

いい加減、この負の遺産をなくしていかなければいけない。時代は変わった。もう昔のノリは通用しないし面白くもない。そのことに昭和を生きてきた人間はいい加減に気づくべきです。

暴力も愛情があればいい。
なんて正当化するバカもいますが、暴力は暴力以外の何物でもないし犯罪行為です。スクールウォーズの世界はもうないんです。

また「怒る」のと「叱る」のは違う。
みたいな哲学っぽいことをいう奴もいるけど僕からしてみたらどっちも同じで、単に感情のコントロールが出来ていないだけ。

そもそも怒鳴ったり大声を出す人というのは感情と論理を切り離すことが出来ない動物と一緒で、そんな人が他人に何かを教えるなんてできないよね。

とにかく、いかなる理由や事情があっても、暴力、暴言、怒鳴る、恫喝は絶対にダメです。今の世の中、これやっちゃうと一発アウトで、場合によっては仕事を失ったり訴訟により
家族を失う可能性もあります。

これらは全て感情のコントロールの問題、アンカーマネージメント(怒りのコントロール)を覚えた方がいいです。

ついでに言えばトレーダーは普段からこれを訓練していますから、これからの時代、益々強い職業ですね!

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!