投資

初心者はまず、どの投資をはじめればいいのか?結論は2つしかありません。

投資

マイホームは資産か?いいえ違います。

突然ですが、投資の対義語、反対の意味をご存知ですか?投資とは資産にお金を投じるという事です。では資産とは一体何でしょうか?資産の意味を意外と間違えている人が多いんです。

例えば車。これは資産ですか?
答えはNOです。

じゃあ、マイホームは?これは資産になりますか?
これも答えはNOです。

よく住宅メーカーの営業マンがこんな事を言いますよね。

営業マン
営業マン
賃貸の家に住んでいても何も残りませんよ。どうせなら資産になるマイホームを建てましょう!!

これは大きな間違い。もっと言えば営業成績を上げたくてあなたを騙しているとも言えます。マイホームは資産になりません。資産という意味を知らないか…もしくは営業成績のためにウソを言っているのか。

資産とは、書いて字のごとく資源を産み出すチカラです。ここで言う資源とはお金です。マイホームを持っていて何かを産みだしますか?何も生み出しません。むしろ税金が課せられますよね。

車も同じ。車を所有しているだけで税金が課せられます。何も産み出しません。何も産み出さないものを資産とは言わないのです。じゃあ、マイホームや車を一瞬で資産にするにはどうしたらいいのか?

誰かに貸し出すという事です。

誰かに貸し出して車であればレンタル料金・マイホームであれば家賃を頂いて資産にする事が出来ます。何も産み出さないものは単なる消費・浪費です。そして何かを産み出す力を資産と呼び、資産を買う事を投資といいます。

つまり投資の対義語は消費・浪費です。

昔の僕はこの浪費・消費に大事なお金を投じていました。だからいつまで経ってもお金は何も産み出さなかった。10万円稼いで10万円を浪費・消費に使ってしまうとそこで終わりですよね。だからまた労働をして10万円を稼がなければいけない。

投資家たちは10万円をまずは資産に回します。そしてその資産が産んでくれたお金で浪費・消費をする。だから10万円はいつまで経っても無くならないのです。

小学生も分かるように言えば、
「卵を買うか、鶏を買うか」って話です。

卵を買って食べるとなくなりますよね。だからまた買いに行かなければいけない。一生、卵を消費し続ける。けど、卵よりちょっと値段は高いけど鶏を買えば、卵を食べてもまた鶏が卵を産んでくれる。卵に消費する必要がないんです。

それどころか、食べきれない卵を売る事も出来るし、鶏を繁殖してさらに卵の数を増やす事も出来る。これが投資です。

いままでのあなたは何かを生み出す資産を買った事があるでしょうか?おそらくないかと思います。

もし…この知識を知っていて、生涯賃金の3分の1でも資産に回していたら今頃どうなっていたと思いますか?ちょっとシミュレーションをしてみましょうか?

例えば現在40才の方。平均年収500万円だとします。20才から働いて500万円×20年で1億円です。このうち仮に30%を資産に回していたら3000万円の資産があったわけです。
この資産が年利15%を生み出していたら450万円です。

もう贅沢さえしなければ普通に暮らせる金額ですよね。この知識をもし20才の時に知っていれば、もう今頃あなたは働かなくても良かったのです。

ちなみに資産からの税金は一律20%です。働いて450万円を稼ぐより資産から450万円を得る方が税金的にも優遇されます。働かない人の方が優遇されるって何とも不思議な話ですが(笑)これが豊かな人はもっと豊かになると言われる理由ですね。

浪費のおろかさ。

僕には投資の師匠がいます。仮にSさんとしておきましょう。僕はSさんに出会うまで投資家に抱いていたイメージとして高級クラブで毎晩シャンパンを何本も飲んでいるものだと思っていました。僕自身も、そんな男に憧れてそんな遊びをしていた事もあります。

しかし、Sさん(本物の投資家)は違いました。はじめてSさんに出会った時こそ高級クラブでしたが、その後、Sさんと食事へ行くのは、いつもお一人様2500円で飲み放題のような居酒屋ばかり(笑)

身に付けているものもオシャレではあるけど、聞いてみると決して高価なものではなかった。一度、Sさんの出迎えでゴルフにも行かせて頂きましたが、その時も高級外車で迎えが来るのかと思えば、車はエコカー(笑)

