トレーダーと投資家の決定的な違いって何か分かりますか？日本ってこの二つを、ごっちゃにして教えているところがあります。トレーダーも投資家も、お金を使ってお金を稼ぐという意味では同じです。でも、同じなのは、そこまで。あとの側面はまるで違います。
トレーダーは短期売買、投資家は長期投資、なんてよく言われます。今日僕が言いたいのは
そういった抽象的なことではなく、もっと具体的なこと。
トレーダーは〇〇で投資家は〇〇みたいな具体的にここが違うぞっていう話です。
結論から言えばトレードはキャピタルゲイン。投資はインカムゲイン。これを主な収入源としているところです。
キャピタルゲインとは売却益のこと。例えばドル円を100円で買って110円で売れば10円の利益。これを1万ロット買っていれば10万円の利益になります。
株や不動産も同じです。例えばアップルの株を100ドルで買って130ドルの時に売れば30ドルの利益を得られます。
あなたの持っている不動産（マイホーム）3000万円で買って2000万円で売却したらマイナス1000万円です。これはマイナスの売却益でこれもキャピタルゲイン。トレーダーは主にこの利益を狙い日々、買った売ったを繰り返しています。
一方、投資家が狙うインカムゲインとは？これは主に配当と金利です。キャピタルゲインのように買った売ったを繰り返すのではなく、保有してるだけで得られる利益です。
例えばワクチンで有名になったファイザー株。昨年は持ち株に対して3.24％の配当金を出しました。しかも3月、6月、9月、12月の4回も。。。ただ保有しているだけで黙ってお金が貰える、これがインカムゲインです。
通貨も同じです。日本円と違って米ドルは定期預金で平均年2％まで金利が上昇しました。これは米ドルを持っているだけで黙って年2％の金利が受け取れるということです。
ちなみに円は0.001％です笑。黙って銀行に置いとくのであれば円とドルどっちがお得ですか？って問題です。小学生でもわかりますよね。
これが円安の最大の要因。こうした金利差が生じてしまったので世界中の投資家が円を売ってドルを買っているわけです。このように黙っていて貰えるインカムゲインを狙うのが投資家といえます。
どっちが良くてどっちが悪いとは言えません。どちらも良い点、悪い点がありますので。
ただ一つ言えることは、トレードは必須じゃないけど投資は必須ということ。トレードはやらなくても生きていけるけど投資はこれからの時代、やらないと生きていけません。
なぜなら、日本の企業で働いて「円」を稼ぐだけなら円安、物価高に対応できないからです。だからこれからの時代は海外投資が必要なわけです。
投資は確かに時間も掛かります。投資金額によっては毎月500円しか配当が得られないかも知れない。
でも、それを育てていけば、1年後には月5000円になっているかも知れない。5000円だと、まあまあじゃありませんか？家族で月1回外食できる程度のお金です。そしてさらに育てていけば3年後には月5万円なっているかも知れません。月5万円と言えば年間で60万円、かなりインパクトある金額ですよね。
・毎年ハワイへ行ける
・毎月国内旅行へ行ける。
・さらに投資して高級車が買える。
こうしたレベルの話になってきますよね。そして、忘れてならないのは、トレードやビジネスとは違い、「何もしてない」ってことです。ただ黙っていてこれらが得られる、それがインカムゲインです。
今日もある会員さんとお話してましたがやはり、どこかのタイミングで長期的な目線に変えないといつまで経っても生活は豊かになりません。
私事で申し訳ないのですが…今の僕はお金にも時間にも一切制約のない生活を送っています。でも、これって昨日何かをやった結果でも一ヵ月前に何かをやった結果でもありません。
3年前、5年前から仕込んだ結果、「いま」こうなったということです。
でも、多くの人は来月、お金が入ることに注力している。もっと、ひどい人は今日お金を得ることを探している。そういう人が詐欺に合うんです。。。
やっぱり最低でも3年。そこを見据えた投資をしないと豊かになれません。世界一の投資家ウォーレンバフェットはこう言っています。
「配当こそが、生活を支える収入になる」
5000円、1万円からでもいい。配当や金利を得られるものへ投資することです。ちなみに日本株のほとんどは配当金ではなく株主優待券を配っています。お食事券とかクーポンです。。。
正直、そんなもんより金をくれ！これが投資家の本音です。だから世界の投資家は日本市場から続々と撤退していくんです。あなたも豊かな日々を目指すなら世界へ投資しましょう！
