コラム

これからの時代、もっとも必要な力は「自立」だ。

いま、僕達は時代の変革期にいるわけですが、これを一言でいえば、この言葉がピッタリです。

“ゲーム・チェンジ”

まるで下落トレンドが上昇トレンドに変わるように…10対0で負けていたチームが逆転したように…世の中の様々な場面でゲームチェンジが起きている。

既得権益者が力を弱め、新勢力や弱者が力を強めてきた。企業と従業員、役員と平社員
大企業とフリーランス。

そして、テレビとネット。色々なところでゲームチェンジが起きている。この構図の根底にあるものは、やはり「情報革命」だと思うんです。

インターネット、特にSNSの普及によりこれまで隠されてきたことが、明るみになった。企業や政治家の不正、怠慢、傲慢さ。これまで意図的に隠してきたものが、情報革命により一気に表に流れでてきた。

隠ぺいが当たり前になっていた、企業や政治家などの団体は、ことが明るみになっても、まだ隠ぺいを重ねる。

それしか対処の仕方を知らないからです。けど、今の時代、もう隠ぺいは通用しない。一度、明るみになった不正は納得のいくまで徹底的に追及され、場合によってはひとつの不正で致命的なところまで追いつめられる。

言葉が適切かどうか分からないが、国民1億人が警察と裁判所の役割を担っているような感じ。(それが良いか悪いかは別として)

「今まで普通だと思っていたけど、よくよく考えるとこれっておかしいよねー」

という観点から世直しがはじまったと思う。

例えば保険。いざという時、みんなで支え合おう!というのが本来の保険のあるべき姿だった。けど、その保険料で駅前にビルが建ち、社員たちは契約者の何倍もの給料を貰っている。

「これっておかしくね?世のため人のためにある保険がいつの間にか、自分たちのためになってない?」

そう思い始めた一部の層たちが保険会社の仕組みを調べてネットで暴露。小さな風穴が開くと、そこからはもう早い。一気にその情報が広まり、今では、「保険はギャンブルと一緒」という考え方が広まってきた。

簡単に言えば不安を煽りお金を集め、めちゃくちゃ高い手数料を胴元が取り、残ったわずかなお金を契約者へ戻す仕組み。

NHKも同じ。これは僕自身の反省でもあるけど、なんだか、NHKっておかしいよなと思っていた。それは受信料を払うことではなく、その契約と集金の強引さ、です。

もう何年も前の話なるけど、家にNHKの集金がきた。僕は次のように対応した。

「最近、詐欺が流行ってるから、いきなり自宅に来た人に、お金は払えない。払わないと言ってるんじゃない。振込用紙などをNHKから郵送して。そうすれば、すぐに振り込むから」

だってそうでしょ。いきなり玄関前にあらわれて、「こういうもんです。お金払って」と言われても、怖くて払えないですよね。

けど、そう伝えても集金人は一歩も引かない。払うまで帰らない!明日もまた来る!と。僕はめんどくさくなってその場で払ってしまった。

でも、これって絶対におかしいよね?受信料を払う云々ではなく道理、倫理の問題。お金払ってもらう側が、なぜあんなに強気なのか?

半ば強引、借金取りのような態度で集金にくる。僕もずっとこの違和感があった。すると、やっぱり出てきたでしょ?N国党が。

だって、やっぱりおかしいもん、NHK。N国に関しては賛否あり、僕もあの政党のことはよく分からない。でも、時流から見ると、おそらくN国は本当にNHKをぶっ壊すんだと思います。

N国は止められても、時流の流れは止められないから。道徳に反したものは排除しようという流れ。

この先、もっともっと色々なことが明るみになります。そしてゲーム・チェンジはもっと加速します。もしかしたら、政権も変わるかも知れないし、日産よりもっともっと大きな会社の不正が明らかになるかも知れない。

日本企業の時価総額の入れ替わりだってある。銀行、保険会社、テレビ局など、山の天辺であぐらをかいていた既得権益者は、そこから引きずり降ろされるでしょう。

弱いモノいじめをしていた企業、世の中に必要のない職業、時代遅れな人、そういったものはこの先、一斉に淘汰されると思うんです。

無駄な公共事業は正義か?ただいるだけで給料を貰う役員が正義か?多すぎる公務員は正義か?座っただけで数万円の飲み屋が正義か?ロゴがついただけで値段が数倍になるブランドが正義か?

「なんか変だよね」

というものは、この先間違いなく淘汰される。その時、あなたはどうするか?今の会社がなくなっても収入はありますか?明日、働けなくなったらどうしますか?じぶん一人で稼ぐ力を持っていますか?

自分に何があっても自分一人の力で立っていられること。誰に頼ることもなく何かに依存することもなく何が起きても立っていられる、食っていける力。そして仮にすべてを失ったとしても、またそこから簡単に這い上がられるだけの知恵と精神力を持つ者。これが自立するということです。

これからの時代、もっとも必要とされる力が「自立」だと確信しています。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!