Sさんはこう言います。

「みんな一度はクラブ遊びや高級時計に高級外車に乗るけど、どこかで気が付くんだよ!あんなもんは自分を高く見せるためのアイテムに過ぎないと。本当に美味しいものは高級店ではなくボロボロの居酒屋にある。本当に性能の良い車は値段じゃく日本車にある。本当の価値も分からずに、ただ値段が高ければいいという考えはすごく男としてカッコ悪いと思うよ」

Sさんに僕が心底惚れた瞬間でした。さらにSさんはこう続けました。

「日本人ってカードの色を競うだろ。あれって一体何の意味があるんだろうね。カードなんて使う金額が大きければ誰だってブラックカードになる。それを日本人ってステータスのように言うだろ。僕にはそれだけ浪費をしてきたっていう愚かさにしか見えないんけどね」

僕が大事にしていたアメックスのプラチナカードを解約しようと思った瞬間でした(笑)

そこで投資家とは…投資家は、お金がお金を産むという事を知っている。だから、トコトンまで消費を嫌うのです。

「お金持ちはケチだ」って聞いたことがありませんか?あれは、ケチなんじゃなくて、もう一般の人達とお金に関する価値観が違うんです。だから普通の人がお金を使うところではほとんどお金を使わない。そして、普通の人が買わないようなものを、すごいお金を出して買うんです。それが不動産であったり、金やプラチナであったり。投資家としての第一歩はここです。

消費・浪費を徹底的に抑える。
徹底的にです。

消費・浪費が今のままだと絶対に投資家にはなれないですから。

投資家とギャンブラーは違う。

こんな話を聞いた事はありません。
「本物の投資家はパチンコをしても負けない」というお話を。

パチンコというのは基本的に出たり飲まれたりします。朝からずっと負けっぱなしって事は滅多にないわけですね。まあ、たまにそういう人もいますが、それはよっぽどツキがないか、台の選択を間違えているか…基本は出たり飲まれたり出たり飲まれたりの連続です。多くの人がパチンコで負ける要因がやめ時を間違えるという事です。

例えば1万円を使って12,000円勝った時点でやめる事が出来ません。
『もっと出るはずだ』『まだまだいける!!』とせっかく出た分の勝ちをどんどんつぎ込んでいき最後は全部飲まれてしまう。

投資家というのは必ずゴールを決めて投資を行います。
例えばパチンコで言えば今日は12,000円になった時点でやめようと。どんなに調子が良くても12,000円になった時点でやめるのです。

こういう戦略を持ってさえいればパチンコであっても負けはしないと言われています。だからと言ってパチンコをしましょうって話ではありません。これはあくまでもたとえ話ですね。

投資には複利というルールがあります。複利とは、もうご存知かと思いますが、倍々ゲームで資産が増えるルールです。複利を分かりやすく説明すると…

1が2
2が4
4が8
8が16
16が32
32が64
64が128
128が256
256が512
512が1024

ってことです。これは何を意味するのか…例えば1万円ではじめた投資。これを毎月倍にしていったとしましょう。

1万円が2万円…翌月には2万円を4万円…翌々月には4万円を8万円…これを繰り返し行っていく。ただ金額が大きくなるだけでやることは全く同じです。すると1万円からはじめた投資がわずか10ヵ月で1000万円を超えてくるのです。ちなみにこれを2年続けると爆発的に伸びてくる。

はじめは1万円、4万円といった少ない増え方ですが、ある一定のところから爆発的に伸びてくるのが複利です。投資家はこの複利の威力を嫌というほど知っているのです。だから先ほどのパチンコの例で言うと、ちょっと勝てばいいのです。

大事なことはその少ない伸びをコツコツ積み上げるという事。そこに複利が効いて次第に爆発的な伸びになってくる。

このルールがあるから、本物の投資家は1万円を無理して10万円にしたり100万円にしようとはしないのです。1万円を2万円にするだけで十分すぎるのです。

投資家の住む世界

では、具体的に投資にはどのようなものがあるのか?年利○○%というけど、それはどのようにして取っていけば良いのか??投資にはいくつかの世界があって、それは密接に繋がっているという事を覚えておいてください。

まずは投資の種類から。投資には大きく分けて5つの世界があります。それぞれに特性や性質、メリット・デメリットがありますので一つずつ説明していきましょう。とその前に…

ここで重要になる二つの専門用語をまずは解説しましょう。この二つの用語が分からないとちょっと投資は理解できませんので。

キャピタルゲイン

キャピタルゲインとは売却益の事。例えば不動産を1,000万円で買って値が上がり1,200万円で売ったら200万円の利益ですね。これをキャピタルゲインと言います。株も同じです。1100円で買った株を1500円の時に売ったら400円のキャピタルゲインを得た事になります。

