お金の知識

老後の資金問題。2000万円じゃ全然たらない。

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今日の話はちょっと難しいので、できるだけ簡単に書きます。だから専門家の人はツッコまないでください(笑)

いるでしょ?ファイナンシャルプランナーとかに。自分の知識を、ひけらかしたいのか、わざわざ難しい用語を使って反論してくる人。僕そういう人、ホント苦手なんで。そういうのは自分のメディアでやって。

では、いきます。現在、日本の一般家計における金融資産の総額は1829兆円とされています(2019年)

このうち現金預金は約53%、約970兆円です。ちなみに、この現金預金の割合は断トツの世界第一です。アメリカはというと、15%ほどしかありません。残りの85%は株であったり債権であったり投資信託だったりするわけです。

それだけ日本は、投資に意識が薄い国だと言えます。こうしてみると、資産の半分以上が流通せず眠っているわけですから、素人が見ても、経済が停滞することが分かりますよね。

そこで政府としては何とか、この現金を動かして欲しいわけです。もっと言えば、簡単に奪っちゃいたいわけです。

眠っている970兆円を政府が奪っちゃって、公共事業などに使った方がまだマシだからです。(そう考えているのです)

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そこで政府はあの手、この手で国民の預金を奪おうとしているわけです。でも、なかなか効率よく奪う方法がない。そこで…

「もうめんどくさいよ!強引に奪っちゃおうよ!」

さすがの政府もこうはなりません。いきなり銀行口座のお支払い項目に「政府」とあれば暴動が起きますからね(笑)

そこで、政府は分からないように…気付かれないように…通帳にも載らないように…ちょっとずつ、少しずつ奪っているのです。これが国が編み出した必殺技…

「インフレ税」です。

このインフレ税には国民の99%が気が付いていません。気が付かないうちに、資産を奪われています。

どういうことかというと、国(中央銀行)には「お金を刷る」権限があります。お金を刷ると、今あるお金の価値は下がりますよね。単純に少なければ価値が上がり、多ければ価値は下がりますから。これと同じ原理です。

インフレというと物価の上昇ではありますが、同時に、それはお金の価値の下落でもあります。例えばインフレが年2%進めば、あなたの貯金は年2%減るのと同じです。

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この原理、すなわち政府はお金をたくさん刷ることによって、みんなのお金の価値を下げている…つまり、直接お金に手をかけることなく、国民の資産を奪っているということです。

昔の人がよく言います。「昔は大卒の初任給が5万円だった」と。今はどうでしょうか?30万円ぐらいだと思います。これは、単純にここ数十年でお金の価値が、6分の1にまで減っているということ。給料が6倍になった喜んでいる場合じゃないんです。

この現象はまさに、国がお金を刷り続け、お金の価値を下げ続けているから起きるのです。ただ、今までは、お金の価値が減っても、所得も増え続けていたからバランスが取れていました。

しかし、ここ数年…国民の所得は横ばいから下降気味に。それに対して、お金の価値は減り続けている。これが国民の生活が苦しくなってきている最大の理由と考えられています。

特に日本はアベノミクスになってから、世界的にも、早いペースでお金を刷っています。事実、政府は年2%のインフレターゲットを明言しています。

このまま年2%のインフレが続くとあと35年で、お金の価値は半分になる計算です。ということは、老後のための資産作りは、これも計算しなければいけません。

だから貯金じゃダメだってことです。頑張って2000万円ためました!これで老後は安心だと。しかし、いざ老後を迎えてみると、

えっ…ぜんぜん、たらない…

なんて事にもなるのです。じゃあ、どうすればいいのか?単純な話、年2%以上稼げばいいんです。いや、稼がなければいけないんです。正確には「稼ぐ」のではなく、稼いだお金を年2%以上になるものに変えるということ。これが、投資です。

僕がこのお金の仕組みを知ったのは、7~8年ほど前でしょうか。当時「国際金融資本がひた隠しに隠すお金の秘密」という本を読んで愕然としました…でも、その時思いましたね。

「政府には逆らえない」と。

例えばSNSとか見ると、政治批判とか自民党批判がすごいですよね。僕も正直、そうでした。けど、ある時、気付いたんです。「政府は味方にした方が賢い」と。

それから、政治に興味を持ちました。それは将来、政治家になりたいとか、そういうことではなく、仕組みを徹底的に利用してやろうと思ったから。

そして政府からの発表や各省庁のHPをチェックするようになりました。すると、分かったんです。日本も悪くないなと。豊かに暮らすための制度を色々用意してくれていると。

ただ、伝え方がヘタですよね(笑)だから多くの国民が知らない。それが投資で言えばiDeCoだったりNISAだったり。これは絶対に使った方がいいんです。

でも、使ってる人が1割もいないと聞きました。僕は、こっちの方が問題だと思います。iDeCoやNISAだけでは確かに足りません。けど、これを皮切りに投資を行えば、40才50才の人でも老後までに2億円以上を作るのも、ぜんぜん夢じゃありません。

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というか、むしろ、それぐらい作らないとヤバいです。金融庁からの年金崩壊の文章、麻生大臣からの2000万円発言、経団連からの終身雇用制度の崩壊、ここに来て、色々と明るみになってきました。

僕はこれ・・・めちゃくちゃ良いことだと思ってます。今まで、多くの人がなぜ不安だったか?それは不安の原因がよく分からなかったから…得体の知れない不安だったからでしょ?

けど、もう違う。不安の原因はハッキリと分かった。職を失うかも知れない不安。老後の資金が足りるのかの不安。答えは出ました!

 

職は失います!(キッパリ)
老後は全然たらないです!(キッパリ)

 

答えが分かったのだから、あとは、対策を打てばいいだけ!それで、得体の知れない不安からは逃れられます。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!