「友達として、好きだよ」
「好きだよ、、、友達として」
こんにちは。あるいは今晩は。太田です。
上記の言葉。言ってることは一緒です。けど、後者の方は一瞬、相手をドキッとさせます。これが二度三度つづくと「ドキドキ」になります。このように言葉をちょっと並び替えただけで、相手に与える印象はまるで違ってきます。
（あっ。ごめんなさい。恋愛話ではありません。これからライティングの話になります笑）
ちょっと古いマンガになりますが、僕と同年代の方はどストライクでしょう。野球漫画の殿堂入りタッチ。このタッチ、一番の名シーンがこちら。
「上杉達也は浅倉南を愛しています。世界中の誰よりも。」
作者のあだち充さんは、このセリフの順番にこだわりがあったと言ってます。
「世界中の誰よりも浅倉南を愛しています。」
普通はこっちですよね。けど、順番をちょっと変えるだけで、日本中の男女を虜にする名シーンになったわけです。ちょっと順番を変える…それだけで奇跡のようなことが起きるから文章は面白い。
これは二年前まで、うちでダイエット商品の販売をお手伝いしていた時に使っていたキャッチコピーです。僕の仕事史上、もっとも反応が良かったキャッチです。よかったら使ってください。（本当に）
「笑われたっていい。最後に笑うのは私だから。痩せてやる！」
僕は「痩せてやる」の位置にこだわりました。これは絶対に一番後ろじゃないとダメだと思ったんです。多くの人はネットで稼ぎたいと思った時、仕組みばかりに目がいってしまいます。
アフィリエイトなのか？それとも最近流行りのnoteなのか？それとも何か私の知らない最新の稼ぎ方なのか？と…けど、何をするにしても文章を書かないビジネスはひとつもありません。
例えば少し前にインスタグラムを使った稼ぎ方が流行りました。インスタグラムは基本、画像です。画像を見せてお客さんを呼び込みます。
しかし、綺麗な画像だけで収入が発生するわけもなく、綺麗な画像は入口に過ぎず、画像を見てプロフィールが気になって、ホームページへ誘導させられる。そういった仕組みになっているのです。
ここで重要なのがプロフィールを書く文章力です。プロフィールがありきたりなものになっていたら、せっかく綺麗な画像でプロフィールまで誘導できたのに、あなたの存在はなかったものとして扱われます。
ビジネスは文章ありきです。特にネットの世界で文章力がないということは、それまでの努力や得たノウハウをすべて無駄にすることになります。
リフティングの出来ないサッカー選手はいない。
僕の会員さんや教材を買ってくれた人の中では、頑張っているのになぜか、結果が出ないという人もいます。こういう人たちが、ほんの少しの・・・たったひとつの・・・キッカケで
変わるというのはよくある話です。
そして、これこそ僕が、トレーダーになってもコンサルをやめられない大きな理由でもあります。僕のアドバイスにより、まるで別人のように変わってしまう。これは快感以外の何ものでもありません（笑）
僕がネットビジネスの世界に足を踏み入れ、すでに14年が経ちます。この間、一世風靡した起業家が何人も、出ては消え、出ては消えを繰り返してきた。けど、僕と同じように安定して、14年前（もっと前の人もいる）から、安定して稼ぎ続けている人が何人いるだろうか。おそらく20人いるかいないかだと思う。
僕と同じようにコンサルで稼いでいる人もいれば、物販やアフィリエイトで稼いでる人もいます。またSEOなどの特殊な知識を持って稼いでいる人もいますし、最近では、プログラミングを武器として稼いでる人もいます。
それぞれ業種は違うにせよ、みんなが共通してもっているスキルがひとつだけあります。
それがライティング（文章を書く）です。
例えばプログラマー。凄いサイトを作れるスキルがあっても、そのサイトのキャッチがダメなら誰も見てくれません。見てくれないサイトは、存在していないに等しいので、プログラミングという才能は無駄になってしまいます。
これはサッカーでいうところのリフティングによく似ています。いま、うちの次男坊がサッカーを習ってるんですけど、僕は一度だけ、サッカーについて息子を叱ったことがあります。
息子はコーチから、リフティングの練習をするように言われました。けど、息子はリフティングの練習をせずにシュートの練習ばかりしてるんです。
そこで僕は、息子に「コーチからリフティングの練習しろって言われなかった？」と聞くと、息子はこう答えたんです。
「言われたけど僕はいいや。リフティングなんて試合で使う場面ないもん！」
「そうか、じゃあ、そのまま、その言葉を明日、コーチに言ってきなさい！」
次の日から息子は、リフティングの練習をするようになりました。息子はコーチにこう言われたそうです。
リフティングが出来なくてもサッカーは出来る。けど、プロ選手の中にリフティングの出来ない選手は一人もいないと。ネットビジネス、、、いやビジネスにおけるライティングも一緒。
