コラム

「自由に生きる」は奥が深い。言うほど簡単でもないし、出来てる人はほとんどいない。

自由

近年、もっとも売れた本と言えばこれ。【嫌われる勇気】

これはアドラー心理学を解説した本なのですが、この本の核心部分である…

「他人の課題を切り捨てろ」

という思想がある。この考え方は日本人がもっとも衝撃を受けたものでした。日本人は昔から協調性を重んじる教育を受け、他人のため、仲間のため、社会のために行動しなさいと教わってきた。

そしてそれは「信頼」「信用」に繋がると。

しかし、その思想は「裏切られるのが怖い」という感情に繋がり、もっと言うと「認められたい」「愛されたい」にも繋がる。

人のために生きるということは、この感情から逃れられない生き方とも言える。「嫌われる勇気」にも「承認欲求を否定する」という話が出てくる。

その意味するところは、
「誰かの期待を満たす生き方は他人の人生を生きることだ」と記してある。

他人の人生を生きていく先には、「ねたみ」「ひがみ」「嫉妬」があり、残念ながら今の日本はこの感情に溢れ返っている。

誰かが成功したと聞くと妬みひがみから、その人のあら探しをしたり、誰かがチャレンジすると聞けば足を引っ張ることしかしない。戦後、日本の「他人軸教育」の結果と言えるだろう。

そこに気付くきっかけを与えたのがアドラー心理学の「嫌われる勇気」だった。僕はこの本を読んで気付いた。

 

アドラー心理学の真骨頂こそ、トレーダーだと。

 

トレーダーは「他人の課題」を一切合切すべて切り捨てた職業と言える。すべては自分事。自分自身の考えで行動し、自分の下した判断にリスクをとる。それが即座にフィードバックされる世界。そこに他人は一切介入しない。

もちろん誰のためでもない。自分自身のためだけに行うのがトレーダー。だから、今僕の心の中に、妬み、ひがみ、嫉妬という感情は1ミリもない。

一人

この心の状態がどれだけ幸福なことか…僕も本音を言うと少し前まで妬みひがみがあった。それはやっぱり、他人のために…と言いながら、どこかで他人に期待していた部分があったから。

友人、家族、恋人、仲間…自分がこれだけしたんだからと見返りを求めていた。それはモノであったりお金であったり愛情であったり。

けど、今は何も求めない。何も期待していない。それは自分が生きているトレードという世界が完全に自己責任であり、自分の利益だけを追求する世界だからだと思う。

「あなたため」「みんなのため」「社会のため」

そう言えば嫌われないし何となくカッコもつく。けど、これを本当の意味で出来る人なんて
世の中にはいないということをアドラーとFXが教えてくれた。

一番やっかいなのが、
“それっぽく”生きている奴だ。

世のため人のためを正義だと勘違いし、それを認めてもらうために一生懸命になっている。本末転倒である。

人間は神ではない。人間は不完全な生き物だと認め、自分の利益だけを追求して生きていく。

その結果、それが他人にも役立つものです。日本人の教えは順序が逆だったんです。まずは自分。そしてその追求が他人のためになる。

僕がトレードに最も魅力を感じている部分を今日は書いてみた。

 

すべては自分の行動次第!
完全なる自己責任の世界!
これはトレードだけです。

 

だからこそ、これは…

・言いたいことが言える。
・やりたいことが出来る。
・誰にも依存しない。
・逆らえない人をもたない。(妻だけ笑)

という完全なる自由にも繋がるのです。自由を掲げる人も多いが、本当の自由とはこういうことです。そろそろ本気でトレーダーを目指しませんか?

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!