投資

NFTが創り出す未来について考えてみようか。

今日はNFTがどんな未来を作るのか?その可能性について探っていこうと思います。まずNFTと仮想通貨を一色単にする人がいますが、これらはまったく違う性質を持ち合わせています。

仮想通貨は「代替性」なのに対して
NFTは「非代替性」です。

これを説明するには、ある一つの物語を紹介するのが一番分かりやすいです。以前にもメルマガで紹介したことある話なので、もしかしたら覚えている人もいるかも知れません。

「私の一万円札を返してください!!」

窓口の女性行員は一体何のことか分からずポカンとしていると彼はこう続けました。

「あなた達を信用して大事な1万円札を預けたのに“わたしの”1万円札は返ってこない」

これは実際にあった話なのですが、一人の男性は尊敬する父親の死によって莫大な遺産を受け取りました。

父は生前、一生懸命働いて大きな財産をこの男性に残してくれたそうです。男性は尊敬する父親が残してくれたお金を形見として大事に大事に保管していたのです。

すると、そこへある銀行員がやってきてこう言ったのです。

「その大事なお金を当行へ預けてくれませんか?当行では責任をもってお預かり致しますし、これだけの額であれば利息もそうとう付きますよ」

男性は確かに自宅で保管するのは危険だと思っていたので、この銀行にお金を預けることにしたのです。

 

“すべての1万円札に父親の名前を記して”

 

想い出

ある日…
この男性は父親のことを思い出して父親が「自分に残してくれた1万円札」を手にしたいと銀行へ行きお金を下ろしました。

ところが、そこで手渡された1万円札には記してあったはずの父親の名前はありませんでした。

「これは“父親の”1万円札ではない…」

父親が「自分に残してくれた1万円札」はどこにでも流通している1万円札に変わっていたのです。そこでこの男性は冒頭のようにこう言ったのです。

「あなた達を信用して大事な1万円札を預けたのに“わたしの”1万円札は返ってこない」

銀行側は当然「それはちょっと…」という返答になったのでした。

この男性の行為がいわゆるNFTで「非代替性」ということです。同じ一万円のように見えても唯一無二の一万円。世の中に2つとない価値を持つ商品ということになります。

仮想通貨も含め、今の通貨は「それを持っている人」が持ち主であり、お金に名前が書いてあるわけではありません。

でもNFTでは流通させている段階でもそれが誰のものか分かります。つまり唯一無二、
この世に二つと存在しないモノと証明することが出来ます。

いま現在はこの技術を使って、アートや音楽などを「これは本物」と証明することで高い価値を生み出して取引されています。

では、この技術を使って僕達の暮らしはどう変わっていくのでしょうか?まず簡単に想像つくのはタイムリーな話として選挙の投票に使えますよね。

投票権自体をNFTにすると絶対に不正のできない厳正な投票システムが出来ます。これは自民党は嫌がるでしょうねー(笑)

こうなるとネット投票が基本になり、若者の投票率が上がり逆に高齢者の投票率は下がります。高齢者優遇政治を行ってきた自民党にとっては痛手です。

他を考えてみると、すでに実験的に導入されているのは、
・コンサートのチケット
・ゴルフ会員権
・不動産証明書
・医療カルテ
などがあります。このように唯一無二の存在を証明する必要があるものにNFTは最適です。そして唯一無二の存在と言えば“あなた”です。もちろん僕もです(笑)

そうですね、マイナンバーカードです。マイナンバーカードの普及率は現在28.3%です。なぜこんなに普及しないのかというと申請が面倒だという方が42%、そして残りの58%が「信用できない」ということ。

つまり、個人情報が流出するのではないか、政府に自分の収入を把握されるのではない、という懸念を持っている人が6割近くいるってことです。ここにNFTを導入すればあっという間に解決するんです。

そしてもう一つ注目すべき点、こっちの方が興味あると思いますが、NFTの基盤には仮想通貨同様にブロックチェーンが使われています。

ブロックチェーン

ブロックチェーンとは、ざっくり簡単に言えば「みんなで承認する仕組み」です。国、行政、銀行、大企業といった特定の権力が承認するのではなく、世界中のみんなで承認しよう!というのがブロックチェーンの思想です。

これは社会主義か民主主義かの議論に似てますよね。

ブロックチェーンは不正や改ざんが99.999%不可能と言われています。NFTをキッカケに。仮想通貨も含めてですが、ブロックチェーンが世に浸透してくると、それこそ今の政治家のように不正やズルが出来ない、99.999%正当な評価を受ける世界がやってきます。

まあ。それが良いか悪いか…人によっては正当な社会が不都合だという人もいるでしょうからね(笑)

僕は3年ほど前のメルマガで言いました。これからは悪いことは出来なくなるよと。今まで何となく許されてきた不倫とかセクハラとかパワハラとか、それこそいじめとか。こういったことは全て暴かれる時代になりますよと。

ブロックチェーンは記録がすべて残る仕組み。仮に誰かが不正を犯しその証拠を消したり改ざんしようとしても、世界中のコンピューターに記録されているので不可能です。

これって今問題になっているSNS上でのいじめ撲滅にも繋がりますよね。誹謗中傷や暴言を吐いたらおしまい。それはもう二度と改ざんも削除も出来ません。

「何だか息がつまりそう…」

という人もいるかも知れませんが、誹謗中傷で悩んでいる人がどれほどいるか考えてみて下さい。その中には、まだ少年少女や子供がいたり、何年もそのことで悩んでる人もいるんです。

議論や批判はOK、でも人格を攻撃したり影で悪口を言ったりは良くない。正しく生きれば何の問題もないはずです。

お金に関する犯罪もなくなりますよね。99%なくなるんじゃないかな。たぶん盗んだり不正は絶対にできないはずだから。天才ハッカー以外は。。。

こうして平和な世の中が訪れます。そんな可能性を秘めたNFTでありブロックチェーンです。価値が上がらないはずがありません。

僕は今から取り組んで慣れておくこと、そしてNFTトークンを持ち、NFTマーケットに参加しておくことを強くおススメします。

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2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!