メンタル/マインド

【実践】潜在意識を書き換えれば目標はあっさり達成できる!

潜在意識

行動を制限する2つの鎖の正体とは?

コロナ後の世界を知りたがる人をよく見かけます。例えば…
「コロナやオリンピック後の日本の株価はどうなるか?」
「コロナ後に働き方が変わるのではないだろうか?」
などなど…

だけど実際問題、未来がどうなるかなんて、誰にも分からないし、仮に分かったとしても、ほとんど意味がありません。

なぜなら、分かった未来に対して「動く」ことができる人間は、ほとんどいないから。

例えば、ほぼ確実に来る未来として、「AIによる失業者急増」の問題があります。でもこれは、もう5年前から言われていること。コロナ以前からです。でも、どうでしょうか?

自分の仕事がロボットに奪われると知っていても、ほとんどの人は、それに対して対策を行っていません。5年間ずっとです。

つまり、未来を知っても、ほとんどの人は動けない状態にあるということ。その理由は大きく二つの原因があると僕は考えています。それが「目に見える鎖」「目に見えない鎖」です。

「目に見える鎖」とは早い話、借金です。会社を辞めたいけど住宅ローンがあるから辞められない。チャレンジしたいけど、借金があるから出来ない。借金の返済はあなたの状況に関係なく、毎月一回、容赦なくやってきます。

それを考えると、一時的であっても、収入がなくなることは許されない。だから、今の仕事が将来なくなると分かっていても、次の仕事を探すことも出来ない。まさに借金という鎖でがんじがらめ…八方塞がりと言える状況でしょう。

だから僕はこのブログで何度も言ってきたけど、時代の節目には、借金をしてはならないと。住宅ローンなんて、もってのほかです。

もうひとつ、「目に見えない鎖」というのは、潜在意識です。人間の行動の95%は潜在意識に支配されているという研究結果が出ています。

多くの人は「考えて行動している」と思っていても、行動の95%は潜在意識により、ただ繰り返されているだけです。

その証拠に今日のあなたの行動と一カ月前のあなたの行動を見比べてみてください。95%か、もしくは100%に近いぐらい同じではありませんか?何なら1年前、3年前でも同じかも知れませんね。

それは、すでに潜在意識が鎖のようにあなたの行動を縛り付けているからです。新しい何かをしないように縛り付けているのです。

そして残念なことに、この潜在意識というのは10歳までで、ほぼ出来上がってしまい、11歳からは、その潜在意識による行動を繰り返すだけとなります。

でも、安心してください。
この潜在意識というのは書き換え(アップデート)が可能です。

その話は、また追々していきます。

このように、ほとんどの人は「目に見える鎖」と「目に見えない鎖」で行動が縛られている状態になっています。だから仮に未来が分かったとしても、それに対する対策が何ら取れない。また、投資やビジネスのノウハウを得てもなかなか行動までは変えられない。「ふたつの鎖」で自分の行動にリミッターが掛けられていたということを知ってください。

これを知っておくだけでも、だいぶ違います。なかなか行動に移せない時は…
「あー、2つの鎖に邪魔されている」

自己啓発やスピ系で成功しない理由とは?

やらなきゃならないと分かってる。だけど、ついつい楽な方へいってしまう…

誰もがこんな体験あると思います。これらの原因はすべて潜在意識によるものです。断言してもいいです。間違いありません。

意識には方程式があります。
≪顕在意識×潜在意識=現実≫

例えば顕在意識で「稼ごう」と思っていても、潜在意識で「無理かも知れない」と思えば、
「無理」というのはマイナスの思考なので、答え(現実)はマイナスになる。

つまり費やした時間や資金が無駄になる。これが今までのあなたの状態。(人のことは言えない。僕もそうだった)

人間が行う行動の結果は、すべて、この方程式に則っている。だから極端な話をすると、潜在意識がマイナスのうちは、何も行動をしない方が、まだマシなんです。

いや、ホントにそう。マイナスの潜在意識で動けば、人生は、どんどん悪い方へいってしまう。

じゃあ、いま自分がどういった潜在意識の状態にあるのか?これを試す簡単なテストがあるので以下の問いに答えてみて欲しい。

Q:あなたの本棚に読んでない本が何冊ありますか?

