ザ・リアルがはじまって約1ヵ月。すでに何人かの人と初回コンサルを行いました。
「なぜやるか?」
「なぜ稼ぎたいか?」
この動機付けをまず聞くんですが、やはり皆さん意識が変わってきているなと思いました。今まではどこからか拾ってきたような動機付け。例えば…
「ハワイへ移住したいです!」とか
「家族を幸せにしたいです!」とか
これはこれでいいんですけど、本当にそう思ってる?って感じます笑。誰かの言葉をパクってない?みたいな笑。要は、ありきたりな動機だったんです。でも今回は違います。
「父親の介護をしたくないのでお金で解決したい」
「地政学的に安全な国を選んで移住したい」
「旦那と離婚したいのでお金が必要」
などなど…笑。なんか、より具体的というか、切迫しているというか…笑。これぞまさにリアルだなーと感じました笑。そんな中、昨日はこんな人がいました。
「今の会社でパワハラを受けています。もちろん会社は辞めたいのですが、その前に奴らに復讐をしたいんです。そのためにお金が必要です」と。
ちょっとゾッとしましたが、まあ、でもいい動機だと思いました。復讐とか恨みという負の感情は物凄いパワーを持ちます。正の感情の100倍とか1000倍って言われます。だから時に理性を上回り犯罪にまでいってしまうんです。
過去に成功した人を見ても、この負の感情を上手く使っている人は多かったです。例えばフラれた彼女を見返したいとか、俺をクビにした会社に後悔させてやるんだとか。
このように負の感情をパワーに変えた人はとんでもない努力をします。昨日の彼にもそんな話をしたのですが、ただ、パワハラの内容を聞くと、ちょっと度を越えているなと思ったんです。それ、もうパワハラではなく犯罪だよってレベルでした。
だからまずは訴えた方がいいという提案。ただ、この訴え方にも最高の復讐があるんです笑。これは僕の経験からも言えるのですが、裁判というのは原告と被告では、精神状態がまったく違います。
原告側は裁判中、ある意味、復讐をしている時間になるので、まあ多少の怒りはあるにしても、そんなに精神的なダメージを受けることはありません。
しかし被告側はそうじゃありません。次はどんな証拠を出されるか…相手が何をしてくるか…毎日、そんなことで頭がいっぱいで、まるで生きた心地がしません(苦笑)
基本はこういう立場の違いがあるので、もし、復讐を目的とした裁判なら、出来るだけ裁判を長引かせるようにすることです。
どうやって長引かせるかというと、たいていパワハラをしてくる人間って、その行為は一個二個じゃないんですよね。5回6回、場合によっては10回以上嫌なことをしてきます。
だから、その一個一個の行為を裁判にしていくってやり方です。要はパワハラ行為が10回あったら10回裁判をやる感じです。実際には3回目ぐらいで、とめられると思いますが、最低でも3回はいけると思います。
仮に3回裁判をやるとなると、1年半から2年は最低でも掛かりますので、その間ずっと相手は精神的にキツイわけです。精神が弱い人なら鬱病にもなります。
ここで気になるのは裁判費用ですが、訴える側は復讐が目的なので弁護士は必要ありません。裁判で勝つことが目的じゃないので。裁判で費用が高いのは弁護士費用だけ。裁判費用自体は一回1万円程度で済みます。仮に10回裁判をやっても10万円で済みます。
けど、訴えられた側は勝たなければいけませんよね。なぜかというと、負けたら慰謝料取られますから。だから勝つためには弁護士が必要です。
弁護士に依頼したら最低でも一回の裁判で30万円は必要です。仮に10回やれば最低300万円が必要。さらに弁護士への報酬なども発生しますから、そうなれば金銭的な復讐にもなります。これが相手にとって一番ダメージの大きい最高の復讐になります。
・・・という話を昨日もしたのですが、
まあ、パワハラを容認するような時代錯誤の会社なんて、とっとと辞めた方がいい。もっと良い復讐は、
【最終的には自分が幸せになるってことです】
たくさん稼いで、精神的にも物理的にも満たされ、その後は社会貢献もして多くの人に認められる。そんな人間になることが一番の復讐です。
いじめもそうですが、パワハラをしてくる人間っていうのは、結局、自分が満たされていないから他人に攻撃的になるんです。自分が満たされていたら絶対そんなことしないですからね。
だから一生懸命努力して、自分が幸せになることが相手にとって、もっとも屈辱的だと思います。
彼らは努力も出来ない、シアワセになることも出来ない、そんな連中なわけだから。
一つだけ彼に落ち度があるとするなら、彼らと同じレベルにいたってことです。同じレベルにいるからパワハラにあうんです。だから、まずは負の感情をパワーに変えてそのレベルを一気に抜け出す。
3つぐらい上のステージへ行けば、彼らのことなんか、もう見えなくなります。復讐なんてどうでもいいかな、って思えるぐらい自分が幸せになることです。
「そんな奴いたっけ??」
となった時、あなたの最高の復讐は完結します。
