トレード

トレーダーの裏の部分。これを知ってもまだトレーダーになりたいか?

トレード

僕がネットビジネスマンからトレーダーへ転身した理由は以前も書きました。

僕がトレーダーを職業に選んだ理由。僕がトレーダーを職業として選んだ理由はいくつかあって、中でも最も大きかったのは、何にも縛られない職業は唯一、トレーダーでした。...

ひとつは、ビジネスではお金持ちになれないと気付いたから。もうひとつは激動のこの時代、出来るだけ身軽になっておきたかったから。他にも良いところを挙げるとキリがありません。経費がまったく掛からないとか、時間に追われることがないとか。

まあ、だいたいが世間一般で言われることかも知れませんが。そして、あなたも、そんな言葉“だけ”を信じてトレーダーという職業に夢を抱く。

スマホひとつで旅をしながら時には海辺で、時には布団の中で、サクッとボタン一つで何百万も稼ぐ。

ストレスは一切なく、わずらわしい人間関係に縛られず、自由な毎日を過ごしている…そんなイメージ。違いますか?

スマホ

その通りではあるのだけど、トレードの裏の部分を多くの人は見ていない。万物には必ず表と裏があり、良い部分もあれば悪い部分も必ずある。

トレードも例外ではなく、トレードというものをひっくり返して裏をみようとする人は少ない。

僕が尊敬して止まない世界一のトレーダー、ラリー・ウィリアムズ氏は著書の中でこう言っている。

私は70才を過ぎた今も、忌々しい市場の魅力から離れられないでいる

この一行に、トレーダーという生き方のすべてが凝縮されていると僕は感じた。“忌々しい”の意味を辞書で引くと次のように書いてある。

不吉なものや、けがれを避けて慎む意味。そのままほうっておくと、とんでもない結果を引き起こすことになる。非常に腹立たしく感じる。しゃくにさわる。

トレードとは、まさにこの言葉通り。そして、ラリーが言うように、この状態から離れられなくなる、悪魔のような金儲けなのです。

まさにギャンブル依存症に近いのですが、ギャンブル依存症と違うのは、ギャンブルの場合、多くの人は、そこから抜け出す方法を考える。何とかしてギャンブルをやめようと考える。しかし、トレーダーは、やめようとは一切考えない。やめるのではなく、打ち勝つ方法を模索する。

その集中さは尋常ではなく、それが行き過ぎて時に恋人を失ったり友人を失ったりするときもある。これがトレーダーの裏の顔。

集中

これを聞くと、だいぶイメージが変わってくるのではないだろうか。

だから自動売買で稼ぎたいとか、ほったらかしで成功したいとか、そんな幻想を抱いている人はここで考え方を改めた方がいいです。トレードとはそんな甘いものじゃないから。

また、ちょっとやってやめる人とか、自分の失敗を人のせいにする人とか、そういう人もトレードには決して向いていません。

そうじゃなく、何が何でも絶対にトレーダーになりたい!トレーダーの裏の部分を知ってでもなりたい!全身全霊を掛けて打ち込みたい!そういう人“だけ”がなれる職業です。

やっぱりこれぐいじゃないと何者にもなれません。何事もそうだけど、真剣じゃないと無理ですよ…ちょっとやって成功するとか、片手間で結果を得るとか、あり得ないと思う。

何かを手にしたいなら、そのことだけを考える。普段の仕事と寝てるとき以外は、そのことに集中する。熱意をもって努力すれば、返ってくるものは、どんな金儲けよりも大きい。

人生というものは、自分がやっただけのことしか返ってこない。

BYラリー・ウィリアムズ

 

当たり前でシンプルで間違いのない言葉。けど、現代人はどこか忘れてやしないだろうか?だから多くの人は、簡単にとか、すぐにとか、そういう類のものに飛び付く。そんなことで得られるものは、魚のエサにもならないというのに。

僕は最近、ホントに思うんだけど、人生なんて一ヶ月もあれば簡単に変えられると。でも、ここで言う「簡単に」というのは多くの人が想像するような魔法のツールではない。

一ヶ月、短期集中で、そのことだけに取り組んでみる。全身全霊をかけ、24時間、そのことだけを考える。これで突破できないことはない。

トレードも同じで、短期集中で一気に学んでしまった方が絶対に成功率は高いと断言できる。

ダイエットもお金稼ぎも、無理しない程度にゆっくりと…なんて言っている奴に限って上手くいかない。なぜなら、長期になれば、それだけヤル気も失せるから。モチベーションを長い間たもつ方が難しいから。

だから、やろうと思った時に、短期集中でやってしまう。これが、僕の考える成功の最大の秘訣。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!