コラム

個人事業主やフリーランスは税金に気を付けて。

税金

今日の記事は個人事業主やフリーランスになった方、これからなろうとしている方にぜひ読んで頂きたい記事です。

サラリーマンと個人では決定的に違う点があるのですがご存じですか?まあ誰でも分かると思うのですが税金です。個人事業主やフリーランスは基本的に自分で税金を計算して自分で税金を収める必要があります。

税金

これが結構メンタル的に重要で一度、自分の口座に入ったお金から税金を払うというのは今までになかったことなので抵抗があるという人もいます。まさに僕がそうでした。

10年ほど前、起業して数年後、僕は一度、追徴課税を受けたことがあります。確か400万円ほどだったと思う。

当時の僕には、とても一括で払える金額ではありませんでした。そこで税務署へ相談しに行くことにしたのです。

「こんな金額一括では払えません。月5万円ほどの分割にしてもらえませんか?」

すると担当税務官から驚きの言葉が返ってきた。

「無理な相談です。分割はできません。親や親せきから借りてでも一括で払ってください」

僕とは一切目を合わせず、冷酷非道な表情でそう言い放ってきた。行政機関で働く者の態度とはまるで思えなかったのです。

ビジネスマン

その後も僕は何度か税務署へ足を運びました。しかし、その度に同じ担当者が出てきて同じ態度で同じ言葉を浴びせられました。

ただ不思議と見下されたような感覚はなく、厳しさの中に、わずかだか温かさのようなものも感じるような人だった。

そして3、4度目ぐらいの訪問の時、その担当者は僕にこう言ったのです。今も心に残っているので一語一句そのまま書きます。

「これはご相談に来られた方、全員に言っていることですが、税金を簡単に分割にするわけにはいかないのです。なぜだから、分かりますか?

税金というのは“公平中立”であるというのが大原則。皆さん、苦しい状況の中、何とかお支払い頂いてます。もちろん私たちも払っています。

あなたのこの税額は収入に応じた金額です。だから絶対に払えない金額ではないはずです。本来、税金に充てなければいけない分のお金をあなたはどこかで使ってしまったのです。だから分割にするわけにはいかないのです」

ぐうの音も出ないほどの、ど正論でした。当時、33か32才ぐらいのだいの大人がこんなことにも気付かず、税務署は酷いところだと愚痴っていたのが恥ずかしい。

当時、僕は担当税務官にとっても大切なことを教わったような気がしました。あれ以来、僕の税に関する意識は高まった。税金というのは“公平中立”である。これが大原則だということです。

でも、最近の日本を見ていてどうでしょうか?確かに徴収は公平中立かも知れない。これは日本の税務署のレベルが高いからです。世界最高レベルだと僕は聞いています。

でも、使われ方はどうでしょうか?公平でしょうか?税務署が徴収した税金を使うのは政治家です。その政治が腐っていたら公平には使われない。

政治家

僕は今回のコロナでずっと納得がいかないことがありました。それが「GoToトラベル」です。なぜ観光業界だけにピンポイントで税金を投入するのか?これこそ、公平中立の原則に反している。

コロナは全国民、全業種一律に厳しいはず。なぜ観光業だけを助けるのか。みんな薄々感じているとは思うけど、観光業は政治家との繋がりが強いから。

例えばヨーロッパを見ると、平等にすべての経済を止めて、国民へは生活のための現金をばらまいている。これぞまさに、公平中立の原則に則ってるやり方。個人的には日本もそうなればと思ってます。

さて、今日はなぜ税金の話をしたのかというと、税金は絶対に払いましょう!というのは大原則。これ、ホントに軽く考えない方がいいです。

前々から何度も言っているように、これからは個人が活躍する時代。労働者、全員が個人事業主なると思います。

この時、一番厄介なのが税金です。サラリーマンの方は今まで会社が源泉徴収をしてくれました。しかし個人事業主になると自分で行わなければいけません。

そこで面倒だからと、後回しにしていたり最悪、無申告にしたりすると人生破滅します。税金の不正は絶対にバレます。99.999%の確率で逃れられません。そしてバレたら再起不能になるほどのペナルティが課せられます。

だから「税金は国民の義務なので払いましょう」という綺麗ごとではなくリスク回避の意味で絶対に払う必要があります。

お金稼ぎの出口には必ず税金があります。稼いだ金額から税金が引かれたものが、あなたの収入になるわけです。

プラン

ここで税率がかかわってくるわけですが、FXやCFD、トレードの税率は一律20%です。
(正確には20.315%)

仮に1億円稼ぐとどうなるか?ネットビジネスで1億円稼いだ場合。税金は約5,500万円、収入は4,500万円にしかなりません。ほぼ、税金で消えると言ってもいいでしょう。もっと言えば国のために働いていると言っていいでしょう。

じゃあトレードで1億円稼いだ場合は?税金は2,000万円、収入は8,000万円にもなる。こんなに違うわけです。これもトレードの大きな魅力の一つです。だから僕はどこかの段階で事業からトレードの転換していくことをオススメしています。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!