ライティング

[ライティング]あなたの職業を、こっそり僕に教えてほしい。

ライティング

こんにちは。あるいは今晩は。太田です。
ライティング技術を磨くということは、どういうことか?一言でいえば…

「きょう会社から戦力外通告を受けても、ペン一本で立ち上がれるチカラ」

です。今の時代、明日の保証は誰にもありません。コロナにより多くの会社でリストラを行っています。そんな状況の中で、あなたもいつ会社から戦力外を言い渡されるか分からない。

けど、そんなのは、どーでもいい。

「俺をクビにしたければすればいい、俺には、ペン一本、紙一枚あれば昨日までの収入を超えることが出来るんだから!」

そう堂々と会社に言えるチカラがライティングスキルだと僕は思っています。

けど、実際にはその逆で、きっと今の会社は、あなたを何があっても離さないでしょうね。なぜなら、あなたはきっと今の会社の、中心人物になっているから。

中心人物になっていないとしても、会社があなたがこれから持つチカラを手放すことは出来なくなっているはずです。

あなたがもし、企画営業ならあなたの書くプレゼン資料は顧客の心を動かし、次々と新規事業を決めていることでしょう。あなたがもし、事務職ならあなたが書く報告書の分かりやすさに、上司たちはもう他の人では満足できなくなっているでしょう。

あなたがもし、それ以外の職種でも、あなたの書く文章は上司や他の社員に感動と安心感を与え、結局は離せなくなっていると思います。

「いや、文章なんて書く場面ないし」

と言うかも知れないけど、文章は知らず知らずのうちに、ありと、あらゆる場面で書いているもんです。例えば、社内連絡のメール。例えば、ちょっとした報告のメモ紙。例えば、稟議書や報告書や始末書など…

こういったすべての場面で、言葉と文章は使われており書き方ひとつで、相手の心を動かし、好意を持たせたり、許しを得たり、緊張した場を和ませたりできるのです。

「文章ひとつでまさか、そんな…」

と思うかも知れません。じゃあ、今日は初歩的な技を一つだけ教えましょう。文章は主語を誰にするかによって、その後の状況を180度変えることができます。

多くの人は自分を主語にして文章を書きはじめてしまう。

「私は、今日〇〇をした」
「私は、こう思うんだけど…」
「僕は、こうしたいと思う」などなど。

ようは自分中心、自分の主張から入ってしまいます。これを相手中心にした瞬間、突然、世界が変わる。

「〇〇さんは、きょう何をした?」
「〇〇さんは、どう思う?」
「〇〇君は、何をしたい?」

誰でもできる、たったこれだけのことで明日から、あなたは見える世界はまるで変わります。まさか?とあなたは疑うかも知れないけど、その証拠もちゃんとある。

その証拠とは、今まさに、あなたがこの文章を読んでいるということです。この瞬間、あなたがこの文章を目にしているという事実が立派な証拠です。

「どういうこと?」

じゃあ、聞くけど、なぜあなたは、今日のこの記事をここまで読み続けたのか?それはこの記事のタイトルを見て欲しい。

「あなたの職業を、こっそり僕に教えてほしい」

ほら?僕は今日、「あなた」を主役にして記事を書いた、だからあなたも読んだのでは?もし、今日の記事のタイトルが・・・

「このブログはこんなに凄いんです!」ってな件名だったら、あなたはどうだっただろうか?

「しらねーよ」

で終わっていたかも知れないし、もしくはクリックもされなかったと思います。僕はあなたを主役にした。だから、あなたもここまで読んでくれた。僕とあなたが文章ひとつで繋がった瞬間です。

言葉や文章はホントに面白いもんで、ちょっと変えただけで奇跡のようなことが起きる。昨日まで、くすぶっていたブロガーが、文章を変えたとたん、スーパーブロガーになったり。

昨日まで売れなかったサイトがキャッチコピーを変えただけで注文が雪崩のように押し寄せたり。僕は、そんな変化を何度も見てきた。

史上、もっともシビれたキャッチ。

僕が年に数回たのしみにしているのが、アップル製品発表のスペシャルイベントです。製品自体はもちろんなのですが、それよりも僕が楽しみにしているのが、新商品に付けられるキャッチコピーなんです。

毎回、思わず「うまい!」と叫んでしまうんです。そんなアップルのキャッチの中でも、
僕のお気に入りのキャッチがこちら!

