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【未来投資】これが2040年までの投資の答えに限りなく近い。

未来

次のamazonの見つけ方

株式投資の話になると必ず出てくる「amazon株の暴騰」あなたも一度は聞いたことがあると思います。

amazonが上場したのが1997年5月です。この時の価格は1.73ドルでした。現在はというと2021年3月の時点で…なんと3,460ドル、約2000倍にもなっています。

仮に10万円amazonの株を買っていたら2億円です。100万円買っていたら20億になっている計算です。

暴騰

これは机上の空論ではなく、「実際にこうなった」という人は世界中に沢山いて今回、情報提供してくれたW氏もamazon株で莫大な資産を築きミリオネアの仲間入りをした1人です。彼は僕たちに次の様に言ってくれました。

amazon株を取れた投資家は少ない。なぜなら当時は1997年、まだ情報というものが密室でやり取りされていた時代だったから。でも今は違う。情報を得ようと思えば誰でも得られる時代。さらに言えば1997年代は、未来がどうなるかなんて誰にも予想できなかった。しかし次の20年は誰にでも予想が出来る。AI、5G、6G、シェアリング、脱炭素社会、再生可能エネルギー、SDGsなどなど…すでに未来を創るキーワードは決まっている。これだけヒントが出揃った市場も珍しい。だからamazonを取るより100倍簡単だと言える。このチャンスを逃すわけにはいかない。

w氏

納得の言葉でした。確かに次の10年もその次の10年も大きな方向性は決まっています。
まず通信規格ですが2022年終わりごろまでには「5G」が普及しています。これにより世の中がどう変わるのかというと正直なところ、さほど変わりはありません。

「変わりはない」というのは社会システムを劇的に変えるようなものではないという意味で身近なところで言えば変化は結構大きい。

例えばVR(仮想現実)やAR(拡張現実)などは導入期を迎えゲームやスポーツ観戦アプリなどは、これまでとは全く違うフェーズに入ってくるでしょう。それに伴いiphoneなどのデバイスが変わる程度だと思います。

これを基に社会システムそのものを劇的に変えるのが「6G」と言われています。6Gは通信速度が5Gより最大で100倍になると言われています。

これがどれぐらいの早さか例を挙げると2時間の映画をダウンロードするのに5Gでは約2秒かかったところ、6Gでは0.02秒程度、つまり瞬きの間に出来るということです。
(ちなみに4Gでは2分程度かかっていました)

少し話は戻りますが4Gから5Gへで何が変わるのかというと「超高速」「低遅延」「多数接続」です。これが進化して精度が高まったものが6Gというわけです。6Gは「より超高速」「より低遅延」「より多数接続」と言っていいと思います。

そう聞くと進化に乏しいように聞こえますが、そうではありません。言ってしまえば5Gは試験的導入。試験的導入なので、エンタメや娯楽など命や財産に直接関係ないところから始まります。

5G

そして6Gではいよいよ社会システムに使われるようになる。例えば自動運転。6G回線を使えば人間が運転するよりも100倍安全になり交通事故は、ほぼゼロになると言われています。

上空にはドローンが行き交い日本中どこにいても当日配達が当たり前になるかも知れません。

高速通信、低遅延で働き方も、いよいよ本格的に変わってきます。もう事務所やオフィスは必要ありません。自宅にいながら、まるで社員全員がそこにいるような感覚で仕事ができるからです。海外のクライアントともリアルタイム翻訳で普通に会話ができます。

こうした技術の進化が10~20年後には確実に来ます。それが分かっていれば、どこに投資をすればいいかも簡単に判断が出来るはずです。

通信以外の分野で言えば例えば「再生可能エネルギー」
すでに米アップルは再生可能エネルギーを使わない企業とは大企業、中小零細問わず取引しないと公言しています。

そして投資会社も再生可能エネルギーを無視した企業への投資を極端に減らしているという現状を見ると、ここから先は「再生可能エネルギー」というキーワードは投資を行う上で大きな判断材料になってくるのは間違いありません。

2100年までは戦争を止めるためにお金が集まる。

投資というのは長期的にみてどういったトレンドが発生するのかを見極めればいいだけだが通信システムやエネルギーの分野以外にも、すでに未来が見えているものが沢山ある。あくまでも世界基準で見た時の話だが、その一つ、「温暖化」は避けて通れない課題です。

この温暖化も様々意見があって、「温暖化は問題ない」という学者もいれば「大問題だ」という学者もいる。

しかしそもそも投資の観点から見れば「温暖化は本当か否か」というのは問題ではなく、すでに温暖化対策としての世界が動き出し、そこにどんどんお金がつぎ込まれている現実があります。そして、この動きは2100年まで続くと予想されています。

