昨日はある会員さんから相談を頂きまして、久しぶりに考えさせられました。この会員さん、コロナの影響で今年の2月に会社が倒産しました。そこから失業保険と貯金を切り崩して何とか生活をしていたそうです。
限りある貯金を切り崩すのは、まさに身を切り売りすような感覚だったそうです。
「もうすぐ無くなる…無くなった後はどうすればいいんだ…」という不安からやがて精神が壊れていったそうです。
そして自分よりも先に奥さんの精神が壊れて、ついに奥さんは鬱病に…そんな奥さんの姿を見て、奥さんの親が彼に離婚届を突き付けてきたそうです。

あちらの言い分はこうです。
会社が倒産したのは仕方ない、だけど倒産してから今日まであなたは何をしていたのと。なぜ、新しい仕事を見つけるなりしなかったのと。
ごもっともですよね(苦笑)
でも、これ僕には何となく分かるんです。(彼の気持ちが)
余分な貯金は悪でしかない…
彼には貯金があった。この貯金が時としてマイナスに働くときがあります。振り返れば僕も彼と、さほど変わらない状況でした。
僕も親父の死により大きな借金が降りかかってきて、これを返済するために会社を辞めた。
ある日、突然…職と収入を失ったという点において僕と彼は同じ境遇。
僕と彼の違いは…「危機感の大きさ」です。
当時僕には貯金は一銭もなかったし、その日、食べていくお金もなかった。だから、自分は本当は何をやりたいのか?なんて考える余裕もなく、ただ行動するしかなかった。その結果、いまがある。
彼はどうだったか?
中途半端な貯金があったせいで、まだ余裕があった。確かに一年後とかを考えると不安にはなったが、とりあえず明日、明後日の心配はいらない。
だからとりあえず一か月ぐらいゆっくり休んで、これからのことは、それから考えようとしたらしい。
でも、皆さんもご存じのように(笑)
今日、明日行動しない奴は一年後も行動しない。ようは、人間追い詰められないと行動しない生き物なんです。
正しい貯金の使い方
だから、今更なんですが、会社が倒産した時の彼の正しい行動は…「投資」だったわけです。自己投資であったり起業をするための投資だったり、そういったことに貯金をすべて使い、ある意味で自分を追い込む。
「もうやるしかないんだ!」
という状況を自らで作り出す覚悟が必要だったわけです。だけど、彼は貯金を一年分の生活費に充ててしまった。その結果、中途半端な余裕が生まれ、行動力にもっとも必要な要素である「危機感」を失った。
よくファイナンシャルプランナーの先生方が「最低でも一年分の生活費を貯金として持ちなさない」などとアドバイスしているのを見かけます。これこそ机上の空論というか、実状を知らないバカげたアドバイスだと僕は思う。
貯金は生活費にしちゃいけない。何か目的をもった貯金であればプラスに作用するが、生活費という目的もない貯金はマイナスにしか作用しない。
最近ではホリエモンも「有り金はすべて使え」と言ってるし、それこそ、世間を元ZOZOの前澤さんも「お金は限界まで使え」と言っている。
僕も今は貯金はゼロ円です(笑)
有り金はすべて投資とトレードに回しています。だから毎月、金銭的な余裕は1円もありません。この余裕のなさが原動力になって、また稼ごうと思うわけ。
だけど、これを貯金という中途半端なことをしてるとどうなるか?きっと余裕が怠けになり朝から晩までYouTube見てますよ(笑)
まあ、それもいいんでしょうけど、そんな生活は、一か月で飽きが来ちゃいます。そんな話を昨日、彼にしました。彼も貯金の使い方を後悔していましたが、今となっては、後の祭り。
ただ余裕がなくなった彼はここからだと思う。ここからの彼の行動はすごく楽しみだし、僕も全力でバックアップしていこうと思いました。
ツラい経験はやがて宝になる。
きっと彼にとっては今が一番ツライ。仕事と収入と家族を同時多発的に失ったのだから。もしかしたら彼以外、読者様の中にも今がもっともツライ状況だという人がいるかも知れない。
そんな人は忘れないでいて欲しい。そのツラさは、やがて人生の宝になると。
僕もそうです。巨額な借金が降りかかってきて、職を失い、家にあるものをすべて売って生活していた何ヵ月間か。妻の時計を売った時もあったし、プライドを捨てて兄弟にお金を借りた時もありました。今も覚えていますが、全所有資産80円になった時もあった(笑)
あのツライ時期があるから、いま、何が起きても乗り越えられます。
「あの時に比べれば大したことないな」と。
税務調査が入って追徴課税になった時も、仲間に裏切られお金を騙し取られた時も、あの時に比べればクソみたいなもんだと。
FXで何度も壁にぶつかった時も、一時的にビジネスがダメになった時も、あの時期を乗り越えられた自分に乗り越えられないわけがないと。
昨日も買ったばかりの車をぶつけました。先月は人生初の手術を受けました。みんなが思ってるほど僕の人生は良くない(笑)
けど、すべてあの時があったおかげで笑って乗り越えることが出来るようになったんです。ツライ経験は時がたてば宝になる、きっと、これは間違いないことだと思います。
だから今ツライ人も心配いらない。そのツラさは、一年後から宝に変わるはずです。がんばろう!