メンタル/マインド

人生は楽しんだもん勝ち。最後にお金があっても勝ちではない。

人生

あなたも一度はやったことがあるかと思います。
「桃太郎電鉄」通称、桃鉄。

日本各地を旅するスゴロクゲームです。行く先々で物件を買って収益を競うゲームです。最終的には資産を最も多く持っているプレーヤーが勝ちます。

これが本当によく出来ていて、投資の基本が学べると話題になりました。中には「人生そのものだ」という人もいます。

だけど僕は違うと思う。以前に、小学生の息子とこのゲームをやっていた時、息子はこう言ってきた。

「なんで最後に一番お金持っている人が勝ちなの?」

僕は答えられなかった(笑)さすが我が息子、凄いところに疑問を持つなと笑。人生ゲームもそうだし、桃鉄もそうですが、勝者を金額で決めるのは所詮ゲームだから。だから人生ゲームや桃鉄を人生に疑似化してはいけない。

少なくても教育にこのゲームを持ち出して、「お金があれば人生は勝てる」と勘違いしてしまうと、かわそうな大人になってしまう。

「なんで最後に一番お金持っている人が勝ちなの?」

この息子からの問いには、「いや、ただのゲームだから」が正解だったと思う。そして本当の人生の勝者は、たぶんこれ。

 

「楽しんだもん勝ち」

 

資産がいくらあろうが、お金をどれだけ持とうが、楽しくなければ何の意味もない。だって死ぬとき、そんなもん何の役にも立たないから。

楽しい

僕の知り合いの女子にもこんな人がいる。彼女は金融系の一流会社に勤めている。給料もそこそこ貰っていることでしょう。

でも、周りから見ると無趣味で彼氏もいない。たまに旅行へ行く程度で、お酒も飲まない。普段は何をしているか全く見えてこない。そこで以前に食事をする機会があったので彼女に聞いてみた。

「普段何してるの?」

すると彼女は「仕事」と即答。それ以外は、これといった楽しみはないと言う。給料たくさん貰ってるんだから、もっと遊んだり人と交流したりすればいいのに…と純粋な問いを彼女に投げかけてみると彼女はこういった。

「私は独身だし将来が心配だから、出来るだけ貯金したいし投資もしたい。だから、無駄なお金は使いたくないの」

まあ正論だ。けど、それが人生の目的なら、あまりにも退屈な人生ではないだろうか。もちろん、感性は人それぞれ。貯金通帳の数字が増えるのを見てワクワクする人もいるでしょう。それを否定する気は全くない。

でも、人生は桃鉄じゃない。少なくても最後、お金を持っている人が勝ちじゃないし、どれだけお金を貯めても死ねば全てリセットされる。

僕は信じている。人生の最後に残るのは想い出だけだと。だから僕は思い出に残ることに毎日全力です。想い出に残ることにはお金を惜しまない。

1億ためても10億ためても想い出にはならない。それを使わないと想い出は作られないし、
もっと大切なことは実は想い出を作るのにお金はいらない。僕達おとなが未だに小学生の頃の想い出を持っているように。最後まで想い出に残ることはお金の掛からないことであったりします。

少しでも人生のヒントにして頂ければと思います。
ではまた。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!