メンタル/マインド

人は「忘れる」という能力がある。だから紙に書くことが重要です。

人は生きていく中で、怖いこと、悲しいこと、ツラいこと、色々あります。これをすべて覚えていたら、とてもじゃないけど精神と心がもたないそうです。

だから悪い思い出が50%を超えた時、本能的に悪い思い出を忘れて、良い思い出と悪い思い出でバランスが取れるようにするそうなんですね。

だから、いま何かツライ思いをしている方、大丈夫です!時間が経てば自然と忘れます。恋愛が良い例ですよね!あんなに盛り上がっていた恋が1年も経てばどーでもよくなる!笑

特に女性は、別れた次の日には、もう違う人生を歩み始めていますよね(笑)あれは、すごい能力だと男は思うわけです。

とにかく人間には「忘れる」という本能があるということ。

実は、これ意外と大事なことだなって思います。人は何かをキッカケに夢とか目標とか持つんです。例えば、お金に困った人が、もうこんな思いはしたくないと、副業をはじめようと思う。

その時は「よし!やるぞ!」と思うのですが、その思いも徐々に「忘れて」いきます。一日経てば思いは半減され、一ヶ月経てば、思いはほとんどなくなる。そして三か月後には、お金に困ったことも忘れる。

でも、根本的には何も解決されていないから、数ヶ月後には、またお金に困ることになる。これの繰り返し…

だから何かやるぞ!と思った時には、その思いと目標を忘れないための工夫が必要なんです。昔から成功者は目標を紙に書いてきました。そして、それを目に見えるところに貼っておく。

よく受験生なんかが、「東大合格」なんて紙を勉強部屋に貼っていますが、あれも同じ考えです。目標を忘れないため、常にモチベーションを保つためです。そうしないと、人間の本能が自然と思いを消してしまうからです。

ドラマなんかでよく見ませんか?犯罪者が復讐のためにターゲットの写真を壁に何枚も貼っておく。警察が家宅捜索に入ると、その写真をみて、容疑者が確定したとか。よくありますよね。あれも、きっと同じ原理だと思うんです。

絶対に復讐してやる!と決めても思いは徐々に薄れていく。けど、そこで犯罪まで犯すような凶悪犯は、思いを忘れないように写真を壁に貼る。毎日、目にすることにより、復讐心を絶対に忘れないようにしてるんです。行為は間違っているけど方法は正しいですよね。

何かを成し遂げたいのなら、この方法は、理にかなっています。実は、引き寄せの法則の正体もこれなんです。毎日、成功している自分の姿をイメージしなさい、というのが引き寄せの法則の教えです。

宇宙から何だか得体の知れない、すごいパワーが来るみたいな、そんな面白おかしく書いていますが、実際のところ、そんなことはあるはずがなく、ただ、目標を忘れないための方法なんです。

もう少しカッコよく言うと、「潜在意識に根付かせる」ということ。毎日、目標を目にすることにより、無意識レベルで、そっちへ歩んでいくってことです。そうしないと、人間は惰性で生きてしまいますからね。惰性で手に入る人生は過去の延長でしかありません。

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takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!