インカムゲイン

インカムゲインとは資産を保有している事による利子や配当金のこと。つまりはキャッシュフローというわけですね。資産を保有しているだけで、毎月、もしくは毎年決まった金額の収入を得る事が出来る。不動産の家賃収入や株の配当金、国債の金利などがこれにあたります。

では投資の種類について説明していきましょう。

不動産

『投資の王様』と呼ばれるこの不動産。主にキャッシュフローを生み出すための投資手法です。メリットとしては投資の中でも安定しているという事。多くの人は不動産投資と聞くと空室のリスクがあるのでは?と思うかも知れませんが、不動産の長い歴史の中では、もうすでに空室回避の方法は確立されています。

なので、不動産を入手できればもう安定収入はほぼ確定的と言っていいでしょう。デメリットと言えば何と言っても大きな資金が必要だという事。最低でも頭金として500~1,000万円は必要です。

しかし、これは逆を言えば、これだけの金額を用意出来れば一生、安定したキャッシュフローを生み出す事が出来るという事です。

商品

商品とは主に金やプラチナのことです。金はここ30年間、ずっと値段が上がり続けている金融商品です。ただし、これはキャッシュフローは産み出しません。あくまでも資産として買っておけばいずれ値段が上がるという投資手法です。キャピタルゲインを主な目的とした投資手法です。この金やプラチナは意外と簡単にネットとかでも入手できます。

債権

これは主に国債です。日本国は国債を発行して銀行や郵便局などの金融機関からお金を借りているわけです。そして銀行や郵便局はその国債を国民にわずかな利息を付けて売り出しています。キャッシュフローは生み出しますが、微々たるもんです…

これが一番ポピュラーな投資ではないでしょうか。株とは証券取引所に登録して上場企業の株主になるという事。株は多く買われると株価が上がり、売られると株価が下がる。この差利益が投資利益になるわけです。つまりはキャピタルゲインってわけですね。

株を保有している事によるインカムゲイン(配当金)も発生しますが、これは企業の業績により左右されるものですし、さらには配当金を支払う義務は経営者側にはありません。そういった面からインカムゲインを狙うには少々弱い投資手法と言えます。

外貨

外貨とは為替差利益です。日本ではFXと言った方が分かりやすいですか。為替は秒単位で値が動いています。例えば1ドル80円の時に買って100円の時に売れば20円の利益。逆に70円の時に売れば10円のマイナスになります。このFXは投資手法としてはもっとも新しいもので他の投資手法の良いところを併せ持っています。

よくこんな質問が寄せられます。

質問者
質問者
どの投資を行えばいいですか?

正直、この質問だけでは何とも答えようがありません。なぜかというと、先ほど説明したように投資には色々な種類があって目的によって投資手法も変わってくるからです。それはまるで…

「野球をやりたいんですけど、どのポジションを守ればいいですか?」

と聞くようなものです。それだけは自分で決めてくださいって話ですよね(笑)

キャピタルゲインが欲しいのか?
キャッシュフローが欲しいのか?
出来るだけリスクを負いたくないのか?
リスクを負ってでも大きく資産を増やしたいのか?

このように目的によって変わってくるのです。それでもよく分からない…という人は消去法で考えてみてください。

まず債権。
これはやめましょう。というのは、いま日本の国債は利率がものすごく低いですよね。おそらく1%以下だと思います。これだと銀行預金となんら変わりはありません。投資というよりも定額預金に近い感じですのでNGです。

次に商品。
これは一応、先ほど紹介を致しましたが、投資というよりは物販に近いですよね(笑)金やプラチナを安値で買って高値で売るだけですから。投資というよりは投機に近いので僕ならやめておきます。

次に不動産。
これは最終的に目指すところです。もうすでに手元に2,000万円があるという方は不動産投資を行う事を強くおススメしますが、ほとんど…いや全員と言っていいほど今手元にそんな大金はないですよね。

では投資のスタートとしては何が望ましいのか?限られてきましたね。残っているのは株か為替(FX)しかないのです。

投資初心者は株か為替から始めましょう!

CFDとは?トレード初心者がCFDをやるべき理由。いま、世界中のトレーダーが注目しているCFD。仮想通貨よりCFDです(笑)まず、CFDとは一体何か?CFDと横文字を使っていますが特別難...
ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!