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「失われた30年」ではなく「失われた一生」になります…そうならないようにFIREを目指そう!

FIRE

今の日本は想像以上に「生きづらさ」「息苦しさ」「絶望」を感じている人が多い様です。でも何となく分かります。この国は未来に期待できないですからね。

僕も今回の衆院選挙、はじめて「白票」を投じました。単純に期待できる政党もないし、応援したい政治家もいなかったから。

きっと僕と同じ思いの人は多いんじゃないかな。政治の話をすると炎上するので嫌なんだけど、現時点で政権を取っているのは自民党です。

しかし忘れてはいけませんよね。この国での多数派は「選挙に行かない派」です。選挙に行かない理由は様々です。でもNHKの調査では「行っても何も変わらないから」が8割ほど。

つまり、政治には何も期待してない人がこの国では圧倒的多数派なんです。自民党支持よりもこっちの方が多いんです。これに対して賛否あると思いますがこれが事実です。

だってそうでしょ。僕だって岸田総理にはほんの少し期待してました。だけど、看護師の賃上げニュース見たでしょ。たった4000円ですよ…

この2年間、自分の命を削って働いてくれた方達の昇給がわずか4000円って…中学生が高校生になった時に上がるお小遣いレベルです。マジで失礼極まりないよね。

皮肉にも同時期にスタバの時給が上がったというニュースも話題になりました。スタバは時給1900円です。1200円から約700円の賃上げです。時給ですからね。たった一日働けば、もう看護師の月給賃上げ越えです。ただ、これは米国の話。日本の話ではありません。

まだあります。英国では政府主導で6.6%の賃上げを発表。日本円にすると時給100円の大幅値上げです。日本の労働環境に当てはめると月間で約2万円の賃上げになる計算。

英国スナク財務相は「この政権は働く人々の味方だ。今回の賃上げで仕事に見合った報酬が得られるようになる」と述べています。

また、OECD(経済協力開発機構)によると、日本の平均賃金は加盟国34カ国中22位です。これはアメリカの約半分の賃金に値するそうです。

日本以外の先進国はどこも給料が上がっているのに日本だけはジワジワ国民が気付かない程度に少しずつ下げています。一気に下げると暴動が起きるから。

じゃあ、その給料はどこへ行ってるのか?日本政府、一部の大企業、海外流出です。「失われた30年」とよく言われますが、この調子でいくと「失われた一生」になりますよ…

そんな中、若者に「選挙へ行こう!」「政治に興味を持て」と言ってもそれは無理でしょ。だから若者はある意味賢い。政治を変えるのではなく自分たちだけの幸せを考えるようになったんです。

でもね、僕も考え直しました。こっち方が正解なんじゃないかなって。僕達は良くも悪くも政治に期待し過ぎていました。でも政治家だって神じゃない。出来ることと出来ない事がある。最低限のことだけをしっかりやってくれたらいい。

それに、やっぱり期待するから腹も立つ。今の若者のように期待しない、無関心でいれば穏やかに過ごせます。

こうして若者は政治に期待せず自分たちの幸せだけを考えるようになった。どうしたら自分たちが幸せに暮らせるか?そうして出した結論がFIREです。

給料を上げることなく幸せに暮らす、ヨーロッパ型のライフスタイルを目指そうと。だから実はFIRE達成者の6割は40才以下というデータもあるのです。今の日本に見切りをつけて早々に資本主義社会から脱却を決めた人達です。

話は少し変わりますが、僕は常日頃、こう言ってきました。

「月収200万円が一番シアワセを感じるレベル」

今もこの考えに変わりはありません。理由は一番バランスがいいからです。月収100万円だと意外と買いたいモノとか受けたいサービスを受けることが出来ません。

例えば車が欲しいなーと思った時、月収100万円だと車種によってはローンになります。でも200万円あればたいていキャッシュで買えます。僕の趣味はバイクなのですがバイクも9割ほどの車種がキャッシュで買えます。

他には旅行も行きたいときに行けるし家電、洋服、家具、欲しいものを我慢することはありません。でも月収100万円のときはこれが出来ませんでした。

「じゃあ、もっと上の収入でもいいのでは?」

と言われるかも知れませんが、これより上になると色々面倒なんです。一人の力では難しくなるのでどこかの企業と契約を結んだり、他の起業家とジョイントする必要があります。こうなると色々面倒が増えて、結局、収入増がストレスに置き換わるので何のために稼いでいるのか分からなくなります。

それに200万円ぐらいの収入だと目立ちもしないし叩かれることもありません。だからあなたにも最終的にはこの月収200万円を目指して頂きたいのですが、その前段階として必ずFIREの思想が入ります。

僕が月収200万円で幸せを感じるには実はある条件があるのです。それは生活レベルを上げない」ということ。うちは家族4人で毎月の生活を20万円程度で暮らしています。

めっちゃ質素です(笑)多くの人は月収200万円になると生活レベルも200万円になります。これをやっちゃうと何の意味もなくなります。結局、どうしたら幸せを感じられるかというと単純な話、収入と生活レベルのバランスです。

今の日本人の多くは【収入<生活レベル】こうなっています。

もしくはこうですよね。【収入=生活レベル】これでも幸せを感じることはありません。

【収入>生活レベル】これが理想で今の僕はこれ。この方程式でこの差が大きければ大きいほどいいのですが僕の場合は【10:1】ぐらいの割合です。だから残りの9で好きなことが出来ます。

ポイントは生活レベル。生活レベルは低ければ低いほどいい。生活レベルというのは早い話、決まった支出です。家賃、住宅ローン、光熱費、スマホ代、保険、車のローン、学費、食費…などなど。

FIREは合理的に生活レベルを極限まで下げます。だから出ていくお金が少なくお金のストレスがほぼない状態。この状態になってはじめてビジネスや投資、トレード、または好きなことに集中できます。

ここでようやく前半の話と繋がってきますが、このレベルになると政府の対応、政策なんて
まったく関係なくなります。だから言葉は悪いですが、誰が総理になりろうが、どこが政権を取ろうが関係ない。

僕は立場上、なかなかそういうことは言えませんが、本音は今の若者と同じです。選挙?勝手にやって。どこが政権とろうが僕の生活には何の影響もないから。っていうのが本音ですね(笑)

FIRE。
最高の生き方です!

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バリストFIREという新しい生き方のご提案。いつもありがとうございます、太田です。 あなたは最近話題のFIRE(ファイヤー)という言葉をご存じですか? 日本人にFIREって...
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takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!