投資

「売りが売りを呼んで大暴落する」とはどんな状態か?

「人の行く裏に道あり花の山」

もっとも有名な相場格言です。投資というのは常に群集心理で動きます。みんなが買うと相場は上がり、みんなが売ると相場は下がります。

だから、この群衆の動きについて行くのがベスト。これがいわゆる順張り、トレンドフォローということです。

僕も基本は順張り、トレンドフォローです。しかし、この手法…実は大きな儲けには繋がりません。正確に言えば大きな儲けにはなりますがたっぷり時間をかける必要があります。

でも、もっと手っ取り早く稼ぐ手法があるんです。それが人とは違う道を行くこと。(裏の道)すると、そこには大金が眠っている(花の山)というのが、この相場格言です。

例えば今の日経平均株価。今年に入ってからずっと上げ一辺倒です。もっと言うなら2020年3月、コロナショックで15,857円を付けてからずっと買われっぱなしです。

ここで皆さんの肌感覚を大切にしてください。どうですか?今の日本がここまで株価が上がる国だと思いますか?

僕らの感覚とはちょっと違いますよね!?日本で暮らしている僕達が一番よく分かっています。そこまで明るい材料はないってことに。

解決する見込みのない少子高齢化。上がらない給料、実質賃金は下がる一方。政治は防衛費を上げることしか考えていない。ITに続きAIも世界に遅れを取っている。

何一つ明るい材料がないんですよ。それなのにコロナ禍からすでに株価は100%アップです。

これが、どういった状態かというと
「買いポジションが貯まっている」という状態。

ここから大事な話。株でもFXでも同じですが、買いポジションを持った人が必ず行うことがありますが、それが何か分かりますか?

買ったポジションには、
必ず「売り」が入ります。

利益確定の売り、損切の売り、色々ありますが必ず最後には売りが入るということ。運良くコロナショックあたりで株を買った人はもう資産が倍近くになっているので、欲張らず、ここで利益確定をしようと考えます。つまり「売り」が入るということ。

売りが入ると当然、相場は下がります。すると、高値付近で買ってしまった人は、損失を被り損切をします。

損切をするということは、これも売りが入るということ。すると益々相場は下がっていく。それまで大きく利益を出していた人も下がってきた相場をみて利益確定をする。下落の勢いがどんどん増していきます。

これが、
「売りが売りを呼んで大暴落する」
という状態です。

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2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!