いまから約20年前…僕はある中小企業への就職が決まった。
〇給与:20万円以上
〇勤務時間:9時から18時
〇休日:日曜および隔週土曜
当時僕は、条件だけで仕事を選び、20才そこそこの僕にはまさに理想的な条件の会社だった。「起業」とか「投資」などという選択肢を持ち合わせていなかった僕は就職が決まって
大はしゃぎをしていたのを覚えています。
もし・・・
この世にタイムマシーンがあるなら、いま僕の本棚に並んでいる書籍の中から一冊、
どれでもいいので20才の僕に届けたい(笑)きっと、それだけで僕はサラリーマンという
選択肢は選ばなかったと思うから。
ちなみに、どの本を当時の僕に届けるのかというと、一冊だけという条件なら迷わず…
ロバート・キヨサキの
「金持ち父さん貧乏父さん」
この一冊で成功するなんてことは、あり得ないが、「実業家」「投資家」という職業の選択が広がることは間違いないと思います。
僕が20歳の頃は、こんな職業があることさえ知らずにいたから。もう一冊だけ許されるのなら、これも迷わず…
著者ブレント・ペンフォールドの
「システムトレード基本と原則」
これは金持ち父さんとは違って、かなり実践的な投資(トレード)のノウハウ本です。5000円近くする本なんですけど、これ一冊で勝てるトレーダーになる原型は出来上がります。あとは、それをいかに自分のものにするか…それはトレーニング次第です。
話を戻します。
結局、僕は条件だけで選んだ就職が、長続きするはずもなく、入社2年目ぐらいから…
「はぁ~もうやめたい…」
が口癖になっていました。しかし、同時に同僚からはこうも言われていました。
「結局、やめないんでしょ笑」
僕はきっと、辞めたいけど辞める勇気のない奴と周りから思われていたに違いない。いま思えばなぜ、もっと早く辞めなかったのか?そう思うんだけど、これはきっとあなたも他人事ではないはず。
会社を辞める辞めない、までも現状に不満があって、それでもなかなか第一歩が踏み出せない。でも、これこそまさに、僕があなたに伝えたい第一の経験。
何事も上手くいっている人は100%全員がそうですが、考える前に行動してます。逆に何をやっても上手くいかない人は、行動よりまず先に「考える」がきてしまう。
「考える」がなぜダメなのか?人間が現状を変えようとしたとき、まず先に「考える」が来ると、「できない言い訳」を「考える」からです。
■できない言い訳
・今は忙しいから出来ない
・お金が無いから出来ない
・時間がないから出来ない
■次にできない自分を正当化しようとします。
・サラリーマンなんだから仕方ないよ
・会社が悪い、不景気が悪い、政治がわるい
ちなみに生まれつきの才能や育った環境のせいにする人もいますが、どれだけ両親に失礼な人なんでしょ(笑)そんな奴は現状を変える前に、生き方を見つめ直した方がいい。
とにかく何かをしよう、したいと思った時、考えたら絶対にダメなんです。なぜなら、人生とは考えた通りには絶対にならないから。考えるだけ時間の無駄なんです。
だけど、不思議と行動した通りになるんです、人生は。だから、先に行動しちゃった方が早いんです。古代ギリシアの哲学者、アリストテレスもこのように言っています。
「我々は、 自らが積み重ねる行動の集大成である」
遠い存在過ぎてパッと来ないなら、ソフトバンクの孫さんがこう言っています。
「10秒考えてわからないものは、それ以上考えても無駄だ」
「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである」笑
つまりは、行動あるのみ!ってことでしょ笑
まだパッと来ないなら経営の神、本田宗一郎も次のような言葉を残してます。
「チャレンジして失敗することを恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」
響きますよね!成功するためにはあれこれ考えず行動するしかないんです。成功には欠かせない第一の秘訣は、どんな経営者もコンサルも言いますが「行動」です。次回は具体的に何をすればいいのか?それをさらに深く掘り下げていきます。