コラム

スティーブ・ジョブズがくれた人生を生き抜くヒント。

スティーブ・ジョブズ

コロナ禍があまりにも長引いて、もうみんな忘れているかも知れませんが令和に入って一発目の大きなニュースは「終身雇用制度の崩壊」「年金崩壊」でした。そしてこの問題は何一つ解決されていません。

どちらも、僕らの将来に大きく影響するニュースで、ある人達は怒り狂ってデモまで行っていました。でも、僕は「これは悪いニュースじゃない」と思っています。

以前にも書きましたが“悪い天気”なんてありません。雨が降れば最悪だ…と思う人もいるかも知れない。だけど、雨を待ち望んでいる農家の人もいます。

雪が降れば最悪だ…と思う人もいるかも知れない。だけど、スキーが趣味の僕にとっては、
絶好のスキー日和です。

晴れ、雨、雪という天気は存在しますが「良い天気」「悪い天気」は存在しません。捉え方や解釈があるだけです。

終身雇用制度の崩壊も同じ。これで家族に堂々と嫌な仕事を辞めると言える。そう思っている人だって沢山いるはずです。もう、嫌な仕事をする必要がなくなるんです。

年金崩壊だって同じ。これをキッカケに投資に目覚めれば、それこそ年金どころじゃない金額が手に入る。

だから、どう捉えるか?それだけなんです。

あまりにも有名な話なので、知ってる人も多いかも知れませんが靴屋の話。
昔々、ヨーロッパの靴商人ふたりがアフリカに靴を売ろうと旅だったそうです。

二人の靴商人はアフリカに着いて驚いた。なぜなら、当時のアフリカでは誰も靴を履いていなかったから。ひとりの商人は本社へこう連絡したそうです。

「ダメです…この国では靴は売れません。靴を履く文化がこの国にはないんです…」と。

しかし、もう一人の商人はこう連絡しました。

「凄いです!この国は誰も靴を履いてない!国民全員に靴を売るチャンスです!」と。

アフリカには靴を履く文化がない。という同じ物事を見ているはずなのに、捉え方でピンチにもなるしチャンスにもなる。年金崩壊も雇用制度崩壊も今はまだピンチと捉えている人が多い。

「点と点は、先を見ながらは繋げない。過去を振り返ることで繋げるものだ。だからその点と点が将来繋がると信じなければならない。この方法で失敗したことはない」

これはアップル社、創始者のスティーブ・ジョブズ氏の言葉です。僕はこの言葉が大好きです。

いま自分に起きていることというのは必ずどこかで、すべて繋がります。あなたも経験があるはず。

「あー、あれがあったお陰で今の自分がある」と。

だけど、これは過去の出来事を振り返ることでしか繋げることは出来ない。だから今起きている悪いことも、今は気付くことが出来ないかも知れないけど、将来必ず良い結果に繋がると信じなければいけない。

もちろん、僕もそうでした。僕は平賀先生や大富豪の方、トレードの師匠に出会って人生が大きく変わりました。

しかし、この出会いを引き寄せたのは、今から20年前に親父の死によって相続した借金があったからです。会社員では返済できないほどの大きな額。そのため、僕は勤めていた会社を辞めました。

そして、起業を決意!何をやろう、と迷っている時に、たまたま見かけた平賀先生の本から始まりました。そこで結果を出すことができ、会社員時代には持ったことのない現金を持ち、今度はお金の魔力に憑かれて、人生が狂っていった。

そんな時、出会ったのがお金のプロフェッショナルである大富豪の方。そこで、ようやく本当のお金の使い方を学んだ。お金というのは大小に関係なく、将来へ先送りしなければいけないんだと。

もう一つ。世の中にはお金に困っている人が沢山いるけど、その多くは実は収入が少ないのではなく支出が多いのだと。豊かな人生を送りたいのなら収入を大きくするより支出を少なくすることだと。

この教えにより、僕はお金に困ることが無くなった。だけど、同時に安定し過ぎて何だか、つまらない人生にもなった…

そんな無気力な僕の前に現れたのが、お金を将来に先送りしながら、イキイキとした人生を送っていたトレードの師匠でした。

彼は大富豪の方同様にお金のプロフェッショナルであり、同時に「戦士」のような生き方をしていました(笑)

「俺はお前と違って毎日戦っている!戦う気力のない奴は死んでるのと同じだろ」

昔の僕はセミリタイアを目指していました。だけど、トレードの師匠のこの言葉で、人生の目標というか、あり方が、大きく方向転換したのです。

そして今に至るわけですが、やっぱり人生の節目節目で僕は、出会いによりピンチを救われてきたような気がします。

“点と点が線になる”

とよく言いますが、ホント僕の人生は、借金により平賀先生に出会い、お金の魔力に負けて
大富豪さんに出会い、生きる意味を見失った時にトレードの師匠に出会った。

過去を振り返ってみると、点と点がすべて線で繋がっていたんです。そして、そのすべてのはじまりは、親父の死による大きすぎる借金だということも分かります。

当時は死んだ親父を恨むこともありました。でも、今だから気付ける親父からの“最後プレゼント”だったのでしょう(笑)

今のあなたがどういう状況かは僕には分かりません。お金が無くて苦しい状況かも知れないし、平凡な毎日に生きる気力を無くしているかも知れない。年金のニュースや雇用制度崩壊のニュースでどうしょうもない不安を抱えているかも知れない。長引くコロナ禍で追い詰められているかも知れない。

けど、ひとつ言えることは、どういう状況であれ、最後は必ず上手くいくんです。そのためには、ジョブスが言ったように、点と点が将来かならず繋がると信じること。今のこの状況は絶対に意味があると自分に言い聞かせることです。
必ずどこかで繋がります。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!