コラム

本質的な話。変えられることだけに全力投球!

本質

変えられるものと変えられないものを知っているか?

これはある意味、決定的な違いかも知れない。結果を出す人と、そうでない者、成功者と成功できない者。今日は本質的な話です。

成功者、結果を出す人というのは、自分で何が変えられて、何が変えられないかを知っています。そして変えられることに全精力を注ぎ、変えられないことには、一切パワーは使わない。

逆に成功できない人というのは、変えられないことに一生懸命になってるように見えます。よく言われることですが、他人を変えることは出来ません。

「あの人に分かってもらおう」

なんて考えは愚の骨頂。恋愛を見ると、それがよく分かる。モテない人というのは男女問わず、相手の気持ちを変えようと必死になる。一生懸命LINEの文章を考えたり、相手が喜ぶことは何かを必死に考えてる。

だけど、伝わらない。そして言うこともみんな一緒。
「なんでLINEの返事くれないの?」
「なんで俺の気持ちが分かってくれないの?」
「どうしたら、俺とデートしてくれるの?」

と…これらはすべて、「分かってもらおう」とする行為、すなわち相手を変えようって思考です。もっと乱暴な言い方をすると相手を支配したい。

片思い

一方、モテる人というのは、モテない人が一生懸命LINEをしてる間も己を高めることに一生懸命になる。

“自分に変えられることは何か?”

モテる人はそれを知っている。だから、好きな人ができて片想いになっても、相手に分かってもらおうとか、自分の気持ちを一生懸命伝えようとはしない。

「すべては己しだい」
自分の中に答えがあることを知っています。だから、自分には何が足りないのかを分析し、それを補うことだけに集中する。

筋トレしたり、稼ぐ力をつけたり、外見を磨いたり。自分を成長させることが結果として、相手を振り向かせることだと知っています。

課題の分離

これが、アドラー心理学でいうところの、「課題の分離」ってこと。これは、誰の課題なのかを考え、相手の課題には一切、踏み込まない。

恋愛で言えば、あなたを好きになる、ということは相手の課題であって、あなたの課題ではありません。そこに介入してはいけないのです。そこに介入せず自分の課題のみに集中する。

教育も一緒。例えば子供に勉強させたい時、「勉強しなさい!」と言えば言うほど、子供は反発し勉強を嫌いになっていきます。これは親が子供の課題に介入しているから。

じゃあ、どうすればいいのかというと、自分が楽しそうに何かの勉強をしている姿を見せればいいんです。すると子供は「学ぶこと」に興味を持ちだす。

子供

子供にゲームを止めさせたいなら、「やめなさい」って言っても無駄です。子の課題に介入すると反発しか起きません。ゲームを止めさせたいなら、ゲーム以外であなたが楽しめばいい。すると、子供はそれに興味を持ちだします。

もう忘れた?年金問題

相手を変えようと思っちゃいけない。自分に何ができるかを考える。少し前に話題になった年金問題も同じことが言えないでしょうか?確か年金2000万円足りないんですよね?!

そこで政府や金融庁が間違っているか、間違っていないか、責任はどこにあるのか?そんなことを追求しても、あなた自身の将来には何の役にも立ちません。

だって、責任を追及して年金増えますか?まあ、気持ちはスッとするかも知れない(笑)でも、それだけ。それだけのためにデモやらなんやら文句を言っても状況がよくなるわけではない。

もし、twitterで文句言えば、年金が増えるっていうんなら僕も叫びます。だけど、一個人が叫ぼうがデモをしようが何も変わりません。もう決定事項。だったら、起きていることを、あるがままに受け入れて、対策を考えた方が利口ではないでしょうか?

この考えはある意味、民主主義の根幹を揺るがす考えかも知れない。言い方を変えれば…
「政府の決定だから仕方ない。勝手にやって」って言ってるんですからね。

でも、現実問題、政治を変えようと思ったら、自分が政治家になるしかないんです。僕にはそんな力ない。あなたにはあるんですか?

無いのなら、あるがままを受け入れ、自分と自分の大切な人を守る最善策を考える。それがデモや愚痴とは到底思えない。

ピンチはチャンスか?それともチャンスもピンチか?

これは日本人にとって、ホントに大チャンスだと思います。コロナでみんな忘れてるけど「年金は減額される」ということは、もう間違いないでしょう。この事実を受け入れ、対策に動く人は、それこそ、年金どころの金額じゃない、億を超える資産を手に入れられるかも知れない。

チャンス

だけど、この事実を受け入れられないか、もしくは、この問題を先送りする人は、悲惨な老後が待っていると思う。

ピンチはチャンスか?それともチャンスもピンチか?

あなたの考え方次第です。

ABOUT ME
takayukiota
2007年にサラリーマンを辞め独立。ネットビジネス、トレードを行いながら今日まで生き抜いてきました。これからはスマートビジネス、つまり組織に頼らず個人で活躍する時代が来ると思いますので、このブログが少しでも役立てば嬉しいです!