早い話、速いです。
(iphone12)

こんなに小さくて、こんなに大活躍。
(iPad mini)

“先端まで、最先端の革新を”
(iMac)

“すべてを変えていきます。もう一度”
(iphone4)

“この色は、あなたです”
(iPhone 5c)

“唯一変わったのは、すべてです”
(iPhone 6s)

“どんなコンピュータにも似ていないコンピュータ”
(ipad)

カッコいいでしょ!どれも。でもね、これらのキャッチは明日からあなたでも作れるようになるんです、それも簡単に。なぜなら、どのキャッチも、法則に当てはめているだけだから。

例えばiphone4のキャッチ。
“すべてを変えていきます。もう一度”

これは、ただ言葉の順番を入れ替えただけ。普通に文章を書くとこうなります。
「もう一度、すべてを変えていきます」

おそらく国語的には、こっちの方が正解です。けど、人の心を動かすのは・・・
“すべてを変えていきます。もう一度”
こっちなんですね。

“唯一変わったのは、すべてです”
これは、6sが発売になった時のキャッチ、僕はこのキャッチを見た時に、これはバカ売れするなと2秒で思いました。

アップルファンの方なら分かると思うのですが、6sは、ぱっと見、6と何も変わっていなかったんです。

「なんだ、、何も変わってねーじゃねーか」

と多くの人を失望させておいて、このキャッチコピーが来るわけです。すると、「えっ?なになに?どこが違うの?」と見る人すべてを引き付けちゃったんです。結果、ぱっと見、何も変わってないiphone6sは当時の過去最高の出荷台数になるわけです。

この過去最高の売上を作ったキャッチも、ただ法則に当てはめて作られたものです。

“唯一変わったのは、すべてです”

これはオバマ大統領のあの演説、「これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ」と同じ法則だってことが分かりますよね!このようにアップルのキャッチって、めちゃくちゃオシャレだなと思われますが、このオシャレは服装と同じで真似すれば誰にでも作れることだったんです。

聞いたことあると思いますが、料理ってレシピ通り作れば誰でも美味しく作れます。マズい料理は、レシピを知らないか、自分でアレンジしちゃうかのどちらか(笑)

文章もまったく一緒です。レシピのような法則があって、それに当てはめれば誰でもアップルのようなオシャレでバカ売れする文章が書けるんです。

でも、そんなアップルが、一度だけ、冒険をしたことがあるんです。そう、レシピを無視してキャッチを世に出したことがあるんです。それが、こちらです。

これが、7

本場、アメリカでは・・・

“This is 7.”

しびれる程カッコイイでしょ!まあ、こういうのはアップルならではですね。このキャッチに惚れ込んだ僕は、未だに7は手元においてあります。僕の中で、このキャッチは史上最もかっこいいキャッチだから。

ネットビジネスは文章ありき。

アメリカのある調査機関によると2017年まで約18億あったインターネット上のサイトが今年は、ついに計測不可能となったそうです。仮に2021年も18億のサイトの数があると仮定して、ひとつのサイトが100ページ持っていたとすると、もう、とんでもない数ですよね。

さらにフェイスブックやインスタグラムなどは、ユーザーが更新するたびにページが増えるわけですから、計測不能となるのも頷けます。

とにかく今、ホームページ、そしてそれに付随するページ数は星の数だけあり、それは天文学的数値と言えるでしょう。

それだけじゃありません。ユーザーがネットで見ているのはホームページの他にメールやLINEなどの一時的に送られて、すぐに捨てられるものもあります。

そんな世界に突入しているのです。そんな中、多くの人にあなたのページやメールを
見てもらうには、「第一印象」が極めて大事になってきます。大事というよりは、
ここがすべてと言ってもいいかも知れません。

この「第一印象」とは何か?これはもう結論から言うと、タイトルです。

ホームページのタイトル、商品名、サービス名、メルマガのタイトル、ブログのタイトルなどなど。

これがらネットで言うところのタイトルですが、ここが、どこにでもあるような言葉や文章だと無視され、なかったものとして扱われます。

今年2月、ある会員さんが、アフィリエイトで「ダイエット 方法」というビックワードで検索1ページ目を取ったと報告がありました。ネットビジネス経験者であれば、これが、どれだけ凄いことか分かると思う。

けど、、、

検索上位に来たにも関わらず、アクセス数は、ほとんど伸びてない…そう、ご相談を受けたのです。見てみると、まあ原因は一発、これ!

「ダイエットをしたい人はこちら」

なんて手抜きなタイトルだろうか(笑)どこにでもありそうな、何の魅力もないタイトルです。せっかく上位をとっているのに、何とも、もったいない・・・

銀座の一等地にボロ屋で商売やるようなもん。場所がもったいない(笑)そこで僕は会員さんに、文章の書き方の法則を教えた。そうして、出来上がった新しいタイトルがこちら。

「痩せて喜ぶのはあなたじゃない。あなたの大切な人です。」

僕ははじめ、疑いました。これは、本当に君が作ったの?と。いや、それほど上手いタイトルだったから。結果、2月にタイトルを変え彼のアフィリエイト報酬はその月に50万円をこえてきた。3月も50万円オーバーのアフィリエイト報酬です。

たぶん、みんな分かってない…ネットビジネスは「文章ありき」だってことを。文章ひとつで、ダメになるし、文章ひとつで、V字回復もするし、文章ひとつで、数百万の月収が変わってくる。

文章の基本
[第1回]Webライティング基礎講座:超基本なのに誰もやっていないこと。ネットビジネスはライティング、つまり文章力で決まると言っても過言ではありません。そんなライティングの基本的な知識とテクニックをメルマガ歴14年の太田が教えます。...

 

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!