前回の続きになります。

例えば、将来AIにより自分の仕事が奪われると知ったとします。早いところ、次の仕事を探すか、新たな収入の柱を作らないとマズいことになると知っていても、なぜか行動出来ない。
もしくは、一瞬行動に移してみても、スグにいつもの惰性的な生活に戻ってしまう…これらは、潜在意識に「新しい収入を得るための行動をする」「努力する」「転職する」と意識がないからです。
普段の生活でも同じです。例えば、たまには違うレストランへ行こうと色々検索してみても、結局は馴染みのお店へ行ったり…新しいジャンルのドラマを見ようと思っても、結局はいつもと同じ感じのドラマを見ていたり…そんな経験ありませんか?
最近よく聞く話では、スマホを使う90%の人は、新しいサイトやアプリを使うことなく、いつも使っているサイトやアプリばかり見ているそうです。これもすべて変化を嫌う潜在意識の仕業です。
一説にはiphoneから抜け出せないのも、アップル社が利用者に対し、この潜在意識を植え付けているとか(笑)まあ、これは半分、都市伝説的な話ですが、あながち冗談話とは言えないと思います。

それほど潜在意識というものは強いパワーを持っていて、これを攻略しないことには何をやっても結果は出ません。単純な話、昨日と99%同じ行動をしていて、違った人生になるはずがありませんよね(笑)
人生は10才までに決まっていた!?
では、そんな強力なパワーを持つ潜在意識の正体とは?どうやって、潜在意識は形成されていくのか?という話に入ります。
まず、衝撃的な話をしますと…実は、あなたが成功者になれない、お金持ちになれない運命は10才までで、決まっていたのです。
人間は一人の例外もなく全員、脳と意識が解放状態で生まれてきます。この時期に外部から受けた情報や親の言葉、先生の教えで潜在意識が出来上がると言われています。
・一生懸命勉強しなさい。
・先生の言うことは聞きなさい
・学校が終わったら真っすぐ家に帰りなさい
・協調性を大事にしなさい
・他人に迷惑を掛けてはいけません
・良い高校、良い大学へ行きなさい
・できるだけ大きな企業へ就職しなさい
・無駄使いはせず貯金しなさい
・残さずに食べなさい
・一日三食をしっかり食べなさい
・早起きは三文の得です
・遅刻は絶対にしてはいけません
よく聞く言葉ですが、これらの言葉により潜在意識は作られます。さらに、これだけではありません。親や周囲の会話、テレビの情報なども潜在意識に大きく関わってきます。
「子供の前でお金の話なんてしないで!」
↓
お金は悪いモノ
「最近は、ホント嫌な世の中になってきたよね」
↓
この世に明るい未来はない
「日本の政治家ってロクな奴がいない」
↓
偉い人間は信じちゃいけない
「もう少し、旦那の給料が上がらないかしら」
↓
うちは貧乏かも…
「うちなんて、お金の余裕は一切ないわ」
↓
やっぱりうちは貧乏なんだ…
子供はこういった会話も敏感に察知し、すべてをその言葉のまま受け入れます。とにかく、10才までの子供は脳が解放状態にあるので、様々な情報を受け入れ、それにより人生を決定付ける潜在意識を形成するのです。

その後、解放状態が縮まってきて、新たな情報をシャットアウトするのです。なぜかというと、それが人間の脳の限界だからです。
仮に10才を過ぎても、それまでのように脳が解放状態にあり、すべての情報を受け入れてしまうと、人間の脳は容量を超え13才でパンクし脳死状態になるそうです。
そうならないための、防衛本能として10才を超えた時には、外部からの情報の98%を自動シャットアウトする仕組みになっているのです。
こうして、10才までに得た外部からの情報で潜在意識が出来上がり、それがその人のゲシュタント(人格)となり価値観を形成し、習慣や行動の98%を決定付けていたのです。

