コラム

働き方は確実に変わった。もうすぐ変わる…ではなくすでに変わった。

働き方

― 時代は変わった。
人間の価値観も急速に変わりました。そのことは前回記事でも記述した通り。そして最大の変化は・・・

「働き方革命」です。

この変化に乗れない方は、この先、厳しい現実を突きつけられる。まずこの話をする上で、
「AI」(人工知能)の話は欠かせない。AIはこれからの時代、欠かせない存在になることは間違いない。しかし、多くの部分で、AIを勘違いされている方も多い。

まずよく言われているのが…「AIが人間の職業を奪う」ということ。これ自体は間違いないのですが、「奪う」という表現は間違っている。

正確には・・・
「AIが人間の仕事をしてくれる」ということ。AIとは、ざっくり言うと、「膨大なデータの蓄積と記録」そして「素早い計算」ですから、例えばコンビニのレジなんかは最適な仕事です。

また過去の判例や分厚い六法全書を使って答えを導き出す弁護士や裁判官などもAIの方が適しているかも知れない。

要は今までに人間がやっていた、「無駄な勉強の時間」がAIによって短縮される。「無駄」というと誤解を招くかも知れないが、例えば人間はゼロの状態で生まれてくる。

そこから学校へ行って、知識をどんどん身に付けていくわけです。

その間、小中高と最低でも12年間もある。けど、AIチップがあれば、その12年という時間を短縮できるわけです。これがAIの最大の利点です。

そういった意味では、小中高の勉強もいらなくなるかも知れない。

学校の「勉強」とは、「答えの暗記」に過ぎないわけだから、それならAIチップを一つ持っていればそれで用は足りるわけです。だから、これからの、小中高の勉強はもっと専門分野に特化した勉強になると思う。

野球をやりたい子は一日中、野球をやる。
将棋をやりたい子は一日中、将棋をする。
子供の頃から経営に興味があれば小学校からやる。

そんな教育の場になる可能性は高い。仕事もまったく同じで、同じことの繰り返しやデータから導かれるような仕事はAIに任せた方がいい。そして、人間はもっと、人間にしかできない仕事をするようになる。そんな時代が、もうすぐ来る!

AIの時代は将来、確実に来る。けど、それに備える必要もないと思っている。そんな時代が来てから考えればいいだけだ。それからでも、全然遅くはない。

そもそもAIの時代に備える!とよく聞くが、一体何をどう備えるのか?答えがない…それよりも、いま現在「起きていること」に目を向けるべき。

AIは将来くる働き方革命。そうじゃなく、いま現在すでに起こっている「働き方革命」があるのです。そこに気付いていない人があまりにも多すぎる。

これは最大のチャンスでもあり、最悪のピンチでもある!

時代は変わったんです。「変わろうとしている」とか、「もうすぐ変わる」とかではなく…すでに変わったんです。そこに気付いている人は、新しい働き方で莫大な富を得るし、気付かない人は、どんどんお金を搾取される。これが現代社会の格差拡大の原因です。

だからAI時代とか言ってる場合じゃないんです。そんないつ来るか分からない時代の事より、いますでに起きている「現実」に目を向けるべき。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!