なぜ2100年なのかというと、今のまま何の対策もしないと2100年までに地球の平均気温は4度上昇するというレポートを国連が出しているからです。

「なんだ。たった4度か」と思う人もいるかも知れませんが4度というのは僕たちが思っている以上に深刻です。

気温が4度上がると当然海水温度も上昇し、そうなると、ほぼすべての珊瑚礁が死滅します。珊瑚礁には海洋植物の3割以上が生息することから結果的に人間の食料事情が深刻なものになります。食糧難になると人類は歴史上、戦争を行ってきました。これが温暖化での最大の危機です。

これを食い止めるために、頭の良い人達はテクノロジーを進化させようとする。そして善意のもった投資家たちは、そこへどんどん投資をするようになる。そうした企業やテクノロジーは世界的に評価され株価は当然上がります。

「水」の奪い合いの戦争が起きる可能性も危惧されている。

1995年、世界銀行の環境担当大臣であったセラゲルディン氏は次のような警告を発している。

セラゲルディン氏
セラゲルディン氏
20世紀の戦争が石油をめぐって戦われたとするなら、21世紀の戦争は水を奪い合って戦われるであろう。

温暖化により失われるのは食料もそうだが、それよりも深刻なのは水不足です。すでに僕たちの知らないところでは気候変動により2億5000万人の人が水不足に直面しています。

また2050年までには、アジアでも水不足が起きます。世界銀行の試算によれば10億人が水不足に陥り世界中の都市で利用できる水は今の3分の2以下まで落ちこむそうです。

かつてエジプトとスーダンがナイル川の利権をめぐって争いが起きたように21世紀には水をめぐる戦争が多発する可能性は高いです。

ちなみに深刻な水不足に陥る地域はインドやパキスタン、そして中国です。いずれも核保有国ということを忘れてはいけません。

ここで僕が言いたいのは「戦争が起きるぞ」ということではなく戦争を止めるのもテクノロジーの力であり、そうした企業は世界的価値が高まりお金も集まるということ。そこに投資することにより第二のamazonを取れる可能性は非常に高くなります。

ではなぜ、米株なのか?日本株じゃダメなのか?

投資の世界において、どの金融商品が良くて、どの金融商品が悪いという基準はありません。ただ昨今で言えばあり得ない高利な手数料を取る金融商品はダメでしょう。例えば銀行窓口で買う投資ファンドとか保険会社から買う積立保険とか。

こうした部類のものは銀行や保険屋が絶対に損をしないように設計されています。つまりリターンは銀行や保険屋に多く入るようになっていて、リスクは客が取るようになっているのです。

金融屋
金融屋
お前の利益は俺のモノ。お前の損はお前のモノ

これが金融屋の本質です。だから投資において、どの金融商品が良くて、どの金融商品が悪いという基準はありませんが、金融屋からは金融商品を買うのは良くないと個人的に思います。現に銀行窓口や保険会社に言われるがままに積立保険や投資信託を買った人で得をした人は一人もいませんよね。

では、それ以外の金融商品はどうかというと、基本的には個人の判断になりますが、ちょっと下のチャートを見てください。

チャート

これ、どこの会社の株価だと思いますか?ぱっと見、想像つかないですよね。では質問を変えます。もしあなたが投資するならAとBどっちの会社に投資しますか?

あなた
あなた
もちろんA!!

即決だと思います。僕もそうです。当然Aの株を買います。

でも…実はこれ。同じ会社の株なんです。みんな大好きなマクドナルドの株です。AもBも“同じマクドナルド”の株なのです。

「えっ!?どういうこと?見ている日付が違うってこと?」と思うかも知れませんが、見ている日付も期間も同じです。2020年5月のコロナ禍での週足チャートです。一体どういうことだろうか?答えは簡単。実はこれ…

A:アメリカのマクドナルド(米株)
B:日本のマクドナルド(日本株)

コロナウイルスで外食を控えるようになりドライブスルーがあるマクドナルドは大きく業績を伸ばしました。

しかし日本のマクドナルド(B)は一瞬大きく値を伸ばしたもののその後失速。結局コロナ禍以前よりも株価が安くなってしまいました。

一方、アメリカのマクドナルドはどうかというと、コロナウイルスにより一瞬パニック相場になり暴落しましたが、その後は業績に比例し順調に株価を伸ばし、ついには史上最高値を更新してきました。

アメリカのマクドナルドと日本のマクドナルド。売っている商品もサービスも、ほぼ同じです。それなのに伸び率にして5倍以上のリターンの差が出てしまったのはなぜか?

