最近、強く思うことですが、日本はネットに関しての教育をどこかのタイミングで、
がっつり行った方がいいと思います。
子供は小中学校の必修科目にするとか。大人は国なのか企業なのか分かりませんが、どこかで「インターネット」を習える場所を作る。そうしないとネットリテラシーというか、根本的なことを分かっていない人が多すぎるような気がします。
これもお金の教育と一緒で、「わかったつもり」になってる人が多すぎます。お金での無知は自分が損するだけですがインターネットでの無知は多くの人に迷惑を掛けます。また犯罪にもなる場合もありますし、最悪は命を落とすこともあります。
今まではインターネットと言えば、どちらかというと娯楽の面が強くありました。しかし、今ではもう、人々の暮らしには欠かせない存在です。
そうなると、「俺はよく分からんから触らない」と言っていた人達もネットを使わないわけにはいきません。
しかし、こうした人たちはネットの使い方やルールがよく分かっていないから頻繁にトラブルを起こしてしまうのです。
その代表的なものがSNS、顔の見えない者同士が感情的になり、エスカレートして、最後は法に触れる発言をしてしまう。
本人の中では「たかがネットの中での発言」と思っているかも知れない。また匿名で書いてるんだから、身元がばれるはずがない、と思っているかも知れない。
けど、今の時代、ネットの中の発言といえども度を超すと違法になるし、匿名であっても身元は簡単にバレてしまう。
だからSNSの言葉は必ず書き込む前に、2度3度チェックしなければいけないし、他人のページにコメントする場合には特に注意が必要です。
自分のページでの発言と他人のページへのコメント、これにも大きな違いがあることを知らない人も多い。他人のページへの発言は最悪、脅迫罪、強要罪、名誉棄損などの罪になる場合があり、それは「知らなかった」では済まされません。

また先日「シェア」に対して斬新な判決が出ました。元大阪府知事の橋下徹さんが、自身に関する記事をリツイートされ名誉を毀損されたとして、あるジャーナリストを民事で訴えていました。この裁判に一審ですが勝訴したんです。
これはつまり、自分で書いた記事でなくても気軽な気持ちで行ったリツイートやシェアも不法行為になる場合がある。
例えばフェイスブックなどに多いフェイクニュース。あれを気軽にシェアしている人をよく見かけますが、これは注意した方がいいと思います。
もし、その記事で誰かに損害を与えたら、その記事をあなたが直接書いていなくてもシェアしただけで訴えられる可能性があります。
あとネットショッピングでのトラブルも多い。これは僕もメルマガで何度も言ってますが、例えば代引きで商品を注文しておいて気が変わったからといって受け取らない、こういう人がホント多いです。
これ、運営者にしてみると、最低でも送料が損しているわけです。金額が小さいのですぐに違法とはならないと思いますが、これが何度も続くと業務妨害罪が適応される可能性があります。
これは代引きだけじゃなく銀行振込の場合も同じ。申込だけしておいて、お金を振り込まない人がいます。これが直ちに違法になるかと言えば微妙ですが、これが何度も続けば業務を妨害したとみなされる場合もある。
また支払日を守らないとか、分割払いを完済しないとか、「ネットだから」と軽い気持ちで行っていることが、とんでもない事態になる場合が多々あります。
他には文章のコピペとか。これは著作権侵害になり罪としては結構重たい罪になります。こういったことを「ネットだからいいだろ」と知ってか知らずか軽い気持ちで行う人が多いです。
「みんなやってるから大丈夫!」も多い。だいたい堂々と違法行為を行ってる人って意外と頭の良い人が多くて絶対に足のつかない方法で行ってます。それを見て、一般の人が「大丈夫なんだ」と真似をすると、とんでもない代償を払わされることになります。
また不法行為や違法にならなくても、知識として知っておいた方がいいことも多々あります。例えばGoogleの検索で上位表示されたサイトが、Googleに評価されて上位表示されたものなのか、それとも広告で表示されているだけのものか、それを見極められない人が結構いることに驚きます。
他にもメールアドレス。どのアドレスを使えば100%伝達できるか?自分のメールが100%相手に伝わってると思ったら大間違い。フィルターが掛けられている場合が多いですから。逆も然りでフィルターにより自分が受け取れない場合もあります。

あと、根本的なファイルの種類とか、セキュリティのこととか、ブラウザの仕組みとか。あとネットの活用方法として「口コミ」。今は「口コミ」さえもお金を出して買う時代です。これは大企業が堂々と行っていることです。
どういうことかというと、一件500円とかで口コミを書いてください、という案件を堂々と募集しています。
またよく見る「お客さんの声」ですよね。これも演者の募集ページがあり、売れない俳優などがそういったアルバイトをしている例が多々あるわけです。
今のネットでは、口コミの8割は演じられたものだと思った方がいいです。とにかくインターネットの世界は「しらなかった」というだけで何十万、何百万と損をする世界です。
そして、ネットリテラシーというものは、現段階では誰も教えてくれません。自らで学ぼうという姿勢がなければ身に付きません。
お子さんがいる方ならなおさらです。子供には、しっかりしたネットの知識を教えてあげないと事件や事故に巻き込まれることもあります。
それだけじゃありません。「知らなかった」でお子さんが加害者になる場合もあるのです。大げさではなく自分の子供を犯罪者にしてしまう恐れもある。それがインターネットだということです。
そうならないために、まず大人が学ばないといけません。ネットがここまで社会に入り込んできたら、もう「よくわからん」で済まされる話ではないと思います。そしてネットリテラシーがそのまま、収入格差になるということも頭に入れておきましょう。