前回の続きになります。トレーダーを目指す方はぜひ読んでおいてください。これを知ってから勉強に入るのと知らないで勉強に入るのとでは雲泥の差になると思います。

10万の資金で1万通貨取引はできるが、勝てない。
以前にトレードを教えている人とこんな会話がありました。
彼:「そろそろデモトレードを卒業して本番へ行こうと思います!」
僕:「そうですか。開始資金はいくらですか?」
彼:「はい。10万円を予定しています!」
僕:「なるほど。証券会社はお持ちですか?」
彼:「はい。DMMを持っています」
僕:「DMM?そこで行うのですか?」
彼:「はい!」
僕:「もう一度、勉強した方がいいですね…」
彼:「えっ…なんでDMMじゃダメなんですか?」
彼をここで止めて本当に良かったと思います。なぜならDMMを使ったら、おそらくは一ヶ月もしないうちに彼はFXの世界から撤退することになっていたから。
DMMFXとは、日本で口座数おそらくナンバー1、取引高もトップクラスのFX証券会社です。なぜ、そんなDMMではダメなのか?
僕はDMMがダメとは一言も言っていません。DMM自体は僕も使ったことがありますが、むしろ素晴らしい証券会社です。チャートも管理画面も使い易くて僕は個人的に好きです。人に勧める時もあります。僕がダメだと言ったのは…
10万円の資金でDMMを使うこと
DMMは1万通貨の取引が最低ロッドです。しっかり資金管理を勉強している人ならわかると思いますが、10万円の資金で1万通貨取引は無理ではないが少々厳しいと思う。
つまりDMMに限らず、10万円で1万通貨の証券会社を使うことに僕は資金管理の勉強が足りないと言いたいのです。取引自体ムリではないんです。ムリではないから、ここで行う人も多いです。
しかし、その結果、一ヶ月もしないうちに撤退してしまう。その理由は紛れもなく、「資金管理」です。そして「メンタル」です。この言葉を胸に刻んでおいて欲しいと思います。
これは僕が尊敬するトレーダーの一人、チャーリー・ライト氏の名言です。
10万円の資金でFXをはじめることには何の問題もありません。もっと言えば5万円でも僕はいいと思っています。しかし、小さな資金で始めるときは、大きく稼ごうと思ってはいけません。
具体的に言えば10万円以下で取引する場合は1000通貨単位で取引できる証券会社がいいでしょう。というか、そうじゃないと無理があると思います。
そして目安として資金が50万円を超えたあたりから1万通貨取引に切り替える。そうすることによって、資金管理に余裕が出てきて、それがメンタルに繋がっていきます。
そう聞くと、1000通貨でなんてプラスマイナスが小さくてヤル気が出ない…そういう人がいますが、まさに、そこにトレード最大のヒントがあるんです。このヒントを「感じる」ことが出来れば、トレードでの成功は限りなく近くなります。
「期待」と「恐怖」は紙一重。
成功したトレーダーを僕はこれまで数多く見てきました。彼らがド素人からはじめて成功するまでのプロセスには“ある共通点”があることに僕は気が付いた。
そして、そのプロセスは今振り返ってみると僕にも当てはまっていた。
まず、FXに限らずトレードでポジションを持つとドキドキしてしまったり何度もスマホを見たり…「自分ってメンタルよわっ…」と思ってしまう人も多いかと思います。僕もそうでした。
ちなみに僕の初期は、ヒドイもんでした。枕元にスマホを置いて、1時間おきにチェックしていました。当時の僕は顔つきも最悪でした。(寝てなかったので当然しょう)
これらはすべて、ポジションサイズ(取引数量)が大きすぎることが原因なのです。例えば50万円の資金の人は、ドル円で約20万通貨まで買うことが出来ます。この場合、10pips動くとプラスマイナス2万円です。
経験者なら分かると思いますが、10pipsぐらいなら一瞬で動きます。つまり、一瞬でプラスマイナス2万円です。一般の人にとって2万円は大きいです。そしてトレードに慣れていない人はすぐに銭勘定が入ります。
例えば2万円勝っているときは…
「おいしいもの食べに行ける!」
「この2万円で今月の借金払える!」
「アルバイトへ行くよりよっぽどいい」
など。
負けている時も同じ…
「2万円もあれば〇〇出来たのに…」と。
これが連続して起こるのです。口座資産の金額も…
