メンタル/マインド

イチローと大谷翔平に共通する成功法則。世界一シンプルです。

ヒント

最近は世の中の風潮的になかなか厳しいことが言えなくなってきた。一番分かりやすいのが学校教育ですよね。体罰はもちろんダメだけど、叱るのもダメ、怒るのもダメ、ちょっとキツイ、スケジュールもダメ…ホント先生は大変だと思います。

高校や大学の部活動もそうです。昔のようなスポ根のような教えは、すべて親からクレームが入るようになっています。

そんな風潮が当たり前になってきて、僕は本当の成功法則というものが隠れていると感じています。

誤解を招くといけないので、はじめに言っておきますが、「厳しい教え」が成功法則と言うわけじゃありません。

ただ、何かを手に入れるためには、一時でも、全てを犠牲にして集中しなければいけないと思っています。

けど、今の世の中、これを言っちゃうと、「厳しい」「出来るわけない」「ブラックか?」
と逃げていくか、もしくは騒ぎ立てるわけです。

だから何かを教える側も、その本質的なことが、なかなか言えない。そして、その本質的なことの代わりに出てきたのが、あっちこっちで言われる精神論です。

「感謝が大事だよ」
「人との繋がりが成功の秘訣」
「常にポジティブに前向きに!」

これを聞くと聞く側も何となく気持ちが良くなる。そして、言ってる側は何となくイイ人に見られる。

だけど、これは断言しても良いけど、上記のような精神論だけでを一生実行しても何も手に入りません。むしろ、実力のない人間が人脈なんかを求めると逃げられます。

これらは、成功の秘訣の100分の1ぐらいにはなるかも知れない。だけど、それが本質ではない。

やっぱり何かを手に入れるためには、全てを犠牲にして集中しなければいけません。ここで年代の分かれが出てくるわけです。

例えば僕は昭和48年生まれです。この年代の人は「根性」「反骨心」「ハングリーさ」
そして「欲」を原動力にして頑張ってきた年代です。

だけど、もっと若い年代、具体的には“ゆとり世代”と言われる人達。彼らに、これを言っても通用しません。

ここも誤解を招かないようにはじめに言っておきますが、ゆとり世代がダメってわけではありません。原動力が違うってことです。

ゆとりより下の年代は、根性や反骨心はないかも知れない。だけど、興味あるものを見つけた時、そこに集中する力は、とんでもないです。そして好きなことを見つける力も僕達の年代よりも長けているかも知れない。とにかく、好きなものに集中する力はハンパないんです。

だけど一方で、好きじゃないものを押し付けられたときの反発もハンパない(笑)だから、会社を三日で辞めたり、上司の命令を平気で無視したりするのでしょう。

これを見て僕たち世代のおじさんは、「根性がない」とか「我慢が足りない」とか言っちゃうわけです。で、年代の溝が深まっていく…

根性、反骨心で生きてきた年代、
興味、好きなことで生きてきた年代。

この違いだと思います。これは日本が生んだ偉大なるプロ野球選手、二人を見ると分かりやすいかと。

イチロー選手と大谷選手。

対称的な二人ですよね。イチロー選手は本やインタービューの中でも言っていますが、反骨心しかなかったと言っています。それを原動力に世界一のバッターになった。苦労して努力したイチロー選手の表情には人間としての“深み”があります。

一方、今をときめく大谷選手。

彼は仕事をしているとか努力しているとか、そういう感じは一切見受けられません。楽しいからやっている。面白いから夢中になっている。少年が空き地で野球をしている感じのまま
大リーグへ行ったように見えます。

だから、これは年齢的なものもあると思いますが、大谷選手にはイチロー選手のような深みはない。だけど、2000%野球を楽しんでいるから魅力があり人を惹きつける。

どっちが強いかなんてわかりません。
競うものでもないと思います。

ただ、言えることは動機や野球に取り組む姿勢は全く違うけど、彼らが…

「誰よりもやった」ことは間違いないはず。彼らが成功したのは、人との繋がりがあったから?毎日、神様に感謝していたから?凄いメンターがいたから?

確かにそれもある。あるけど、それは成功の要素の1%程度。本質ではない。本質は誰よりも、やってきたから。そのことを追求し長く付き合ってきたからです。何かを手に入れるためには、誰よりもやるってこと意外にないはずなんです。

なのに、そのことから逃げるために耳障りのいい、精神論的な成功法則が蔓延している。僕達の年代なら欲を動機に根性を出して、とにかくやるしかない!

ゆとりより下の世代は、とにかく、夢中になれるものを徹底的に見つけるしかない。そして、それに集中する。僕はこれでしか結果は出ないと思っている。

すぐ辞める奴が成功なんてするはずがない。毎日が自分との戦い。「やめたくなる自分」にいかに打ち勝つか?どこまで行っても技術が進化しても、この成功法則は絶対に変わらないはずです。

「誰よりもやる」

このあまりにもシンプル過ぎる成功法則の方が僕は楽でいいと思う。世の中に、ごまんとある成功法則の中からどれが正しいのか見つけるより、こっちの方がよっぽど早い。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!