2冊以上ある人は、要注意!潜在意識が…

「行動したくない」
「後回しにしよう」
「学ぶのはめんどくさい」

と、なっている可能性が高い。例えば、それがビジネス書だったとします。おそらく購入した時は、「よし!この本で稼ごう!」そんな意識でその本を手に取ったはず。だけど、潜在意識がそうなっていないので、家に持ち帰った時点で買った時の意識は薄れ、読書よりも楽しいスマホやパソコンを開いていた。ついつい楽な方へいってしまった、典型的なパターンです。

この状態だと本の代金がマイナスになるので「本を買う」という行動自体しない方がマシというわけ。

本ぐらいなら、まだ1,000円程度だからいいけど、これがビジネス塾だとか、英会話教室とか、スポーツジムとなると損失額はもっと大きなものとなる。

だから、何かで結果を出そうと思ったら、まずは潜在意識を書き換えなければいけない。これが、何よりも最優先しなければいけないことだった。

潜在意識を書き換える方法は、一般的にも色々と言われています。例えば、よく言われるのがアファメーション。「自分は成功できる!!!」などのポジティブな言葉を繰り返し発声するというもの。引き寄せの法則なども同じ。毎日、成功している自分をイメージする。

こういった自己啓発やスピリチュアル系も一定の効果はあるけど、大きな落とし穴もある。自己啓発もスピも継続しなければ、効果が得られないという点。

言葉を発するのも思考するのも、一回二回そうしたからといって、そうなるもんじゃない。繰り返し何度も何度も…何ヵ月も行ってようやく効果が発揮される。

しかし、そもそも、継続できなくて困っているわけだから、大前提がまず違っている。自己啓発やスピリチュアも効果があるが、実は、それを行うステージにも自分は行ってないと気付く必要がある。

毎日、思考すれば、それが現実になる。そう知っていても、思考することさえしない。そうじゃありませんか?これも潜在意識の仕業で、潜在意識というものは、あなたが想像するよりずっと手強かったりする。この問題に早くケリをつけなければ、あなたの人生は、昨日までを繰り返して終わることになる。

潜在意識のとてつもない力とは?

潜在意識を変えるには、まず潜在意識とは何ぞやということを知っておく必要があります。意識には「潜在意識」と「顕在意識」があります。よく例えられるのが「氷山」です。海面から見えている部分が「顕在意識」で、海面下の見えない部分が「潜在意識」です。

潜在意識

「顕在意識」は、いろんな出来事を判断している意識のことです。一方「潜在意識」は、過去の経験や自分が持っている知識、見聞きしたことによって感じた印象や思考が、本人が忘れていてしまっても記憶されているところであり、「ふっと」した時に現れたりします。

普段の生活においては「顕在意識」が、前面に出ていて「潜在意識」は水面下に潜んでいますが、24時間休まずに活動しています。
無意識で自転車に乗ったり、車を運転したりするのはもちろん、心臓の鼓動、食物の消化など体の機能を絶え間なく動かしているのも潜在意識の働きによるものです。

この顕在意識と潜在意識を「お金を稼ぐ」ということに例えると次のようになります。
「よし稼ぐぞ!」という決意や目標設定が顕在意識。そう決めたけど、ついついサボってしまうのが潜在意識。

ここで大事なのは顕在意識でしょうか?それとも潜在意識でしょうか?というのが、今回のテーマで、おそらく今までのあなたは顕在意識の方にばっかり目を向けてきたと思います。

その結果、どうだったかというと、ネットで稼ぐ方法だったり、投資で稼ぐ方法だったり、仮想通貨で稼ぐ方法ばかりを探してきた。

これらを手に入れ「よし稼ぐぞ!」と思っても、潜在意識が「稼ぐぞ」となっていないから、ついついサボってしまう。

もうひとつ例を挙げるとダイエット。ダイエットではよく痩せた自分をイメージしなさいと言われますが、そんな簡単に潜在意識が変わることはありません。

「今日からダイエットするぞ!」

「ダイエットできた自分の姿をイメージしよう」

「毎日がんばるぞ」

(3日後)