50万円⇒52万円⇒54万円⇒48万円⇒42万円⇒40万円⇒46万円⇒42万円と、いった感じで秒単位で変動していきます。
「あー、気になって仕方ない」
こう考えるうちは、そのポジションサイズがまだ、あなたに合っていないということ。解決方法は簡単で、取引数量を2万通貨(20万通貨から)まで落としてみるのです。
先ほどと同じ10pips動いてもプラスマイナス2000円です。こうなると、銭勘定も入りません。50万円の口座もそんなに変動はしない。精神的にも楽になります。
そして、、、
2万通貨に慣れたら、今度は4万通貨。
4万通貨に慣れたら、今度は6万通貨・・・
このように自分の精神状態と相談をしながら徐々にサイズを大きくしていく。これがトレード成功者全員が歩む、プロセスなんです。
利益を「期待」してしまうポジションはダメ。それは同時に「恐怖」も伴うから。「期待」と「恐怖」は紙一重。どちらも、まだ起きていないことへの感情。期待をするから恐怖も生まれる。だから恐怖を消すには期待しないこと。
期待をしなくても、トレードには「複利」という人類史上もっとも破壊力のあるルールが味方する。FXや株でトレードする人が仮想通貨に見向きもしないのは、あんなジェットコースターのような相場じゃなくても複利の破壊力を知ってるからです。
最後に・・・
最高のトレーダーと、その他大勢を区別するのは手法やタイミングではなく、自分の行為について、どう考えているか?そしてトレードしている時にどのような心理状態にあるか?です。その他大勢のトレーダーはポジションを持ったとたん期待する。だけど…
最高のトレーダーは恐れない
トレーダーはなろうと思ってなれる職業。
ラリー・ウィリアムズ。
僕が最も尊敬する世界一のトレーダーの名です。いま僕の目標は彼。もちろん会ったこともないし、実際に見たこともありません。しかし、いま世界で一番彼について詳しいのは僕かも知れません(笑)それほど、彼の本は何度も読んだし、彼に関するネット記事にもすべて目を通しました。
まさに「ラリーおたく」です。
軽いストーカーです(笑)
で、僕がもっとも注目したのが、もちろん彼自身は凄い実績の持ち主ですが、実は彼の娘さんもトレーダーとして優秀だということです。
どれほど優秀かというと、“ロビンスカップ”というトレードの世界大会があるのですが、その大会で優勝しちゃっているんです。ちなみにラリーもこのロビンスカップでは優勝しています。このことから僕が感じたのは、トレーダーというのは…
“なろうと思ってなれる職業”
だということです。娘さんの本業は女優だそうです。だけど、父親の仕事に興味を持ち、
“なろうと思ってそうなった”ということ。
多くの人は投資家とかトレーダーというのは何か特別な、なろうと思ってなれる職業ではないと思っています。けど、世の中の仕事はすべて同じで、「習えば成れる」ということです。
以前にタートルズの話をしました。タートルズとは、トレーダーは育成できるかどうか?というテーマではじまったトレーダー育成所。

結論から言うと、全員が一流のトレーダーになることができた。
・どうすればトレーダーを育成できるか?
・トレーダーで最も重要項目はなにか?
・一流とその他大勢の違いは何か?
・どうしたら強靭なメンタルが出来るのか?
・テクニカルは何を使っているのか?
・それをどう活用しているのか?
・利益200万ドルを超えるには何が必要か?
そして、タートルズは一体何を、生徒たちに徹底的に教えていったのか?断言します。
「トレーダーは育成できます!」そしてあなたにもなれます。
ラリーが娘さんを育てたように。タートルズが一流を輩出したように。そして、僕自身が師匠によって育てられたように。
トレーダーになれる必須条件は3つ!
1・大金を稼ぎたいという強い願望。
2・人より秀でたいという願望
3・現状への不満
この3つを満たしている方なら誰でもなれる。逆に、1つでも欠けている人はなれない。人生に安定を求める方は多いと思います。正直、僕もそうでした。
安定を求めて不動産を買ったり、不労所得を得たりしていた時期もありました。しかし、僕はそれを経験して、それが健全とは思いませんでした。
なぜなら、安定した普通の人生を送る人によって成し遂げられた偉業はないから。