こう考えると分かりやすいと思います。10才までがテープレコーダーの録音状態。11才からが録音したものを再生した状態。
例えば10才までに、嫌なことを後回しにしていたり、努力をすることなく育った人は今もそうだと思います。それは潜在意識が「嫌なことは後からやろう」「努力はめんどくさい」と繰り返し再生しているからです。
潜在意識の書き換えは可能なのか?
では、10才までに形成された潜在意識を変えるのは不可能なのか?今までは、「不可能!」というのが定説でしたが、近年では脳科学などの研究が進み、潜在意識は書き換えられるということが科学的に証明されたのです。
これは僕達にとって、この上ない朗報です。なぜなら、潜在意識さえ書き換えることが出来れば、稼ぎたいと思った時には、無意識に行動をはじめ、痩せたいと思った時には勝手にそのように行動している。
つまり、どんな分野においても、無意識のうちに成功しているからです。周りはあなたのことを、凄い努力家だと思うかも知れませんが、あなた自身は、いとも簡単に成功できたと思うようになります。
プロスポーツ選手は、なぜプロになることが出来たのでしょうか?子供の頃から絶対に自分はプロになれると信じていたからですよね?潜在意識がそうなっていたから、人生の選択の場面において自然とそうなる方向へ動いていた。
大谷翔平選手は、なぜ大リーグで二刀流に成功したのですか?自分は絶対に成功できると信じていたからですよね?だから、様々な選択の場面で、そうなる方向へ動いていた。
すべて潜在意識にそう刷り込まれていたからです。
もっと言えば、本当に凄いのはプロ選手や大谷選手じゃないかも知れない。本当に凄いのは、自分の息子は絶対に成功すると信じて疑わなかった親かも知れません。
親が自分の息子は絶対に成功すると信じていたから、子供の頃からそう語りかけ、その結果、彼らの潜在意識が形成されていったのです。
世界一の投資家からのヒント
ビジネスや投資の世界でもまったく同じことが言えます。世界で最も儲けた投資家といえば、ご存知ウォーレン・バフェットです。彼の資産は日本円にして約8兆9,000億円(2018年度)
どうすれば、そんなお金持ちになれるのか?きっと、とっておきの秘密や凄いノウハウがあるに違いない!と多くの人は思います。
ところが、賢人バフェットの言葉は何とも肩透かしで、奇策を追い求める愚か者をたしなめるようでした。
つまり、お金持ちになるには、特別なことをする必要はなく、普通のことを当たり前のようにするだけで良いというのです。それだけのことで、世界一の投資家になれるのに、多くの人は彼を真似ようとしない。
以前にネット記事でこんなのを見たことがあります。あのAmazonの創始者ジェフ・ベゾス氏がバフェットに次のように聞いたそうです。
「あなたは、すべての手法や投資銘柄を公開しています。それなのに、なぜ誰もあなたのやり方を真似ないのですか?」
この問にバフェット氏はこう答えたそうです。
No one wants to get rich slow.
「ゆっくり金持ちになりたい人なんていないからだ」
ここに大きなヒントがあるように思いませんか?多くの人は急いでお金持ちになろうとするから失敗する。そうではなく、長い年月をかけて行えば、誰でも簡単にお金持ちになれるのです。
バフェット氏のやり方をそっくりそのまま真似ればいいわけですからね!けど、ここで重要になってくるのが、コツコツやり続けるマインドです。こっちに目を向ければ良かったのです。
スポーツにしても、お金のことに関しても秘策はありません。ただ、当たり前のことをどれだけ長くやれるかに掛かっています。長く行うためには潜在意識…すなわちマスターマインドを書き換えなければ絶対に無理なんです。
何かで成果を出したり成功するのは確かに簡単なことじゃない。しかし、簡単とか難しいというのは、あくまでもその人の主観で1億稼ぐことが難しいと思う人もいれば簡単だと思う人もいる。
今までのあなたは「お金を稼ぐのは難しい」だった。だから結果が出なかった。でも、これからは違う。「お金を稼ぐのは簡単だ」と思えるようになる。
簡単だと思うことは簡単に出来るようになる。ただそれだけのことなんです。
お母さんにとって料理は簡単です。でも、僕にとって料理は何が何だかさっぱり分からないし難しい(笑)
それでも、潜在意識を書き換え「料理は簡単だ」と思えば、いつしか有名シェフほどの味を出すことが出来る。
世の中なんて、所詮はそんなもんです。難しいことがあるわけではない。難しいという意識があるだけ。それは、すべて潜在意識にそう刷り込まれているからです。
続く。