「運動はつかれたな、サプリや最新鋭の器具など良い商品ないかな」

「やっぱ痩せないな、自分は痩せられる体質じゃないのかな…」

成功できない

これが潜在意識が変わっていない状態です。99%の人はこんな感じで人生の中で同じパターンを繰り返し行なって失敗しているのではないでしょうか。

では、潜在意識がしっかり変わっている人はどうなるかというと、まずこれも「お金稼ぎ」についてからお話していくと…

・毎日無意識のうちにお金稼ぎの情報をキャッチする。
・決めた課題を毎日、習慣のようにこなしていく。
・習慣を崩すような誘いや出来事を排除していく。
・課題をこなすのにツラいと思うことはなくなる。
・お金の使い方が変わる。
・成功者のやっていることを自然と真似るようになる。
・常に謙虚に何でも吸収するようになる。
・お金持ちを妬まなくなる。
・常に貪欲に色々なことを学ぶようになる。
・ストイックにお金だけを稼ぎにいく。
・厳しい課題も難無くこなすようになる。

このように、顕在意識で「稼ぐぞ」という人達と違って、何の意識もせず、ただ無心でお金を稼ぐ作業を淡々とこなすようになるのです。ではダイエットに置き換えてみましょう。

・一日1~2食でも平気になる。
・常にカロリーを気にするようになる。
・お酒やたばこなど、体に害のあるものを排除する。
・日課のように筋トレをこなすようになる。
・ジョギングやウォーキング、筋トレをツラいと思わなくなる。
・ジムへ行くのが日課になる。
・ストイックに筋肉だけを求める。
・厳しいトレーニングが楽しく感じる。

これは僕の実体験からですが、僕はダイエットをはじめて約2年経ち約16キロのダイエットに成功。なぜ成功したのかというと、ダイエットの感覚が上記のように感じるようになったからです。だから続けられた。続ければ嫌でも結果が出る。それだけのことです。

潜在意識の書き換えは可能です!

よくこんなことを言っている人います。
「私は生まれつき〇〇が不得意だからできっこない」
「そもそも、あの親の子なんだから頭がいいわけないんだよ」
この考え方の基本になっているのは遺伝子論です。生まれつき親のDNAを引き継いでいるんだから仕方ないと言う考え方です。

しかし、あのアインシュタインは、この遺伝子脳を否定していました。そして現代になってようやく、このアインシュタインが唱えていたものが支持されDNA万能説は明確に否定されています。

要は遺伝子があなたの全てを決めるというのは間違いなのです。つまり前提として…
「貧乏だったあの家から生まれた自分が金持ちになれるわけがない」
「公務員の子だから生まれつき保守的な考えしかできない」
「大真面目にコツコツ働く家系で投資には向かない」
などと言う事はあり得ません。遺伝子を逃げ道にするのは、ただの言い訳だと認識して頂きたいと思います。

では一体何があなたの行動を決めているのか?
それが潜在意識です。

あなたの脳の中にこんなことをしてはいけないというプログラムが潜在意識の中に埋め込まれているんです。

そういうプログラムが潜在意識として脳に組み込まれていることに気づいて自分を客観的に俯瞰して見る必要があります。

この自分の客観視なしにはどんなに本を読んでもどんなセミナーに行っても絶対に奴隷システムから抜け出せません。それほど潜在意識のパワーは強いのです。

では、その潜在意識とは何で出来ているか?これは90%以上が10才までの情報で出来上がります。具体的には10才までに親にかけられた言葉や先生の教えなどです。

しかし、残りの10%、(もしくはそれ以下)こっちには成人になってからでもアクセスは可能です。ここはそれまでの経験や体験で潜在意識が作られるようになっています。そして、こっち側を膨らませることにより、10才までに出来た潜在意識を小さくさせることも可能です。

例えば僕の例で見てみましょう。
僕は、知っている人も多いかと思いますが、20代後半までごくごく普通のサラリーマンでした。この時の潜在意識は、とても良いモノとは言えません。失礼ながら、今のあなたとさほど変わらない状態だったと言えます。

しかし、そんな僕でも、30歳で起業して小さな成功体験を積み重ね、多くの仲間たちと、ふれあううちに少しずつ潜在意識が変わってきました。これが残り10%の潜在意識が書き換わった状態。

そして、経験を重ねるうちに10%の潜在意識が、徐々に大きくなっていき、10才までに染み込んだ潜在意識は、もうありません。このように、超強力な10才までの潜在意識ですが、書き換えは可能だということです。