一言でいえば場所の違いです。アメリカのマクドナルドはアメリカだけではなく全世界で店舗を展開していますが、日本のマクドナルドはあくまでも日本のみ。どっちが利益を出すかというと単純に人口の多いところで勝負している方が利益が出ますよね。笑

僕もハワイへ行った時にマクドナルドをよく利用していました。若干味が違うんですよね…サービスも日本のマクドの方が活気があっていいです。だから僕は日本のマクドの方が好きです。でも株を買うならアメリカのマクドを買います。笑

もう一つの秘密は、誰でも株が買えるということ。

なぜアメリカの株価の方が圧倒的に上がりやすいかというと、もう一つ理由があります。

先ほどのマクドナルドを例にお話しするとアメリカのマクドは1株2万円で買えるのに対して、日本のマクドは最低でも500万円ないと株を買うことが出来ません。この違いは大きいです。

日本の株式市場は未だに昭和のなごりなのか…お金持ち“だけ”が行えるものだと思っている。最近ようやくNISAやiDeCoがはじまり一般大衆も投資に興味を持ち出したが、まだまだ浸透率は低い。だから証券会社も基本的にお金持ちしか相手にしません。その証拠にIPO(新規公開株公募)に一般人が当選することはほとんどなく、お金持ちのところに優先して情報が流れています。

成功者

このように、日本では一般大衆から広く投資をしてもらうよりもお金持ちだけに大金を投資してもらった方がいいという古い体質が残っているのです。

一方アメリカは小学生でも株を買うように一般大衆から広く投資を募っています。そのためマクドナルドのように一株2万円というような安価で買える株がゴロゴロあるのです。というより、それが当たり前で日本のように数百万も出さないと買えない株など、もうほとんどありません。日本の価値観がいかに世界に遅れているかという良い例だと思います。

なぜ、ここ数年…僕は米株を推奨するのか?

僕だけではありません。投資を行っている方なら誰もがこう言うはずです。

「日本株より米国株!」

もはや、これは投資界の常識となりました。それはチャートを見れば明らかです。テクニカル分析を勉強していない方でも一目瞭然。

日本株と米国株の違い

赤いグラフが米国株(NYダウ平均)
青いグラフが日本株(日経平均)
(出所:マネックス証券作成)

ここまでは誰もが知る事実です。では一体なぜ米国株がここまで上がっているのでしょうか?その理由を知らなければ「ここまで上がってるんだから、もう上がらないだろ」とどんどん上昇するチャートを見逃してしまうことになります。

米国株は、なぜ上がるのか?そしてまだ上がるのか?

結論から言うとまだ上がります。いいえ。まだまだ上がります。その第一の理由は「人口が増え続けているから」です。これはもう間違いのない事実です。経済を勉強してきた方なら分かると思いますが「経済成長率は人口に比例する」ということです。

人口推移

上記のグラフを見て頂ければ分かると思いますが、赤いラインが2021年現在です。アメリカは最低でも2100年まで人口が増え続けるとの試算が出ています。一方の日本は2015年をピークに減り続けます。ちなみにこの試算は、人口ピラミッドから計算されたものなので、かなり信憑性は高いです。

つまり「経済成長率は人口に比例する」という観点から見ると、すでに日本経済は終わってるし、アメリカはここからさらに伸びるということです。だからNYダウなどを見て「乗り遅れた…」と思っている人もご安心ください。米国株は、まだまだここからです。

やっぱりS&P500と世界株インデックス。

では具体的に、どのように米国株に投資をしていけばいいのか?まずポートフォリオを組まなければいけないというのは常識でその通りです。ポートフォリオの比率自体は、個々の目的によって変わってきますので、ここでは詳しく書きませんが、やっぱりポートフォリオの中心は「世界株インデックス」と「S&P500」になります。

なぜか?金融商品の中で過去20年間、もっとも安定しリターンが大きいからです。月単位で見ると落とす場面は何度もありました。そのたびにエコノミストは次のように言ってきた。

エコノミスト
エコノミスト
いよいよバブル崩壊です!

ここ10年、無責任なエコノミストたちは何度この言葉を発してきたでしょうか?でも終わってみれば結局、値は戻し逆に値下がりした分、勢いをつけて反発しています。

ここでは詳しくお話しませんが株式を行うにあたり「世界株インデックス」と「S&P500」は極めて有望であり、間違いのない投資先です。

「結局、米国株を買うだけで良かったんだ」この言葉を投資家たちは何度言ってきたでしょうか(笑)

S&P500とは、米国の格付け会社「S&P」が算出する米国の代表的な株価指数。日本でいう日経平均株価のようなもの

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takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!