今日はマーケティングに関する大きなテクニックをひとつ紹介します。これを知っているのと知らないのとでは雲泥の差。場合によっては収益が2倍も3倍も変わってきます。
マーケティングの世界では「ターゲットを絞りなさい」とよく言われます。あなたも一度ぐらいは聞いたことがあると思います。
ターゲットを絞ることはマーケティングを行う上で非常に重要なことです。しかし実際にターゲットを絞れている人はほとんどいません。
例えばあなたが「株の必勝法」みたいなデジタルコンテンツを売っていたとしましょう。ターゲットはどこですか?と聞くと多くの人がこのように答えます。
「主婦やサラリーマンで副業に興味のある人」
「40代から60代の会社員」
みたいな感じです。大袈裟ではなく99%の人がこんな感じで答えます。しかし、これではターゲットの幅が広すぎて、もはやターゲットにすらなっていません。
僕ならこう答えます。
・名前:沢田正博
・年齢:45才
・出身:神奈川県
・仕事:週5回の土木作業員
・収入:月収25万円、年収320万円
・家族:妻と子供2人
・趣味:ライブ鑑賞
・悩み:子供の学費が心配
つまりターゲットは「層」ではなく「ある特定の人物」だということです。このターゲットの絞り方を「ペルソナ」と呼びます。
細部まで細かく項目を設定していくことで、その人の境遇や状況、心境などを具体的にイメージすることができ同じような境遇の人から強烈な共感を得られます。
僕がメルマガでよく、
「例えば僕の会員でこんな人がいます」
と書くのは、このペルソナを使っているからです。
【例文】
彼は現在45才。
普段は土木作業員の仕事をしています。
収入は月約25万円。
妻と子供二人の4人家族、
子供も大きくなりこれから学費が掛かってくる。
今は彼の収入と奥さんのパートで
何とか生活は成り立っていますが、
子供の学費のことを考えると
月にあと10万円ぐらいは欲しいとのこと。
そこで2年前からトレードをはじめたのですが
中々結果が出ずに僕のところへ相談へきました。
・・・・
・・・
・・
・(途中省略)
頑張った結果、彼は月10万円どころか、
30万円の収入アップに成功しました。
これは彼だから出来たことではなく
あなたも頑張り次第では出来ることです。
【以上】
ざっくり書きましたが、こうすることによって同じ境遇、似たような状況の人に強烈に刺さります。
「同じく子供の学費に悩んでいる」
「自分も2年ぐらいトレードをやってるけど結果が出ない」
「私もあと10万円あればラクになれる」
といった感じです。文章を書けない…と悩む人は多いですが、こうしたテクニックを知っていると意外とスラスラ書けるもんです。
ちなみに、このテクニックは成約率が上がるだけではなくブログなどで使うとSEO的にも強くなります。