文章を書けなくても仕事は出来る。けど、一流のビジネスマンの中に、文章が下手な人はひとりもいません。
あなたが今まで、結果が出なかった理由もきっとここ。文章なんて書けなくてもネットビジネスは出来ます。けど「できる」ことと「稼げる」ことは違う。
あなたの目的がネットビジネスを「やる」であれば、文章なんて学ぶ必要はありません。仕組みだけを学べば参加することは出来ます。けど、目的が「稼ぐ」ことであれば、どうしたってライティングは欠かせないのです。
やってみたけど稼げない…そういう人の原因は、ほぼ100％文章です。
もう一度言います。文章を書けなくてもビジネスそのものは出来る。けど、結果を出している人の中で文章の下手な人は一人もいません。結果が出てない人が、ほんの少しの、たったひとつの、キッカケで変わるというのはよくある話です。
そのキッカケは、ここです！文章を学ぶか、学ばないか、学ぶというより、文章の法則を知っているか知らないか？それだけです。
国語の完璧はライティング的にはダメなんです。
きっと僕が死んだあと、妻は息子たちにこう説明するでしょう。
「おとうちゃんは、このテクニックを使って、毎月稼いでいたんだよ！あなたたちの生活費を。それとね、おとうちゃんは、このテクニックを使ってママを口説いたんだよ！笑」
ってな感じで（笑）
時代がどれだけ変わっても、技術がどれほど進んだとしても、人間が会話をし文字を書くことはやめません。確かに、えんぴつやボールペンは、なくなるかも知れない。けど、キーボードを叩き、スマホをタップし人は伝えたいことを文字にします。
もっと技術が進んで音声をそのまま、文字にする技術が主流になったとしても、文章がなくなることは、絶対にないのです。だから僕は、人生の勝負は言葉と文章で決まる！そう思っています。
実際問題、僕のところには毎日のように、ビジネスに関する相談が何通か来ます。
「色々やっていますが、売上があがりません」
そりゃ、そだろ？だって君、悪いけど、この質問メールの文章そのものが下手だもん。
「検索の上位に来たのに売れません…」
そりゃ、そだろ？だって君、悪いけど、この質問メールの文章そのものが下手だもん。
結果が出てない人への僕の答えは、99％これ！だって、みんな悪いけど文章が下手なんだもん。僕のところにくれる質問メールのままに、きっとセールスレターとか書いてるんでしょ？と。悪いけど、それで売れると思ってる方がおかしいよ。
ちょっと前に南青山が問題になったの覚えていますか？児童相談所を南青山に建設することにセレブリティが反対しているって、あれね。
あの時、文句言っている人達は気付いてないんです。自分たちで南青山の価値を下げているってことに。これとちょっと似ていて、文章が下手な人は自分が文章が下手だってことに気が付いてないんです。
でも、それって当たり前で、文章が下手っていうのは、国語的な問題じゃないから。国語的な文章としては、みんな正しいから自分がおかしいとは思わないんです。
ありがとうございます
ありがとうございます。
ありがとうございますっ！！
ありがとうございます^^
上の４つのありがとうございます、国語的にはすべて正しいし、完璧と言えるのは2番目だと思います。けど、相手の心を動かすという意味では1と2は下手なんです。間違いなんです。たったこれだけの違いで、相手の心への伝わり方はまったく違います。
多くの人は即金ビジネスのようなものを求めます。僕は、基本的にそんなもん存在しないと思っています。けど、もしあるとするなら、、、それは言葉と文章力を身に付けて、人の心を動かすことですよ。
例えばブログ読者が3人しかいなかったとしても、人の心を動かすことが出来れば1人ぐらい買ってくれる人を作れます。けど、さっきの話にもあったように、例えば検索の上位に表示され毎日1万アクセスあったとしても、そこに、つまらない文章があれば…
「なんだこれ」
と読むことさえされません。あなたのサイトはなかったものとして扱われます。これはネットビジネスだけの話じゃありません。例えばSNSや普段、友達や恋人に送るメール。
もっと言えば普段の仕事で、上司や取引先に送るメールでもまったく同じです。文章が下手な人は、メールを送る度に自分のポイントを下げている可能性が高いのです。
例えば、あるある話ですが、40代過ぎた、おっさんが若い子に気に入られようと絵文字を連発したり、これもう気の毒で見てられませんよね。こんなようなことが、ありとあらゆる場面で行われています。
けど、文章が上手い人は知ってか、知らずかメールひとつ、文章ひとつで、相手の心を鷲掴みにします。もし、あなたが言葉と文章を小学校以来、勉強していないのなら、ちょっと面白いテクニックを学んでみましょう！