感覚的には、まず10才までに染まっていない残りの潜在意識を支配する。その後、その潜在意識を徐々に大きくしていき、10才までに出来上がった潜在意識を潰す!という流れ。

ここまで感覚として掴めればあとは簡単。まず分かりやすく10才までに出来上がった潜在意識の90%を支配するものを「A意識」として残りの10%の方を「B意識」とする。

まずはB意識にアプローチを掛けるわけだが、この潜在意識がどのように出来上がるかというと、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、体験で出来上がる。そして、それぞれの力関係は次のようになっていると脳科学で証明されている。

視覚⇒1,000万
聴覚⇒10万
触覚⇒100万
味覚⇒1000
嗅覚⇒10
体験⇒1億

これは一日のうちに脳へ伝達される情報量です。そしてこの情報量が潜在意識まで届く数が次の数字。

視覚⇒50
聴覚⇒5
触覚⇒10
味覚⇒1
嗅覚⇒1
体験⇒100

これによりB意識は出来上がり、そして情報量によって書き換わることが分かっている。ここで手っ取り早いのは数字の通り「何かを体験」すること。

だからよく潜在意識を書き換えるためには海外旅行へ行きなさいとか、成功者に会いに行きなさいとか、小さな成功体験を積み重ねなさいなどと言われる。

しかし、そもそも、それが間違いで、あくまでも今、アプローチを行っているのはB意識という小さなもので、何かを体験しようと行動しても、A意識に押しつぶされてしまう。だから偶然何かで成功したり、海外旅行へ行けた人はいいが、それはどちらかというと例外で、そう考えると「体験100」にアプローチするのは難しいと言える。

もっとも簡単に潜在意識を書き換える方法!

そこで結論に入るが、B意識を作り上げるには「視覚」にアプローチするということです。まあ、数字的に触覚も使えなくはないが、触覚というのは早い話、何かに触ったりすることなので、行動が伴う。行動が伴うものは長続きしないということが、これまでのあなたがすでに実証済みではないか。

「聴覚」であれば、まだマシかも知れない。例えば、毎朝の通勤時に成功者のセミナーを聞いたり、車のDVDで成功者の話を聞いたりぐらいはできるかも知れない。けど、それよりも効果100倍あるのが「視覚」へのアプローチ。その理由は、まず数字が示す通り他の感覚より数字がズバ抜けているということ。そして最大の理由は、平成という時代が生み出したモンスターアイテム…スマートフォンです。

現代人がスマートフォンを一日のうちに開く回数が平均で48回という数字が出ている。(数値は中央値)(調査:i-SSP)

これを使わない手はない。そうです。「視覚」が潜在意識に大きく影響を及ぼすことは分かった。そこで毎日48回も開くスマホを使えばいいわけです。

具体的にはスマホの壁紙や待ち受けに目標とする姿の画像を使うのです。そうすることで、徐々に潜在意識にそのことが染みついていきます。

例えば僕の例でお話します。僕がダイエットをはじめた時、行ったのも、たったこれだけのことです。ここからは、ちょっと恥ずかしい話にもなりますが、僕は理想とする体形に元米大リーグのイチロー選手を設定しました。年齢も同じだし憧れもありましたので。

そこでイチロー選手の体形がもっとも色よく出ている画像を探し、スマホの壁紙にしたのです。

この写真を毎日40回以上も目にするわけです。すると目標を忘れるわけもないし、自然と潜在意識の中に…

「イチローの体形にならないといけない」

と染み込んでいくのです。そして3週間ぐらいした頃には、トレーニングをサボることもなくなりました。この写真を見るたびに、自然と体が動き出すのです。こうしてY意識をスマホの画像で支配すると、徐々に筋肉も付いてきて体重も落ちてきました。

すると、それが「体験100」の力になり、B意識はどんどん強くなり、やがてA意識を塗り替え始めます。ここは個人差がありますが僕の感覚では半年ほどで、すべて塗り替えられたように思います。

今はまた、違う壁紙で潜在意識の書き換えを行っています。これはメルマガなどで何度か話したことがありますが今の僕の目標はハワイのコンドミニアムを購入することです。

これには、ただ現金を積めばいいというものではなく、越えなければいけないハードルが何個もあり、僕の人生では最大のチャレンジになると思っています。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!