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今の日本の現状認識とこれから。

メタバース

この日本という国は長らく…一部の、おじいちゃん達が国を牛耳ってきました。政治家、大企業の上層部。財閥は解体されても、その権力はそのままでした。

さらにこうした既得権者の犬になった、官僚や新興企業の一部なども一定の力を持ってきました。こうした古い価値観の既得権者にこの国を任せてきた結果、この有様です…

20年間、国民の所得はジリ貧。平均所得で、ついには韓国にまで抜かれてしまいました。昨日もニュースになってました。NTTが社員30万人の賃金を下げる検討に入ったと。

“賃下げ”ですからね笑。
新しい新本主義の“賃上げ”はどこへ行ったのか?

年間所得200万以下で生活している人が沢山いるのが今の日本です。外国とはどんどん差が開いていきます。

分かりやすい例でいえば、iPhoneもう高くて買えない…って思った人いませんか?昔はもっと安くて普通に買えたのに…って。

この現象、実はiPhone自体が高価なものになったわけじゃありません。今も昔もお小遣いで買える程度のものです。ただし、それは世界でのお話。

諸外国は賃金が毎年上がってますからね。それに合わせてiPhoneの値段も上がっただけです。でも、日本だけが賃金が上がらない…だからiPhoneも買えなくなっちゃったんです。

最近人気のアメリカのテスラ社の車。安くても1000万円ぐらいするそうです。日本人にはとても買えませんがこのテスラの車、外国では一般的なポピュラー車として売られています。もう…先進国ではないですよね。

僕は、あの「ライブドア事件」と「カルロスゴーン逮捕」が今の日本の象徴だと思う。既得権者の理解できない何か新しいことをしようとすると保身なのか嫉妬なのか知らないけど、
手段を選ばず潰してきました。だから日本からはイーロンマスクもステーブ・ジョブスも生まれない。

この国は何か新しいことをしようとすると既得権者につぶされるんです。だから20年間、新しい産業は生まれてこなかった。伝統と文化を重んじる。そんな耳ざわりのいい言葉で片づけられてきたんです。

じゃあ、どうしたらこの国は変わるのか?民主主義国で「国を変える」というのは選挙しか方法はないわけですが、若者が選挙へ行けば変わるのか?

変わりません。絶対数で負けている若者が選挙へ行ったところで焼け石に水です。ぶっちゃけていうと、もう日本は変わらない。

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というのが今の日本の現状認識です。まず、僕達はこうした状況だということを「受け入れるところ」からはじまります。そこで僕はこう思う。

 

“国を変えることは出来なくても自分は変えられると”

 

ちょっと調べたんですが、諸外国を見ても特別、会社の給料が上がってるわけじゃないんです。それなのになぜ所得が増えているのかというと、雇用体系が日本とは違うんです。

どう違うのかというと、いわゆる「ジョブ型」です。ひとつの企業に属してその会社に尽くすのではなく自分の技術とスキルを様々な企業へ売る型です。

例えばプログラマーの人は会社に属して給料を貰ってるほかに自分でアプリを開発して売ったり。普通のサラリーマンであれば、営業力を生かして自分の会社の商品以外も売ったり。

日本でいう「副業」ではなく「複業」にしている。だから平均所得が上がっているんです。

この働き方へのポイントはチャレンジです。与えられた仕事をこなすのではなく、自律的に自分のキャリアとスキルを考えて行動、挑戦することが求められます。

でも日本は長らく沈んだ経済でこうしたチャレンジすることさえも忘れてしまった。チャレンジではなく守りに入っている人がほとんど。

でも、いまオリンピックやってますが、こうした選手たちの挑戦を見ていつも思います。

 

チャレンジしない人生に何の価値があるのかと。

 

僕たち日本人が失ってしまったのは平均所得でもGDPでもなく、実はチャレンジ精神なんじゃないかって思うんです。

これは今日のニュース。米銀行最大手JPモルガンがメタバース進出。米銀行では初のメタバース内に仮想店舗を開設した。日本の既得権者が垂れ流す情報を聞いていると気が付きませんが、時代の流れは予想より早いです。

これからの働き方はジョブ型。そのジョブ型を一気に加速させるのがメタバースです。

つまり、メタバースを制する者はこの先、仕事に困らないということです。もちろん逆も然り。変えることを怠り挑戦しなかった者は古い時代と共に沈みゆくだけです。

メタバースは単なるお金稼ぎではなく、次の時代の新しいコンセプト(概念)です。

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takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!